2013年11月27日水曜日

147. スポーツ走行の難しさを痛感

南千葉サーキットでのスカイラインER34での突っ込みクラッシュをこれだけやっていると、トラウマになってきましたよ(笑)。。。

ボクスター981で練習していた時は一度も突っ込みが無かったのですが、ER34に替えた途端に突っ込みの嵐で、フロントがベロベロ状態。。。

ER34に替えて突っ込みがかくも激しくなってきている理由としては、以下のような理由が挙げられると思っています。

1. ER34のブレーキがボクスター981のブレーキよりも効きが悪い。
2. ER34のフロントタイヤが溝が無いほどペロペロで殆どグリップが無い。これは交換予定です。
3. そもそも僕の腕が超悪い。
4. そもそも面白がって、わざと突っ込んでいる。

言い訳かもしれませんが、自分としては、上記の「4」の割合が非常に高いと思っています。次に「3」です。車楽人の講師の方の運転では、ペロペロな状態のタイヤでも相当に速く走ることが出来ていました。従って、「2」は言い訳となるでしょう。

ナンバー無しの練習車両としてのER34を初めて乗った時から、グシャリの突っ込みの嵐です。回数にしますと、15回近くのグシャリを経験しました。フロントバンパーは当然粉々でして、ボンネットも歪んでいますし、ボディの左サイドもへこみました。ボクスター981でグシャリの突っ込みをもし15回経験したら、一体、いくらかかるでしょうか。200万円で済むことはまず無いでしょう。あるいは300~400万円以上行っているかもしれません。何しろ15回ですからね。いくら直してもまたぶつける、またへこむ、また歪むのオンパレードですよ。

50万円の練習車両で本当に元取ったと今となっては思っています。初めは50万円の練習車両を購入するのにかなり躊躇していたのですが、15回の突っ込みで完全に元取ったと感じています。

車楽人のスクールに来ている生徒さんを見ていると、僕ぐらい下手糞なドライバー確かにいないです。これは間違いないです。上手なドライバーや師匠の話を聞くと、「凄い事故歴、凄いクラッシュ歴、ガードレールへの接触等多数」の経験が若い頃にあったりしていることが多いです。

皆言いますよ、「若い頃はよくやりました」と。。。 

僕はそれを聞いていつも思うんですよね。「この人達にかなうわけない」と。

何故って、当然だと思うのです。仕事でも恋愛でも何でもそうですが、数多くの失敗をして、それを乗り越えてきた人の迫力ってこれはかなわないです。失敗を体で体験し、それをまた乗り越える方法を体に染み込ませてきた人達の能力は、失敗無しの安全パイ的な方法で成長してきた人より遥かに高い場合が多いです。

僕の場合、仕事、女、酒での失敗は数知れずですよ。。。それを乗り越えてきて、今の49歳に辿り着きました。失敗から得たノウハウも多少はあると思います。振り返れば失敗の連続であったと思うのですね。今でも、毎日の仕事で細かい失敗はかなりしています。失敗の原因としては、油断もあれば、思い込みもありますね。一番多いのは油断、思い込みでして、知識不足、ノウハウ不足による失敗はかなり減ってきています。昔は知識不足、ノウハウ不足による失敗が多かったのですが、最近では、自分にノウハウ、知識が無い場合、それがある人間とチームを組むことで事前に事前に対処をするようにしています。一番危険なことは、油断、思い込みでして、これは年をとると、手抜きや思い上がり、上から目線となる場合が多いことに起因していると思います。やはり、人間、謙虚になる必要がありますよね!

