2016年4月18日月曜日

270. NHKの高齢者破産問題に関して

週末土曜日、カミさんの監視の隙を見て、ちょこっとボクスター走らせようと思ったら、まあ~どこもこもクルマだらけで走れんわ、走れんわで、10分で戻って来ました。東京都心はクルマが多いと本当に最悪です。しかし、クルマが少ない時は、首都高速等は結構楽しいのですが。。。。 10分で戻ってきたこと自体はガッカリですが、相変わらず街乗りでも楽しいボクスター981でした。。 


う~む、10分程度でも乗るのと乗らないのとでは全然違うな~。。。 いい感じだな~。。。 満足、満足。。。 しかし、もうちょり乗りたいなと。 ようやく決算締め業務もメドがついたので、そろそろ南千葉サーキットに行きたいとマジで思っております。ゴールデンウィークは伊豆下田に「ゴルフ、酒、魚」に行く予定なのですが、その前に南千葉で本気走りをしたい気持ちです。甥っ子の横転事故でフロントがボロボロになったER34ですが、33.104秒という自己ベストが出ているので、ここで一気に32秒台突入なんて。。。。 そんな甘くないことは分かっていますが。。。 何事も練習、練習ですよね。練習しないでタイム出せるほど甘くないです。憧れの32秒台をもしコンスタントに出すことが出来れば嬉しいです。まだ出せる気はしないですが、頑張りますね。


昨日、伊勢丹新宿店にチョコッと行って来ましたが、いや~、ポルシェだらけでした。駐車場にあるクルマの10%はポルシェじゃないかと思ったほどです。大半がカイエンですよ、カイエン。カイエンは売れているのですね~。マカンも少々。。


しかし、皆、いいクルマ乗っているな~って思いましたよ。30代の若い方でも結構いいクルマ乗っている人います。若い人でも結構、裕福なのかな~って思いました。1階店舗入り口には、シトローエンの展示車がありました。シートに座ってみますと、柔らかいような硬いような何とも言えないバランス感がある座り心地のシートでした。


「これは大変に面白い」と思いました。フランス車に乗ったことはこれまでの人生で一度もありません。。。。。。


いや、いや、ありました。大学時代にルノー5ターボというスポーツカーに乗ったことがありました。しかし、30分程度です。当時、ルノーだとか、フィアットリトモアバルトといったじゃじゃ馬のようなクルマがカーグラフィックにかなり試乗記事になっていました。僕も欲しいな~って思っていました。


フランス車は独特かなと。機会があれば是非、いろいろ乗ってみたいです。


いずれにしても、百貨店に来るような若者は結構裕福な感じがします。


若者のクルマ離れって言いますが、若者が離れているのは何もクルマばかりじゃないですよね。百貨店、アパレルブランド、酒、タバコ、レストランでの食事、読書、テレビ、映画鑑賞。。 他にもたくさんあるのではないでしょうか。CDで真面目に音楽を聴くことも無いです。従って、コンポ、ステレオも全く売れないと。スキー、テニスも全然やらないですよね。。。


価値観が多様化していると言いますが、クルマ、アパレルブランド、酒、タバコ、CD、ステレオ、スキー、テニス、レストランでの食事、テレビ、映画鑑賞をやらないとなると一体、他に何があるのですかね~。当てはまるものの大半を言い切ったつもりなのですが、他に何があるのかって。。。


スマフォで全てを代替していますかね??? そんなこと無いですよね。。。


しかし、テレビ、ネットでは、団塊の世帯の破産、高齢者破産といった深刻なテーマが頻繁に取り上げられています。昨日、NHKで高齢者の破産問題が取り扱われていました。真剣に見ました。極めて深刻過ぎるテーマで、多くの日本人が真剣に考える必要があるテーマだと思います。僕自身もこれからの人生どうすべきか考えています。


仕事、家計等。親の介護もそうですね。深くかかわってくるのが「クルマとのお付き合い」ですよね! このクルマっちゅうのは非常に金食い虫でして、クルマ人生を楽しむためには金稼がないと話にならないです。


僕はこう考えています。とにかく働けるまで働こうと。体が動く内は働こうと。仮に80歳まで体が動くならば80歳現役でいたいです。多少でも稼ぎがあれば助かります。厚生年金の推定額は、僕のオヤジの現支給額の約半分でした。もらう時期が早ければ早いほどたくさんもらえるのですね、これは。僕の場合、10万円台前半が推定金額です。妻も同じなので、2人で20万円台前半ですね。


