124. 穏やかに10月がスタート

嵐のように「素晴らしく」忙しい9月と打って変わって、穏やかに10月がスタートしました。会社経営をしていると実は嵐がいつもいつも必要なのですね。。。（苦笑）。。。　穏やかということは金が入ってこないということですよ。その結果、車を維持する資金繰りに息詰まる可能性が出てくるということです。。。

よく考えると当たり前のことですよね。忙しいことに感謝しないといけないですよね。仕事を任せてくれるクライアント施設にただただ感謝、感謝です。

最近、よくある現象ですが、「忙しくて嫌だな～」って真面目に言う人に出会うこと多いです。

「オイ、飲みに行こうぜ」って誘っても、「忙しくて暇無いですよ。最悪ですよ」って言う人もいます。

僕は言ってやるのですよ、「このご時世に、忙しいなんてカッコつけてるんじゃないぜ。皆、仕事が無くて金無いってのによ。皆、暇でどうしようもないんだぜ。お前だけ忙しいなんてイケてるじゃないかよ。頼りにされてんじゃないかよ。男前だな、お前は。誰からも頼りにされなくなって、仕事がなくてリストラされてる奴多いんだせ。仕事が多いこと、感謝しろよ」と。。。

もっとも、世間では、「ブラック企業」とかいろいろ言われていますよね。僕も大学卒業後、「ブラック企業」と言ってもよい某銀行に入行しました。超がつくぐらいに「ブラック企業」だったと思います。朝5時起き、6時に寮を出ました。7時過ぎに日本橋の支店に着きました。昼食は抜きか5分だけ、夕食も抜きです。それから、夜の12時過ぎまで書類整理とかどうじゃらこうじゃら。最終電車が終わっているので、タクシーで先輩方と一緒に寮へ。タクシー代の12,000円は3人程度で割り勘。自腹ですよ。会社負担は無かったです。働いて、タクシー代が自腹ですからね、笑っちゃいますよ。

文句を言う先輩は1人もいませんでした。僕は思いましたよ。「これでは疲弊するな～」と。実際に融資部の上司が酒飲んで、老女をはねて、解雇となりました。外為の上司はストレスからくる飲酒で胃癌で40代半ば前に死にました。皆、超長時間労働でのストレスからくるものだと思います。どの男性社員にもストレスが溜まっているのが分かりましたよ。僕もセクハラで訴えられるという。。。。

最悪でした。これは前のブログにも記述していことですが。。。。

今の基準で言えば、間違いなく「ブラック企業」であったと思います。僕は自分の意志で、この銀行を入行後3年未満で辞めたのですね。今は自分の会社をやっていますが、極めて人間的な経営をしているつもりですよ（笑）。何しろ、睡眠時間8時間は取ることが大前提の経営ですよ。

僕の会社経営では、「1日8時間の睡眠、適度の酒、1日にキチンとした3度の美味しい食事を食べたい時にしっかり取る、クルマや音楽などやりたい趣味は徹底的にやる、とことんやる」環境が大前提ですよ。この大前提があっての社会貢献、貢献度の高い仕事への取り組みとなります。49歳という年齢を考えますと、決して無理は禁物です。僕は80歳から85歳くらいまでは元気一杯で仕事したいと思っておりますので、長期戦です。ですから、短期の無理は死を意味します。

85歳仕事人が目標ですので、僕の仕事環境の場合は、まずは「自分の快感が最優先」なんです。自分が快感であるからこそ、精神的、肉体的ユトリが出来て、他人のために尽くすことができるんです。つまり、仕事に気合を入れることが出来るのですね。先に仕事ありきでは、とても85歳までの長期線に耐えることはできないと思っています。

この仕事環境を構築するのに大分、時間がかかりました。構築するまでには多少の負荷もかかりました。1日8時間の睡眠と適度の酒、趣味に割く時間も無かったですね。ここは頑張るしかなかったですが、目標とする生活スタイル像が消えることはありませんでした。ここは踏ん張る以外に道は無かったです。踏ん張って手に入れたのは、職住接近（徒歩5分以内）という環境でした。現在は、事務所から徒歩5分の所に自宅があり、電車に乗ることは1年に1度あるかないかです。パスモは見たことも触ったこともないです。また会社にはベッドが数台あり、眠たい時はいつでも眠ります。自宅には風呂に入る時に戻るだけですよ。これも以前、ブログしていますが。。。　つまり、普通の人が往復の時間にかける時間を丸ごと睡眠に向けることができるのですね。この環境を構築できたのが、45歳の時でした。この環境があるからこそ、たっぷりの睡眠が確保でき、仕事にも趣味にも埋没できるのですね。