車の話に戻りますが、僕は全くスポーツ走行の経験が無かったのですね。知識、ノウハウがそもそもゼロからスタートしました。49歳までかすった経験すら無い安全第一のドライバーでした。車間距離も相当開けるタイプです。スピードも出さないタイプでした。急ブレーキを踏んだ経験は思い起こせば一度しか無いです。クラクションを鳴らしたことも免許取得して、2、3回しか無いほどです。

当然、ブレーキのロックも経験ありませんし、ABSが働いてゴリゴリした経験もありません。勿論、スピンの経験も無いですし、アンダー、オーバーの経験も皆無でした。

そんな僕が、ボクスター981の購入後、スポーツ走行に取り組み始めたのですね。課題が山とあることを初めて知りましたよ。

そんな時、僕は思ったのですね。

スピン、アンダー、オーバー、ブレーキロックによる突っ込みを何とか経験できないかと。

しかも、一度ではなく、何度も何度も繰り返し、繰り返し、スピン、アンダー、オーバー、ロック等を経験したいと思ったのです。突っ込みのクラッシュも可能であれば経験したいと思っていました。戦場での傷は男の勲章って言うじゃないですか。やはり、傷を受けたことの無い身って、インパクト無いと思うのですよ。車楽人さんの先輩ドライバー、講師陣ドライバーの歴戦での負傷の経験を聞くと、自分も早く傷を負いたいとマゾ的な気持ちになるのですね。

車楽人の大先輩のグッチーさんは走行会でM3を大破させていますが、グッチーさん曰く、「M3を大破させたんだから、このままではいられない。練習して上手くなろうと思った」というコメントがあったのですが、この言葉は僕をめちゃくちゃ熱くさせたのですね。とてもいい言葉でした。男のこういう言葉って凄くカッコいいな~って思いました。熱いです。今、グッチーさんの走りを見ていると、雲の上の走りに見えます。大きな事故を経験した方はやはりインパクトがあります。

ボクスター981を使って練習していた時は、スピン、アンダー、オーバーの経験は何度も出来ました。しかし、ブレーキロックは怖くて、トライできませんでした。突っ込んでぶつけたらまずいと思ったからです。

それをER34にして、今度は突っ込み、クラッシュの嵐となりました(笑)。タイヤロックによる白煙は毎度、毎度となりました。

しかし、実はまだ体にはタイヤロック、突っ込みが染み込んでいないです。15回も経験すれば、そこそこは体に染み込むだろうと思っていたのですが、やはり年齢的な問題でしょうか。体の神経が大分鈍っているのかもしれません。

「ブレーキを強く踏み過ぎた → 緩めない → ロックした → やばい、突っ込む」の流れがまだ体に染み込んでいないのですね。

こんな状態なので、まだまだ突っ込みがあると想定します。加齢による神経鈍化なのかなと。。。

ブレーキングの練習だけに特化してみようかと思っています。ロック寸前の一番制動力が働く部分を使いこなせるようにです。ここを体に染み込ませる練習をしたいなと。そこからブレーキを緩め残した状態でハンドリングをキレイに決める練習でしょうか。

他にも定常円旋回での大・中・小の渦巻き走行や8の字走行等、課題はたくさんあります。

どうもこんなことを夜中に考えていまして。。。。。 

仕事に戻りますね。

今月もあと僅かです。年末に向けて頑張りましょう!!

2 件のコメント:

  1. 毎度お疲れ様です^^

    ボクスターでブレーキロック→真っ直ぐ直進クラッシュが無いのは、ABSがついているためもあるかと思います。
    34はABSをキャンセルしているようですので、一回ロックさせて、そのまま踏み続ければ、直進クラッシュは当然です。
    練習としては、ロックしたら、ブレーキを弱める練習をして下さい。
    ロックしたままブレーキを全踏みし続けない事です。
    これも、気を付けてもらっているアクセルの使い方と同じです。ON-OFFブレーキではなく、多段階でブレーキをコントロールして下さい。

    毎度小言の様なコメントで失礼しました(;´∀`)

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  2. アドバイス有難うございました。これは重要な点ですよね。100:0になっている自分のブレーキングが問題だと思っています。多段階での絶妙なブレーキングですよね!! これは今の自分にとって難関ですよ。しかし、これを覚えていかないと前に進めないので頑張りますね!!

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