2017年8月24日木曜日

296. ボクスター981総括と今後

ポルシェも次から次へといいクルマの発表です。まさにオンパレードで圧倒されそうですね。僕がボクスター981を新車で購入したのが2012年11月です。その時は自然吸気エンジン6気筒でしたが、今は4気筒ダウンサイジングターボとなり、911も全てのモダルがターボ化されました。

「大分、変わってきたな〜」って思います。

10月で2回目の車検なので、ここでボクスター981を買って思ったことの総括をしたいと思いました。

新車で購入したのは、2012年11月でした。主な仕様は以下の通りでした。

モデル: ボクスター981の素モデル(265馬力という可愛い奴)、MT、右ハンドル、スポクロ、後に社外品でマフラー交換、ホイールはS仕様

現在の走行距離は、27000km(最初の年に12000km走行し、翌年は8000km)。3〜5年目は
年間2000km程度に落ち込んでいます。理由は単に仕事が忙しくなり、走っている時間が無いという理由だけで他には無いです。走るのに飽きたとか、ボクスター981のMTで走る意義を見いだせないということではないです。むしろ、ますますボクスター981のMTで走りたいと強く思っているほどです。つまり、5年経過してもまだ愛は大きくなるばかりでして、手放す理由は1つもありません。

総括として、丸5年経過しましたが、ボクスター981の右ハンドルのMTに対する僕の評価は、「100点満点で500点ぐらい」と言えるでしょうか。不満点はゼロと言ってもいいです。
大切な愛車ですから点数が甘くなりがちです。勿論、ボクスター981に全く求めていないことは下記の通りです。


1. 大人が4人乗車できること。あるいは大人2人が快適に長時間ドライブが出来ること。
2. 荷物がたくさん入ること。ゴルフバックが積めること。
3. 僕以外の人(妻等)も簡単に運転できること。
4. 燃費がいいこと。
5. エンジン音が静かなこと。
6. 視界がいいこと。
7. 日常の普通の使い勝手がいいこと。お買い物その他。


上記の7点は僕は採点基準には一切、入れておりません。というか、ボクスター981に全く求めておりません。


ボクスター981のMTは僕だけのオモチャであり、妻や親、親戚、友人と一緒にドライブすることは皆無です。ボクスター981の運転は僕1人だけの独占空間であり、運転の目的は移動ではなく、運転自体を楽しむためのものです。僕にとってのボクスター981の立ち位置は、普通のマイカー的な位置づけとは全く異なります。


従って、上記の「1~7」は全て採点基準から外しています。981ボクスターはゴルフバックは積めません。又、クラッチは重いです。少なくとも、86やWRX STIよりもかなり重いです。勿論、もっと重いクルマはたくさんあります。そういう重いクラッチに慣れた方が981ボクスターのクラッチを踏んでも「重くないです」と答えます。しかし、86やSTIのクラッチを踏むと、981ボクスターのクラッチを踏みなれた僕には、「フニャフニャ」に感じてしまうのです。そんな感じですから、渋滞時にはクラッチの重さ、クラッチ操作の面倒さが、移動目的のドライバーには気持ちの良いものではないと思います。


燃費はリッター7~8km程度でしょうか。首都高速を2速、3速のみでエンジン回転4000~5000が常時の割にはかなりいいと思っています。通常の6速走行で高速を時速100km走行しますと、リッター12kmは確実に上回ってきます。街中でも普通に運転しますと、8~10kmぐらいですので、僕には合格です。BMW528が7~8kmなので、互角かちょっといいぐらいです。


エンジン音はマフラー交換していますので、はっきり言って、大きいですし、けたたましいです。これも普通の人には間違い無く「不合格」でしょう。


クローズド状態では、後方視界はかなり悪いです。車庫入れの際は最悪です。日常使いには正直、使い勝手は悪いです。慣れれば悪くはないですが、良くは絶対にないです。


そんな感じです。普通のカローラとかクラウン、ミニバン等と同じ目的で使うとしたら、間違いなく「不合格、最悪」となりますが、僕の場合は移動手段ではなく、アンチエイジング目的の運転の楽しみだけを追求するクルマですので、「500点」となり、不満点は無いということになります。