これは僕のオヤジが1人でもらっている金額よりも全然少ないですね。。。。 僕のオヤジの厚生年金払い込み金額は僕よりも少ないのですが、もらっている年金は僕の2倍以上ですから、80歳オーバーの高齢者はある意味、一番美味しいですね。厚生省からの連絡用紙では、推定金額が表示されていますが、「確定」ではないと記載されています。「変動が起こり得る」と記載されています。この場合の「変動」は下方修正のことですよ。上方修正は有り得ないです。僕は自分が年金をもらう時に、まともな年金をもらえるとは思っていません。一銭ももらえないということを前提にしています。もらえたとしても、現在の連絡用紙に記載されている金額は思い切り下方修正され、受給開始時には恐らく数万円のレベルだと思っています。数万円というのは2~3万円のレベルだと考えています。現在、厚生行政の赤字額を考慮すると、国の社会保険制度は間違いなく破綻しますので、それを考えると、毎月2~3万円の年金と考えていた方が無難でしょう。それを大前提に老後の計画を考えています。


としますと、どうやったら長期間、健康を維持し、働き続ける体制を構築するかということが極めて大事になってきますね。それと同時に金をかけなくても人生をエンジョイできる体制をどう構築するかということです。いろいろなフィナンシャルプランナーが退職後に毎月いくらかかるかをいろいろな所で述べていますが、僕はかなり多いなって思います。毎月40万円ぐらいで試算しているプランナーが多いです。老後の生活でそんなにかかりますかね??? 


僕の場合、最低限で行きますと、毎月で下記のような感じで考えています。30半ばで結婚直後は、まさに下記のような感じでした。この時は、駐車場が1万円でしたし、住宅管理費は2万円で、全て自炊していましたし、郊外に住んでいたので、1ヶ月に20万円も夫婦二人でかからなかったです。とりわけカミさんは死ぬほど金を使わない人でしたので、貯金ばかりしていました。エアコンあるのに使ったことが無いですから。真夏でも扇風機だけですよ、我が家は。


食費: 3~4万円(全て自炊を前提です)
光熱費: 3~4万円
住宅管理費: 3~4万円
固定資産税: 3~4万円
駐車場: 3~4万円
ガソリン、税金等: 3~4万円
雑費: 1~2万円


これら合計で、老後は最大26万円で夫婦二人で生活という感じです。クルマを保有しなければ、20万円かからないで生活は可能です。僕のオヤジ、オフクロを見ていると食事は1ヶ月に3万円ぐらいです。外食も絶対にしませんし。。。 80歳を超えたオヤジ、オフクロを見ていると、


食事: 3万円
光熱費: 4万円
住宅管理費(駐車場込み): 5万円
固定資産税: 2万円
ガソリン、税金、雑費等: 2万円
スポーツクラブ: 2万円


合計で18万円ですね、ズバリ。年金支給が80歳オーバーの場合、恵まれていまして
毎月28万円あります。今の人ですと、オヤジより年収がある人で18万円前後です。
つまり、オヤジの場合、毎月10万円の黒字となります。年間で120万円の貯金が出来て
しまうのですね。こういう生活をもう20年やっているので、120万円×20年で2400万円の貯蓄が
出来てしまうという計算ですね。素の911が2台買えるほどの貯金が出来てしまうほどですね。
オヤジの場合、70歳まで働いていました。毎月15万円ぐらいの給料で、61歳から70歳まで
働いていました。年金と合わせてですので、としますと、年金の大半は丸丸貯金出来たという
ことになります。オヤジがいくら貯金できたかと言うと、


25万円×12ヶ月×10年 + 10万円×12ヶ月×10年 = 3000万円 + 1200万円 = 4200万円


とこんな感じになるのです。全く働きの無い老人にこれだけの金額を払っているのですから、厚生行政が破綻するのは容易に理解できます。自分が払い込んだ金額の2倍以上の金額を80歳以上の高齢者は受給しているのですね。逆に、僕らは払い込んだ金額のほぼ同等ぐらいの年金がもらえれば恩の字でして、10台の人は払い込み金額の2分の1がもらえればいい方じゃないかと。こう考えますと、日本という国は崩壊しますね。これを避けるために、消費税を50%にするといった抜本的な対策が必要となると思います。10%どこの騒ぎじゃないです。。。


80歳を超えた人間はかなりの年金支給額であること、贅沢を全くしないで慎ましい生活を送ることの2つの条件がありますが、61歳から84歳まででこんなに貯金が出来てしまうのです。オヤジ、オフクロは水泳を毎日2km泳ぐことで健康を維持してします。とりわけオフクロは82歳ですが、毎日の水泳の他、ジョギング、エアロビクスもしています。2人共に80歳を超えても、病気で病院に行ったことが無いのですね。従って、医療費は全くかかっていません。上記にもし医療費が加わるとキツメになるのですが、体を鍛えているので医療費がゼロだということが大きいかもしれません。


