2015年5月28日木曜日

213. 日産GT-R恐るべし!!!

慕っております取引先のY様と話をしました。Y様はGT-Rユーザーで、クルマ好きの方です。


驚きました。


Y様「車庫入れで慣れないカミさんがクルマの入れ替えでGT-Rをちょこっと動かした際に、後ろバンパーをかすかに接触したんだよ。GT-Rはクリープが無いので、デリケートに運転して欲しかったんだけどな~。修理費用39万円だったよ。参ったよ」と。。。


さらに、Y様「タイヤがパンクした話したっけ? してなかった?? 実は3月にりリアタイヤがパンクしたんだけど、タイヤ交換を左右両輪やらないといけないって言われてやったんだけどさ。1本22万円で、交換作業が1本28,000円、左右で50万円かかっちゃったよ」と。。。


Y様が続けました。「この3ヶ月で殆ど乗っていないGT-Rに89万円も使ったよ。これならば軽自動車が買えるぐらいの金額だよね。へこんだよ。。。」と。


GT-Rの部品代が高いとは聞いていましたが、結構なものですね。。。GT-Rのリアタイヤはダンロップの専用タイヤになるようでして、これが相当に高いと。


ボクスター981の19インチのタイヤは、8万円ぐらいなので「ボクスター981で良かった」と安心しました(笑)。。。


Y様は、「GT-Rのブレーキローターはいずれ交換を要求されるんでキツイよ。1本70万円だそうで、4本で280万円になるみたいだよ。GT-Rも手放そうかな」と。。。 


実際に金額を聞くと、震えました。。。 「オレはGT-Rは持てない」と真面目に思いました。


ポルシェでも、初期費用が一番安いボクスター981の素モデルのMTが気軽でいいな~って思いました。これでも充分に楽しめます、本当に。


気軽感が大事です!! お金が飛ぶように出ていく状態は避けたいですよね。。。。

4 件のコメント:

  1. 初めまして。いつも楽しく拝見させていただいております。当方996GT3からR35GT-Rに乗り換えて7年が経ちました。維持費の件ですが、正規ディーラーでそのような請求があるようでしたら正直ぼったくりで、ブレーキローターも前後4枚でも50万、タイヤ4本でもそれ位です。リアバンパーも塗装済みで10万程度かと思います。特に消耗品についてはオーナー共通の悩みなので、純正タイヤを半額強で販売したり、ブレーキ関係も有名ブランドからリプレース品が安く出ており、それ程かかることはありません。かくいう私も先日タイヤ4本をハンコック製にしましたが、交換工賃込みで10万しかかかっておりません。あまりリスクを犯さなくてもリーズナブルなアプローチが特に国産の場合には見つけやすいなという印象を持っています。あくまでご参考まで。これからも楽しい記事を楽しみにしております。宜しくお願い致します。

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  2. 大変に貴重な意見です! 有難うございました。納得のコメントでした。この点、オーナーのYさんにしかとお伝えします。そうでないとあまりにも可哀そうですよね。いくら何でも酷いと思いました。

    ところで、逆にお聞きしたいことがありまして、996GT3とR35GTを比較して、オーナーの方がどう思っていらっしゃるのか是非、お伺いしたいです。個人的には、国産のGT-Rに是非とも頑張って欲しいと思っています。日本が世界に誇るR35GT-Rの評価を機会がございましたら、是非、お伺いしたいと思っております。いろいろな所でいろいろな方が比較コメントを出していますが、GT3とR35GT-Rの両方の経験がある方の評価が一番信頼性があるものだと思っております。個人的にはR35GT-Rはどうしても気になるクルマでして、あの病的なまでの加速力、地面へのへばり付き感、剛性感は魅力です。それとやはり我が日本製という誇りです。もし、差支えなければ、正直な所の評価をお聞き出来れば幸いです。何卒よろしくお願い致します。

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  3. お返事ありがとうございます。折角ですのでご要望にお応えしてちょっとだけ。

    2台を比較して優劣を決めるというよりも、双方個性的で楽しい車と捉えた方が良いと思っています。

    GT3はやはりポルシェオーナーとなれば一度は体験してみたいレーシングポルシェ直系の車で、存分にその雰囲気を味わうことができます。ダイレクト感に富んだ操作系からくる一体感はサーキットでは最後まで信用できる安心感となり、特に耐久性については真夏の鈴鹿を燃料が無くなる(90L, 2km/L前後)まで走っても水温油温とも安定し、さすがと思わせるものがありました。

    一方で低い車高や硬い乗り心地などから行動範囲が狭められること、ワインディング等ではスピードレンジが合わずにあまり楽しめないこと、かたやサーキットでは1400kg弱と軽めの車重ながらナンバーレスの軽量化されたシビックやインテグラとは勝負にならず、一番楽しいのが東名大井松田→御殿場への右ルートあたりというところが最終的にどっちつかずだなという印象も持ちました。

    GT−Rにしたのはターボ、4駆、500馬力近い馬力、パドルシフトなど初めてづくしだったこともありますが、何よりGT3より高い車高や大きなトランクで実用性が高いというところもポイントでした。正直その加速力は未だに慣れず、ローンチは一度も使ったことがありません。

    サーキットで光るのはその安定性で、シャシーは堅牢なボディー剛性と相まって素晴らしく、最も安全に速くサーキットを走る車としては現在でもNo.1なのではと思います。

    しかしながら耐久性については疑問符が残りました。FSWでは真夏でなくとも10周も走ればエンジンの水温/油温かミッションの油温が危険レベルまで上昇して制御が介入してその後の走行枠は台無しになったり、シャシーも周回を重ねていくと突然テールが降り出すなど、ここは正直がっかりした点です。

    ですので、GT−Rの場合にはそのあたりを注意しながら走らなくてはなりません。ある意味一発のタイムを狙う車です。燃費も全開ですと1km/Lに近いです。

    そんなこんなで一時は本当に嫌気が刺したのですが、サーキットからちょっと距離を置いてみると、特に目立った不具合はないし、ワイパーやエアコンの性能の良さ、オーディオが比較すれば良い音で鳴り、メインテナンス費用も安く済むので維持が楽であることに気づき始め、多少大きくて取り回しが大変ですが、乗り降りも楽で荷物も沢山載り、実用性が高いので今まで乗っているという状況です。

    今買い換えるならポルシェに戻ってみたい気もしますが、GT3はいつの間にか乗り出し2000万オーバーの車となってさすがに手が届かず、ケイマンGT4は真剣に考えたのですが、供給台数が極端に少ないことと制約が多いことで見送りました。 GT−Rもマイナーチェンジで相当良くなっているようですが、相当な差額を支払ってほぼ同じ車に乗る気も起きません。

    正直、未だに乗っているのはそんな背景が最も支配的かもと思えてきました。

    以上、簡単ですがこんな感じです。

    宜しくお願い致します。

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    1. 本当に、本当に有難うございました。大変に良く分かりました。この比較説明は両車のユーザーになったことがある方の中身のある比較論です。この比較論を僕のブログの本文で公開させて下さい。この2車のホンモノの比較論をキチンと知りたい人は大変に多いと思います。有難うございました!!!!

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