288. 911ターボカブリオレに試乗、驚愕、BMW528よ、さようなら

以前、取引先の方に僕のボクスター981で首都高速を約2時間試乗してもらいました。
その方が何と911ターボカブリオレPDKを購入したのです。そして、私も助手席ですが、試乗させて頂きました。海ホタルまで行きました。


結論ですが、「化け物、モンスター」でした。500馬力オーバーのパワーを味わいました。恐ろしいと思いました。モンスターとはまさにこれだと。。。


僕のボクスター981は素モデルMTで馬力は僅か265馬力しかありません。911ターボの半分しかありません。その差は歴然でした。


モンスターVS柴犬の赤ちゃん　という感じでしょうか。


馬力があることの面白さを味わうことができました。又、カブリオレであることを忘れるほどの鬼の剛性感。


文句無し、素晴らしい。


何か文句あるんですか？　どうだ！！　っていう感じの素晴らしいクルマでした。何もかもが文句のつけようがなかったです。R35GT-Rで感じた物足りなさを911ターボでは感じることは無かったです。剛性感があるのに時速100kmでも怖いという感度の素晴らしさ。R35GT-Rでは時速100kmでは死ぬほど怖くないというか、死ぬほどあっけないものでした。


しかし、911ターボでは、時速100kmでも怖さを感じます。安定していますし、剛性感は抜群ですが、怖い感じを伝えてくるのです。まさにスポーツカーです。


「あ～、オレも911ターボが欲しい」って心の底から思いました。


そして、僕のボクスター981の素モデルに次の日、乗ってみました。


そして思ったのです。


「アレっ、糞楽しい。それどころか死ぬほど楽しいじゃんかよ！」


確かに馬力は265馬力と非力です。しかし、何でこんなに楽しいのか。


「全然、ボクスター981の素モデルでいいじゃないか」と真面目に思いました。


確かに馬力は非力ですが、エンジン回しまくる面白さがあるかなと。僕は首都高速では2速、3速以外は殆ど使いません。エンジンは常に全開モードです。911ターボで全開モードで首都高速で走ると命の保証は無いでしょう。981ボクスターでは常に全開モード走行であり、これがたまらんのですね。ポルシェエンジンを常にフル回転で唸らせているわけです。


「超気持ちいい～！！」


まさにこんな気持ちになるのですね。。。。　また、MTということもあるのでしょうね。ボクスター981の6速MTは僕には最高です。相変わらずクラッチの繋がり具合、ギアのカチカチ感は最高なんです。これは購入して約5年近く経っても全く変わることはありません。


まさにご機嫌なボクスター981のMTです。大人のオモチャとしてこんなに楽しいもんないわって気持ちになります。新型GT3には6速MTも用意されますね。911の7速MTでないことがポイントですよね。911の7速MTがボクスター981の6速MTよりも相当にダルいことは何度も記述してきましたが、やはりGT3には6速MTが用意されたのですね。これは本当に嬉しいニュースですよ。


GT3の6速MT買う人、羨ましいな～って思います。


会社の方は独立後15年近くが経過しました。2日後の4月7日で男53歳になります。決算を無事何とか終えました。何とか生きている状態です。ボクスター981の素モデルを新車で購入してこちらは約5年近くになります。今では僕の相棒としてこんなに頼もしい奴はいません。


とりわけ、過去5年間は大きな変化がありました。会社の方は大手企業の下請け仕事から完全に脱却し、現在は下請け仕事は一切ゼロとなりました。完全独立企業となりました。大手企業の方達と上野で朝まで飲み明かした生活は今ではなくなりました。現在は、妻と毎日、仕事後に楽しく酒を楽しむ穏やかな日を過ごしています。


また、5年前にボクスターを購入したことで、クルマ観が劇的に変わりました。スポーツ走行がこんなに楽しいなんてと思い、当ブログを始めました。テーマはアンチエイジングでした。当ブログで知り合った方とも実際にお会いしました。皆さん、とても素晴らしい方ばかりでした。仕事もクルマも楽しんでおられる方ばかりです。とても勉強になりました。彼らに負けないようにオレも頑張ろうって思いました。


また、南千葉サーキット、車楽人スクールでさらにクルマとの付き合いが変わりました。ここで知り合った方から指導して頂いたこと、感謝が100個あっても足りません。僕のこれまでの人生の中でも最も大きな喜びを与えてくれた出来事の内のトップ7に入るでしょう。


重要な出来事は、1番目が「27歳の時の転職」でした。2番目が「33歳の時の再婚」です。3番目が「33歳の時に素晴らしい上司、先輩方に出会って仕事の取組みが劇的に変わったこと」でした。4番目が「39歳の時にサラリーマン辞めたこと」、5番目が「48歳の時のボクスター購入！」でした。6番目が「48歳の時の南千葉サーキット、車楽人スクールでお世話になったこと」、7番目が「50歳での大手企業の下請け企業からの完全脱皮」です。


そして、実は8番目の出来事に向けて邁進しています。


お恥ずかしい限りですが、「マザーズ上場」を目指すことにしました。現在の力は全く足りないのですが、目標としてマザーズ上場を目指そうと決意しました。自分よりも20歳近く若い人達が堂々と上場している姿を見て、


「オレは一体、何をやっているんだ」という気持ちになってきました。


社会に貢献したいと上っ面では言っていますが、実際は節税とか、セコイことやったりもしています。節税で浮かしたお金でクルマの費用に充てたりもしてきました。また、クルマの維持費用も会社経費で落としたりと。


上場して社会責任の大きさで闘っている若者と比較して、オレは何てセコイ奴なんだって思うのです。こんなカッコ悪い男いないよな～って思うのです。


よ～し、一切やめようと覚悟を決めたのです。


節税ではなく、税金をたくさん払える会社になろうと決意しました。どうやったら高額納税企業になれるのか。発想を変えようと思ったのです。


まず社用車であるBMW528iを売却しようと思いました。売却した資金や浮いた維持費を開発費用に回そうと思います。会社ではクルマを使わず、歩こうと。車庫代も浮きます。


ボクスター981も場合によっては手放そうと思いましたが、妻から「これはお前の生きがいだから売るな。気合を入れるのはわかるが、あまりタイトになり過ぎるな。余裕を持て」と励まされました。妻は僕の気持ちがよ～くわかっていますよね。。。


いざ上場を目指すと決意しますと、日々の行動も全て変わってきます。周りの人にも上場を目指していますと宣言するようになりました。なぜ、上場を目指すのかということですが、社会責任が大きくなることで、社会に対して果たし得る役割も大きく出来ると思ったからです。株主総会等で、社会に対してメッセージを発信できるのは大きいと思うのです。今は、若い人やいろいろな人に会社の考えや僕の考えを発信していても、大変に小さい範囲、個人的な付き合いの範囲にとどまっています。しかし、上場すれば会社説明会で多くの人に考えを発信できます。企業として何をやりたいのか、社会に対してどんな意味があるのかを多くの人に発信できるなんて何て素晴らしいんだろうって思うのです。


「....やろうよ」って社会に大きく発信するためには上場はとても素晴らしい目標となります。


現状、こんなことを考えています。


気合は入っていますが、さすがに53歳ですね。。。。　体は重いです。疲れもすぐに溜まります。若い時のような馬力は明らかに衰えています。残されているのは気持ちだけですよね。。


頑張ります。