新車購入5年経過しても、故障は全くなく、絶好調を維持しています。南千葉サーキットでも長時間走行で全く悲鳴を上げることなく、楽しめました。981ボクスターでのエンジン全開6時間、1人耐久選手権は今でも忘れることはできません。ちなみに、BMW320Dで南千葉を走った時、一発アウトで故障しました。。。。 負荷がかかり排気系統に支障が出て、ディーラー送りとなりました。。。 部品が外れてしまったようです。同じトラブルが先日、BMW2シリーズのユーザーさんで出ました。初めての南千葉で、初ドリフト経験で、一発アウトでレッカーとなりました。


負荷をかけた走りをすると、壊れないと言われている日本車でも壊れることがよくわかりました。普通の街中の通常運転時と負荷がかかったスポーツ走行では、クルマへの負担がまるで異なるんだな~って思いました。その点、ポルシェは結構頑丈じゃないかと思ったのです。逆に街中の真夏の渋滞運転等が続くと意外な不具合があるかもしれませんが、僕の場合はその経験は過去5年では一度もありません。


新車購入後5年間で、981ボクスターでの不具合は一度もありませんでした。絶好調キープ状態です。これが僕の場合の結果です。電気系統のトラブルもありません。エンジントラブルもありません。実に信頼性が高いな~って思っています。今後も手放すことは無いですが、これからの5年間でどういうトラブルが発生するか楽しみです。


エンジンパワーが265馬力しかないことは最初から分かっていました。はっきり言って、パワー小さいです。しかし、自分の場合、弱みを強みにしています。常にエンジン全開モードで走っています。パワーが無いので全開モードを逆に楽しむことが可能です。エンジン音は爆音となりますが、ポルシェライフをエンジョイしています。


そんな感じで、新車購入後5年経過しても、981ボクスターのMTは自分にとって最高のオモチャであり、可愛い相棒とての立ち位置です。相棒ではありますが、ゴルフや旅行、家族とのドライブには一切使用していません。逆に言えば、ボクスター981は他の家族にとっては全く不要な存在となっています。クルマを複数台持つ必要があり、そこが最大の弱点となります。コスト的に一番大きな課題となるでしょう。そのために仕事を頑張らざるを得ないということになります。


こんな感じですので、ボクスター981のMTを購入して本当に良かったな思っています。右ハンドルですから日本の交通事情では使い勝手が良いです。ポルシェでは左ハンドルに拘る方がいますが、僕は全く右で問題無しです。逆に右ではないと僕はイヤです。ここは日本だからです。イギリスやオーストラリアも同じ右ハンドルですが、ポルシェを左ハンドルで乗っている人はいません。恐らく1人もいないでしょう。日本ではペダル配置が問題だと言う方もいます。もし、問題ならば、あのモータースポーツの産みの国のイギリスのプロドライバーも左のポルシェで運転を行うでしょう。何故、イギリスのプロドライバーは911GT3でさえ右ハンドルで運転するのでしょうか。日本ではGT3の右ハンドルは輸入すらされておりません。イギリス、オーストラリアでは911GT3は全て右ハンドルです。ペダル位置がどうのこうのと言っているドライバーはいないんです。「自分の国は右ハンドル通行が基本だから、ポルシェよ、右ハンドルをキチンと入れてくれ」。それが理由です。僕もこの考え方に全く同感でして、ペダル配置がどうのこうのよりも、「まずは日本という国を尊重してくれ」が僕には大事です。イギリス、オーストラリアでは、あのフェラーリ、ランボルギーニも右ハンドルなんですよ。左ハンドルのフェラーリは基本的には無いです。恐らくペダル配置に若干の違和感があるかもしれません。しかし、この2国では、フェラーリだろうがランボだろうが、右と決めたら右なんです。