2人の生活を見ていると高齢者破産という状況とは無縁です。2人がとりわけ金持ちでも恵まれているわけでも何でもない平均的(?)なサラリーマンなのですが、健康を維持する、酒もタバコもやらず、趣味はスポーツと読書だけという生活で、破産とは無縁の生活を送っています。オヤジの役職としては、普通のサラリーマンとしてはどうでしょうか、最高役職が「係長」でしたから。。。(苦笑)。。。 課長にもなれませんでした。万年係長です。そのレベルの人です。マージャンの牌持って、会社の中をうろうろしていたという男ですから、出世するわけない男ですね。。そんな男にしても、かなりいい年金生活です。61歳から年金受給開始ですが、当時、30万円を少し超えた年金を受給していました。今の水準からしますと、考えられない水準です。現在では、大手企業の役職の方でも20万円ちょっとが平均ですし、かなりの人でも20万円に満たない人が多いです。あきらかに受給開始時期が早い人の特権でしょうね。。 不公平感が非常に強いと思います。


僕も老後は約20万円を目標に生活が出来ればと考えています。しかし、そこに「クルマ」が加わるのですね。オヤジ、オフクロもクルマは80歳超えても乗っていますが、トヨタのヴィッツという経済的なクルマに乗っていますので、金はあまりかからないです。


僕の場合ですと、年金受給額は恐らく2~3万円を想定しています。つまり、もらえないと想定しています。それで、オヤジ、オフクロと同じ生活をしたとしますと、最低でも約20万円の経費がかかりますので、オヤジの場合、毎月10万円の貯金が出来たのとは対照的に、僕の場合、毎月17万円程度の赤字となります。


これを年額にしますと、約200万円の赤字となります。仮にこの状態が25年続くとしたら、約5,000万円の現金が必要となりますね。介護費用とか医療費とか入っていないでこれだけの現金が必要になるんですね。しかも、贅沢は何もしないという条件が付きます。年金がもらえないということでどれだけ負担になるかという計算です。


オヤジと同じ生活をして、かたや4,200万円の貯金が出来て、僕の方は逆に5,000万円の赤字になってしまうと。。。 年金問題がいかに深刻であるか計算するとよ~くわかりますよね。


こんな状態で、クルマ生活を楽しもうって言うのですから、働かないと全くどうしようも無いわけなんです。


僕は覚悟を決めているのです。国からの年金受給は一切期待しない。無給を前提としています。としますと、働く以外に生きる道は無いと。毎月20万円の生活を25年以上持続するための約5000万円が最低限必要として、これに年金を一切当てにせずに生活すると。ここに趣味となるクルマが入るとなりますと、さらに金がかかると。 


その際、クルマは何でもいいかなって思う時があります。それこそ南千葉で運転しているER34で充分です。その時はポルシェも糞も無いでしょうね。限界走行が出来る環境が維持されていればそれで充分かと思います。南千葉サーキットがこのまま運営され続けていけば、僕は幸せになれると思うのですね。とすれば、べらぼうな金がかかるわけじゃないかなと。。。(笑)。 3時間走って数千円ですから、こんなに素晴らしい環境無いなって思います。間違いなくゴルフよりも安価です。相当に安価です。1回数千円ならば、そんなに負担にならないと。老後でも行けると!! 


と自分1人であれば、こんな生活で糊口をしのぐことできるのですが、妻という相棒がいますからね~。しかし、この妻が半端無いほどのケチな女ですから、この女に従って行けば死ぬことは無いなと思います。昨日も裏紙使っていないから怒鳴られたですよ。


使っていない電気は必ず消せ。(便座も電気が消えています、我が家は。使う時だけ電気を入れています)
ジュースは買うな。水を温めてお茶を飲め。
タバコは論外。
外食はするな、自炊をしろ。
クリーニングに出すな。自分で洗え(よほどのことが無い限り、クリーニングに出したこと無いです)。
ショッピングの際は、ポイントをためろ(死ぬほどポイント制度を活用。毎月2万円程度のポイントがバックされています)。
余計なものに対する出費は一切やめろ。
無題な呑み会に参加するな(多くの友人を失いました)。
髪の毛を切るのに散髪屋に行くな(結婚後、妻に切ってもらっています。1回3500円×12ヶ月×20年として、84万円の節約となっているかと....)
電車に乗るな、歩け。
スポーツクラブに入るならば走れ、歩け。
ラーメンを食べるな、生野菜だけを食べろ。
ローンは組むな。金が無いならば何も買うな。


