146. ランボルギーニガヤルドMTにノックアウト！

妻に東京モーターショーに行くふりをして、内緒で週末土曜日に南千葉サーキットに「コソ練」に行って来ました。ドリフト練習とミニサーキットでのグリップ走行の練習です。

行ってみますと、可愛らしい女の子が男連れで数人、ドリフト練習を見ているじゃないですか！

よ～し、それでは出来かけた定常円旋回を見せてやろうじゃないかと気合を入れました。かっこいい所、見せてやろうじゃんかと。。。

しかし、しかし、何と、

出来ないじゃないですか！　

オイ、どうしたんだよ！　何やってんだよ、お前。

最初の1発目が失敗。アクセル吹かし過ぎで、オーバーステアとなり万事休す。そして、2発目、アクセル回転が少な過ぎて、グリップが効いてしまい万事休す。

最悪。オイ、何やってんだよ。落ち着けよ、落ち着け。

そして、その後、数回トライするもオーバーステアで万事休す。

この野郎。女がいるからって気合入れ過ぎているんじゃないよ。落ち着けよ、馬鹿野郎！

そして、エンジン回転を5000回転前後にキープすることを徹底し、その後はクルクルと楽しく回ることに成功。

ホッとしました。

右周り、左周りの練習をして終了。

定常円旋回の練習の合間は、ミニサーキットでグリップ走行の練習。

しかし、しかし、また、派手に突っ込むこと数回。またまた、フロントはグシャリ。

ボクスター981であれば、またまたかなりの高額になろうかというグシャリぶり。

A講師に言われました。「ブレーキがなってない」と。強く踏み過ぎが続いてしまい、そのままハンドルを切ろうとしているのが問題だと。ブレーキは一回、強く踏んだ後、緩め、そのタイミングでハンドルを切ることが重要だと。ブレーキを強く踏み過ぎてロックしてからでは突っ込むしかないので、ロックするギリギリの所でブレーキを緩め、その時にグリップが高まるので、そのタイミングでハンドルを切る練習をしなさいと。。。　

おっしゃる通りでありますので、練習再開。

約3時間の練習で切り上げましたが、やっぱり疲れますね。老体には厳しいです。神経使い過ぎてそれで頭の中から疲労しているような気がしますね、モータースポーツって。

ちなみに筋肉痛も酷いですが。。。。　フルバケでも結構きました。。。。

翌日の日曜日は、久しぶりにボクスター981で首都高速を楽しくドライブ。辰巳PAに行ってみると、ポルシェ軍団がずらり。その中にランボルギーニガヤルドさんがいらっしゃるじゃないですか！　よ～く中を見ると、何とMTでないですか。驚きました。MTのガヤルドさんを見るのは初めてでした。

オーナーさんはとても気さくな方で、

「どうぞ運転席に座ってみて下さい」と言って頂きました。その言葉にあやかり、運転席に座らせて頂きました。

オーナーさん曰く、「エンジンかけてみて下さい」と。

有難いお言葉でした。さらに、「クラッチを踏んでみて下さい。そんなに重くないでしょう？？」と。

ニャ～るほど、重くないです。ボクスター981よりも軽めかもしれません。

オーナーさん曰く、「520馬力の車にしては、クラッチ操作は簡単で、運転はすごく自然に出来てしまいますよ」とのことでした。

我慢が出来なくなったので、「もしお時間がございましたら、1周同乗させて頂けないでしょうか」とお願いをしました。

オーナーさんは気持ち良く、「どうぞ、どうぞ」と。。。

いや～、本当に気さくで素晴らしい方でした。

結論です。

涙、涙、笑い、笑いでしたよ。

最高！！　文句無し！！　これぞ本物のスポーツカーじゃ！！！

面白すぎて、笑いが止まりませんでした。世の中にこんなに面白いものあるんだって感じでした。同じ気持ちは550馬力あるGT-Rには感じませんでした。完璧過ぎるGT-Rに比べて、ガヤルドは本物の悪でした。。　

イケテる。イケ過ぎてる。笑いを止めることができなかったです。

久しぶりに豪快な面白さを味わいました。1回の表、先頭打者、初球、場外ホームランでしたよ。

ガヤルドに比べれば、ボクスター981は本当に上品です。いい子ちゃんですよ。ガヤルドは本物の悪で間違いありません。超悪でした。意外にも乗り心地は良かったです。

ガヤルドのMTは本当に贅沢ですよ。この車を両手両足を駆使して乗れるなんて贅沢以外の何物にも代えられませんよ。

素晴らしい！！　この一言でした。

ガヤルドの非日常性にただただ脱帽でした。

オーナーさん、本当に有難うございました！！　

今日もニコニコ顔がまだ消えていません！！

オーナーさん、ガヤルド君、本当に有難う！！