日本のドライバーは極めて真面目でして、左ハンドルになったポルシェ、フェラーリを「現地仕様そのものであり、運転しやすく、本来価値をキープしている」ものとして捉える傾向があります。僕はこの考え方は極めて真面目であり、日本人らしいな~って思います。現地のオリジナル仕様を尊重し、その仕様そのままであることが運転しやすく、クルマの本来の操作がやりやすいのだと捉えるからです。


ポルシェ、フェラーリ、ランボなどの小量生産車は、本国仕様の方がリスクが無く、操作もしやすいはずだという考え方ですね。。。 確かにそれも理解できます。


ペダル配置は慣れの問題だけだと僕は思っています。少なくとも僕は右ハンドルの981ボクスターのペダル配置で違和感を感じたことは一度も無いです。但し、ペダル配置は明らかに左寄りです。左ハンドルのペダル位置とは明らかに異なります。


以前のブログでも述べましたが、アクセル基準かクラッチ基準かだと僕は思っています。アクセル基準ならば、右ハンドル車は明らかに左寄りです。しかし、クラッチ基準ならば、逆に左ハンドル車のクラッチ位置は明らかに右寄りになっておりまして、僕は左ハンドルのポルシェに乗ると、体がよじれてしまい、相当な違和感があります。左足が常に右寄りに持っていかないとクラッチが踏めないような違和感を感じてしまうんです。これも左ハンドルに慣れたドライバーは、「全然普通で、こっちの方が本国仕様でもあるし自然だよ、普通に運転しやすいよ」と言います。でも、僕には、「体と足がよじれ、シンドイです」と言う感じです。しかし、アクセル位置は左ハンドル車の方が明らかに自然でまっすぐに足を伸ばせば、その先に見事にアクセルペダルがあります。逆に右ハンドル車の場合、左足をまっすに延ばせば、その先に見事にクラッチがドンピシャであります。両足共に、まっすぐにのばせばドンピシャでペダルがあるという訳ではないです。


911(930ターボ)のユーザーである知り合いが、「何度乗っても930の左ハンドルのペダル位置は不自然だ。体がよじれるよ。どうして、こんなペダル配置のクルマを速く走らせることが出来るんだろうね~。慣れって凄いね。」と言う人がいるぐらいで、左ハンドルのユーザーであっても、右ハンドルのMTも共有しているユーザーには左ハンドルのポルシェのMTに違和感を覚える人がいるのかと。。。 僕は964のMTに乗った時、体がよじれて違和感が相当にあったです。つまりこれも慣れだけの問題かと。数日で慣れるだろうなと。


このポルシェのMTの右ハンドルか左ハンドルかの問題は、あくまで感覚的な問題であり、人によって感じ方が異なるというのが結論です。


但し、製造的視点で言えば、ポルシェの右ハンドル車の生産量は左ハンドル生産量よりも圧倒的に少ないでしょう。主市場のアメリカ、ドイツ、中国が左ハンドル仕様だからです。イギリス、オーストラリア、日本は市場としては小さく、左ハンドル仕様の国向けの販売量の恐らく10%程度あるかないかでしょう。そうなりますと、生産量が無い分だけ、製造リスク、仕様欠陥発生リスクが上がります。メーカーの経験値もたまりません。その意味で、右ハンドル車はポルシェ、フェラーリのようなメーカーには製造リスク、仕様欠陥発生リスクがあり、モノづくり大国のジャパンで住む者としては、「左ハンドル車の方が無難だ」ということになります。これは、モノづくり大国のジャパンならではの考え方であり、この考え方は僕は納得です。おっしゃる通りだと思います。