こんなことを四六時中言われていますよ。タバコ以外は全部、僕は真逆ですからね。。
怒鳴られいますが、妻の言う通りにしていると金はたまります。。。(苦笑)。。。 


いや~、毎日、ガミガミですかね~。。 金をためてくれるんで従っていますよ。


とにかく、クルマが趣味である以上、金ためないと話にならないのは事実です。ここからは絶対に逃げることが出来ないです。どうやったら、クルマ以外の所で金をかけずに生活するかが鍵となります。。。


僕は経営者ですので、どうしても、金繰りの視点が強くなりがちです。何をするにしても、金は必要でして、避けて通れないのです。。。 何かするにしても、まず「いくらかかるのかな~」ってすぐに考えてしまうのですね。支払、税金等で毎日、闘っているので、これは僕の習性のようなものかもしれません。日本を支える大企業の幹部の方は、このようなみみっちい資金繰りを気にせずに、もっと大きな視野、視点で国に貢献できる仕事に邁進して欲しいと真面目に考えています。僕のように、毎日のセコイ資金繰りに追われていますと、大きな仕事出来ないですよ。


しかし、僕のような資金繰りに追われている身だからこそ、日本の高齢化社会での日本全体の資金繰りはどうなっているのかってことも気になるのですね。高齢者の破産問題、若者の年金負担問題等、資金繰りにかかわる課題は山積みですから、これは正味の資金繰りをキチンと浮彫りにして解決策を講じる必要があると、昨日のNHKの放送番組を見て思いました。


中国の爆買いは百貨店を見る限り、完全に無くなりました。。。(爆)。。。 もう誰もいませんよ。金がいつまでも続くわけないです、資金繰り的に言えば。日本人でも買わないグラフの宝石を何千万円も出して買ったり、パテックの時計を買いあさったりしている国の製造コストがいつまでも低水準でとどまるわけないです。生産委託なんて有り得ないでしょう。。。 生産委託しなければ彼らの資金繰りも息詰まると思うのですね。


嘘のように中国の爆買いが無くなり、百貨店は本来の静けさを取りも出しています。1万円以下の安いものに対するショッピングは僅かながら残っていますが、それもいずは無くなるでしょう。。。


本日の資金繰りがあるので、仕事に戻ります。















2 件のコメント:

  1. 前職(一部上場グローバルメーカー)での若い人の行動をみていると、美味しいお酒やご飯を食べている人がちらほらいます。超高級ではないのですが、ランチに1000円でも問題ない感じです。エンジニアが多いので、ソフトやキックスターターのガジェット買ったりとか通販してますね。自転車にお金かける人もいます。残りは、スマフォのガチャ系ゲームの課金とかデジタルコンテンツ(Kindleで読む本とか音楽)。
    ただ、全体的にやはり消費は抑えて貯金する人が多いです。
    結婚前に数千万溜めちゃう人もいますが、それでも「不安だ。いくら溜めても不安ですよ」といってひたすら溜めまくっています。

    物欲を抑えられる人が羨ましいですよ(笑)

    奥様すごいですね。私はそんなに締められたら生きていけなさそうです。
    私の周りの社長や富豪をみているとそこまで倹約はしてません。「お金はお金を上手く使うひとのところにちゃんと回ってくるからね」と贅沢と節約をちゃんとマネージできるようにしなさいと忠告してくれます。

    にしても日本の年金問題は自分が生きている間には解決しないと思っていて、自己防衛するしかないと諦めです。北欧のように税で半分とられていくところでは、破綻しないからってむしろ貯金しないで生きていますよね。学校も無料だし。それでいてちゃんと資本主義が回っている。金で動く政治家がいる以上はダメかなーと....

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    1. コメント有難うございます。若い人の貯蓄志向は凄いですよ。先日、5年前に飲み屋で知り合った女の子と5年振りに会ったのですが、もう20代前半で1000万円近く貯金していましたよ。驚きですね~。働いたものは全部貯金なんて考えられないです。。。

      僕は物欲を抑えることは出来ないです。

      妻は凄いです。しかし、使う時は思い切り使いますけど(爆)。社用車毎年替えているぐらいですから。。。。 後は洋服、バッグ、時計ですかね~。これには投資を惜しまないですよ、妻は。普段の生活はかなり倹約で恐ろしいです。クルマ、ファッションは逆にかなり金を使うような気がします。妻は二重人格です、その点。。。

      北欧、オーストラリアでも失業者の数が半端ないですが、本当に国政持つんでしょうか。。。皆、若者が仕事が無くて困っていますが、国自体が持つか疑問です。。。。。

      お互いに長期でクルマライフが楽しめるように頑張りましょう。クルマだけでないですが。。。 

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