但し、運転しやすいか否かという視点で言えば、「単なる慣れ」の問題かと思います。


ポルシェの右ハンドルか左ハンドルかの議論は、結果的に「慣れだけ」の問題ですが、モノづくり大国のジャパンならではの考え方として、「右ハンドルの小量生産車は製造リスク、仕様欠陥発生リスクが大であるのでモノとして万が一のトラブルが発生することが左ハンドルに比べて高そうだし、万が一のトラブルが仮に発生した場合、対処方法のノウハウが左ハンドル車に比べて蓄積されていないのじゃないか。従って、対処が遅れたり、コストが高くなるのではないだろうか」と考える人がいると思われます。その意味では、僕も実は同感です。


それでも、僕が右ハンドルを選んだのは、「ここは日本であり、右ハンドルが圧倒的に運転しやすい。ペダル配置は慣れ」と思っていたからです。そして、右ハンドルの981ボクスターが来た時、「右ハンドルで全く問題無かった。良かった」と思いました。左ハンドルを購入した人も、「アレっ、右ハンドル車でも全く問題ないね」と言っている人が多かったです。


フェラーリの右ハンドルは僕は乗ったことが無いのでわかりません。しかし、イギリス、オーストラリアでは右ハンドルのフェラーリ、ランボです。乗ってみたいです。。。


こんな僕ですが、今後のことをいろいろ考えてみました。仕事は頑張ることが大前提です。好きなクルマを複数台所有しているので、普通の人の数倍、頑張ることが必要でしょう。人が5時間働くならば、自分は15時間働く、あるいは20時間働くぐらいの気合が無ければ厳しいと覚悟を決めています。現在、何だかんだで4台所有ですが、どれもが理由があり手放すことが出来ません。お金のことを考えるならば手放したいです。しかし、どれもが可愛い相棒であり、苦楽を共にしてきた可愛い奴でして、手放すと自分の過去の人生が吹き飛んでしまうのではないかと悲しくなります。持っている車4台全部合計しても、911ターボSが買えないですよ。ですから、4台所有としても、実は911ターボSユーザーよりも購入費用はコスト安です。駐車場代、車検、税金、保険を入れると、911ターボSを1台所有するよりも全然かかってしまいますが、仕事でも相当に使っており、金を稼ぐ道具にもなってくれています。911ターボSは所有しても、機材運べませんし、金を稼ぐという観点からするとパフォーマンスは落ちます。


そんな状態ですが、仕事を人の数倍頑張り、成果が出たら、どうするんだろうってまたバカな妄想が顔を出すんです。稼いでもないのに、「もし稼げたら、...」という僕の得意技です。


稼げたら、GT3のMTだとず~と思っていたのですが、ここにきて急浮上してきたのが、フェラーリ488GTBでした。妻に内緒で関連本を買い漁り、コーンズやスクーデリアに電話をしたりと。さらに、駐車場に格納できるかといった寸法チェックも入れました。


本体価格が3,070万円、平均的なオプション金額300~400万円で、保険抜きの合計がコミコミで3,600万円ぐらいですと言われました。


「ニャ~るほど!!」


3,600万円かと。。。 


しかし、3,600万円の現金を用意することはまず不可能だと思いました。 


911Sが2台買える金額じゃなと。僕は中小零細企業やっているので、ローンでモノ買ったことが無いです。住宅もローン購入は厳しい身です。現金がたまってから買うという歴史でした。逆に言えば、よく現金ためたな~、オレ頑張ったな~って思う時があります。サラリーマンやっていた時、29歳で最初のマンションを35年ローンで買いました。その時、源泉所得税書類を貰いに行った経理部長から言われたことを一生忘れません。


「驚いたよ。何に驚いたかって。あなたがマンションを買ったこと。こんなに給料が安い人でもマンションを買うんだって驚いたよ」と。僕はその時、この経理部長をぶっ殺してやりたいと思いました。くそっ、この野郎、いつかお前の何10倍の給料取りになってみせると、、、、は思いませんでした。。。。。。 この時はただただ悲しい気持ちでした。住友銀行から天下ってきた経理野郎がくそ偉そうなことを言ってやがると。悲しい気持ちでしたが、いつかは何10倍とは言わず、数倍の給料がもらえるように頑張ろうとは思いました。その時のバカにされた悔しい気持ちは今でも鮮明に残っていますし、僕の原動力になっています。同じ年齢でも住友銀行からの出向社員の方が2倍ぐらい高い給料をもらっていました。悔しい気持ちで一杯でした。


29歳当時の僕の給料は、毎月の手取りが20万円ありませんでした。ボーナスは50万円あったかないか。年収は額面で360万円くらいでした。住宅ローンの審査に落ちたので、引退していたオヤジの年金と合算して、連帯債務になってもらったのですね。好きなオンナと結婚するために、必死の思いでマンションを買ったのですね。当時の価格で60平方メートルで3,990万円でしたよ。東京都心まで電車で約1時間弱の立地。千葉県松戸市の江戸川沿いに買った新築マンションでした。ローンの返済は毎月の給料20万円弱から8万円を引き、固定資産税、管理費用をさらに引くと、手に残るのが毎月8万円ほど。そこから食費と電気・ガス・水道代を払うという。払えないので、会社に黙って、夜のアルバイトをしていたのですね。そのアルバイト代が毎月、7~8万円ぐらいだったです。それで乗り越えました。今考えるといい根性していますよね。


ボーナス払いは夏、冬合わせて全額ローンの返済で消えました。貯金は勿論ゼロです。この時は当然、クルマの保有は無しです。欲しいどころではなく、どうしたら住宅ローンが返済できるかってそればかり考えていました。車のことは頭の片隅にもなかったです。


そして、今のカミさんと結婚(と言っても2度目ですが)。33歳でしたね。33歳の時、カミさんの貯金で最初の車を購入しました。今でもはっきり覚えています。2800ccで170馬力のかっ飛びのゴルフVR6で、新車で全部コミコミ309万円でした。この309万円の全額をカミさんが払ったのです。


クルマが欲しかった僕ですが、クルマのことが頭の片隅にも無かった状態が離婚後(離婚してすぐに車を売却)、7年クルマ無しでした。


そうことで、309万円全額をカミさんに払ってもらうことで、持てないと思っていたクルマライフがまた始まったのでした。その意味でカミさんに感謝、感謝でした。そのゴルフVR6には43歳でランクル100を買うまで10年乗り、親友に譲りました。ランクルは大学時代からの夢でしたので、その夢が実現したのが43歳の時でした。納車の時は今でもはっきり覚えています。納車初日は、あまりの車体の大きさに体が震えていました。それで近所のスーパーマーケットに行ったから大変でした。狭い駐車スペースに馬鹿でかいランクルをうまく駐車できるかと。。。


ギリギリのスペースにバックで入れなくていけない状態でした。僕の後ろにはたくさんの車が待っていました。カミさんは先にスーパーに行ってしまい、1人で駐車できるかです。


そして、僕は叫んだのです。覚えています。歩道通行人に声をかけました。


「すみません、ちょっと助けてください。後ろ見ていて頂けますか!!」


親切な人でした。うまく誘導してくれて初めての駐車が終わりました。数分かかったと思います。背中は汗でびっしょりでした。。。。


その後、53歳の現時点までランクル100は仕事、ゴルフ、旅行の重要なパートナーとなってます。金沢も行きました。伊勢神宮には年末に毎年、ランクルで行っています。まさにホンモノの相棒ですね。有難う、ランクルよ。時に、ランクルの中でギターをかき鳴らしています。実は練習場にもなっています。ランクルの中で僕は数時間、ギター練習をしてしまうんですね。あと、10年、いや20年は使うでしょう。


そして、48歳でボクスター981のMTを新車で購入。。。。 そして5年経過。


他、過去10年では、ハイエース、タウンエース、プロボックス、プリウス、ミニクーパーS、JCW、BMWツーリングD、BMW528iラグジュアリーを社用車にして来ました。現在、BMW528iが社用車として活躍中です。査定が悪すぎて、赤字になるので売却を断念したのは先日のブログで記述した通りです。1年所有で600万円も価値が落ちるとはです。。。 BMW地獄!! 


フェラーリ488GTBに話を戻します。


全部コミコミ、3,600万円。クレージーな価格です。現金買いは500%無理かと。。。


ディーラーの担当者からいろいろ話を聞きました。初めて聞く面白い話ばかりでした。


488GTBというかフェラーリの話です。


バッテリーは乗らないで数週間放置していると上がってしまうこと。間を開けずに乗らないとバッテリーがすぐに上がってしまうことは初めて知りました。ドライブ出先でバッテリーが上がってしまう人もいるとか。。。。 


10年乗っても、新車時の75%の査定価格の人がいるとか。フェラーリは年数ではなく、走行距離で査定が決まるというのも初めてしりました。新車購入後で1年目で50,000km走ったフェラーリと10年目で10,000km走ったフェラーリでは、10年目のフェラーリの方が圧倒的に査定価格が高く、推定で新車時の約75%つくと。逆に50,000km走ったフェラーリは仮に1年目でも査定はかなり悪くなると。1年間の走行距離が2,500kmぐらいで計算しているようです。とすると、走行距離50,000kmだとすると、一般の車で言うと、約20年乗ったことになるので、査定はほぼゼロになりますね。逆に10年間で5,000kmだとすると、2年乗ったことになるので、査定は新車時の75%が維持されると。


普通の査定方法とは違い、走行距離でフェラーリファイナンスが査定すると。。。1年間2,500kmが目安かと。


フェラーリユーザーの多くが新車購入から平均で年間で2,500~3,000kmと言っていました。走れば走るほと価値は落ちると。1年間で50,000km乗ったら、価値はゼロになりますとは凄い話でした。


とすると、フェラーリ買っても、「殆ど乗らず、年間で約2,500kmぐらいを少しばかり走るだけ」となりますかね。。。。


それで走ることが好きな僕らは納得できるかって言いますと、楽しくないっすよね。やはりクルマは走って何ぼですから。もし、僕がフェラーリを買うならば、下取りはゼロになってもいいから走り倒すことを目的にしたいです。981ボクスターも走り倒したいです。ボロボロになるまで走りたいですね。走りの味を体に染み込ませ、僕は最後に棺桶に入るつもりです。所有する喜びはどうでもいいです。スポーツなんですね。走る喜び、操った喜びなんでしょうね。化け物を自分でコントロールする喜び。フェラーリユーザーの多くが、奥様と買い物に行くとかそんな使い方をしているので年間走行距離は2,500km平均だと。


そんなフェラーリの事情を考えると、自分には適さないと思いました。パテックフィリップの時計と同じですよ。汗かいたら時計に影響があるので汗かかないような状況で着用するのが望ましいですと販売員から言われたことがあります。「オレには無理だ」と思いました。


オレは査定ゼロになるまで走りたいと。査定とかケチケチやるの好きではないです。好きだから乗る、走りたいから走る。走るのが楽しいから走りたい。フェラーリがあれば、ガタガタになるまで乗り倒したい。そんな気持ちです。そんなフェラーリの走りが出来るようにするためには、一体、どれだけ稼がないといけないのか。。。。 今の自分には無理ですし、目標とするには違うかなと。。


やはり、僕はポルシェが好きかもと。。。 GT3のMTが買えるようになりたいな~って。。。
そんなことを考えて、またコンフィギュレーターで遊んでいます。。。


仕事に戻ります。高校野球も終わったので、大分落ち着きました。しかし、広陵の中村くん、凄かった!! カッコ良かったです。







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