しかし、ここまで来るのにえらい時間かかったな～って思います。

今、ブラック企業等で頑張っている若者と同じくらいの歳の時、僕もしんどかったですよ。めちゃくちゃしんどかったです。便所の中で倒れ、女子社員の肩にすがり、そのまま病院に疲労入院したことは一生忘れることができません。あの時のKさん、お世話になりました。今は結婚して、たくさんの子供に恵まれているようです。良かったです。実はそのKさんにセクハラで訴えられるのですが。。。　ひょっとすると僕はKさんのことが好きであったのかもしれません（これは極秘ですが）。。。上司から「弱いもの扱い」され、馬鹿にされましたよ。その時は「俺の人生どうなるのかな」って思っておりました。「このままでは絶対にいけない」とも思っていました。転職活動をしても「落ちまくり」でしたよ。将来の目処が全くたたずでした。馬鹿にした上司もその後、ほされ飛ばされました。半沢直樹の世界ですよね、まじで。あれ、結構、生に近いです。感心しました。

そんな僕ですが、49歳で何とか何とかやっているのですからね。。。

若い人にも、ここは踏ん張ってもらいたいと思っております。ブラック企業であれば、やはり辞めるしかないでしょう。。。僕ならば辞めます。ここは覚悟を決めるでしょうね。現に僕は辞めて、他の道を切り開いてきました。そして、今、暫定的ですが、超幸せです。あくまで暫定的ですが。。。。（苦笑）。。。。　ブラック企業を批判することはできないです。ブラック企業に入った自分の責任なのですから。ブラック企業にはブラック企業の言い訳もあるでしょう。日本社会全体がブラック的なのですよね、そもそも。残業手当の金額は完全に違法レベルですから。皆が超サービス残業が当たり前の日本です。資源が無いから、働くしかない事情がありますよね、日本は。超サービス残業しないと成立しない国の構造ですよ。資源が無いので事情はわかります。反対に資源が有り余るオーストラリアなんか殆ど働く人いないですよ。でも、全世界に何か凄いこと発進していますかね。少なくとも日本の技術、文化等は世界に相当に発信していて、凄い国ですよ。皆のハードワークが全世界で貢献しているのですね。これは誇りに思うべきだと思います。超サービス残業でも、全世界での貢献度が大きいことは忘れてはいけないと。。。　日本文化の素晴らしい点ではありますよ。勤勉、真面目は日本の美だと僕は思っています。

要は自分の道を自分で切り開いていけるかどうかだと思います。企業に属する、自分で会社を経営するは関係無いと思います。自分の道が何なのかを知り、そこに向かって突き進むことができればと。。。　抽象的になり過ぎていますかね～～。

ボクスターとは何の関係もないことをだらだらと記述してしまいました。

朝、ネットでブラック企業とか、格差社会とかいろいろな記事を読んでいたので、思わず記述してしまいました。

ただ1つ最後に言いたいことは、「余計なこと」、「余計な仕事」、「価値の無い仕事」は一切したくないということです。読まれもしない資料作りに追われたり、意味の無いダラダラ会議をしたり、形式だけの稟議書であったり、提案書であったりと。。。　中身で言えばA4で1枚しかないものなのに、パワーポイントで100ページの提案書にして、カッコつけてみたりと言った作業が僕は一番嫌いなんです。前職では、本質では1ページ、提案書では100ページというのがよくありました。この100ページを作るのは「仕事をしています、一生懸命に頑張っています」というPRのようなものです。いわゆるプレゼンですよ。コンサルティング会社、投資銀行のアナリスト等は提案書類、プレゼン書類作成が多いですが、僕が苦手なことがまさにこれですよ。

いわゆるプレゼンは僕は自分の会社では全く不要なものとしてとらえています。プレゼンではなく、まずは実践してもらえる環境をクライアント施設に呈示し、体で理解してもらえる提案を心がけています。プレゼン資料は数枚、マニュアルも数枚だけです。あとは全て体験してもらうだけのアプローチです。仕事を受注するための提案書作りのための時間は全く無いです。社内での不要な会議も無し、不要な書類作成も一切無し。。　これに徹しています。

社内に出入りする若い人へのノウハウ伝授に関しては、僕の会社では、基礎が無い人にはまずは基本となる本を1冊読んでもらいます。その後、社内で実践模擬訓練です。基礎がある人はいきなり実践模擬訓練です。実際に構築し、設定し、体感してもらいます。クライアント施設で問題となりそうな課題をあらかじめ用意しておき、ひっかけ問題として呈示します。多くの場合、ひっかかりますよね（笑）。狙いとしては、僕が5年でマスターしたことを数ヶ月でマスターしてもらうということでしょうか。。。。　何度も何度も実践で構築、設定してもらうことで、体に染み込みます。体に染み込めば、面白いと思う人が出てきますよ。テキストは無いです。A4用紙に鉛筆でどんどん書いていきます。絵を書くことが多いです。口と絵の両方です。絵がめちゃくちゃ多いのが特徴です。

俗に専門家と称する人と会っても、凄いと思ったことは2回しか無いです。その2回を感じさせてくれた人はいずれも我が社の技術顧問になってもらいました。いわゆる、「本物」ですね。2人共に叩き上げの技術者でした。学歴は無いです。元弁当屋のお兄ちゃんですよ。しかし、腕は神がかっています。学歴なんて関係無いですよ。本質的な仕事をしっかりとしているかいないかだけだと思います。高学歴の専門家と称する人も実は中身が無い場合が多いです。だから、そういう人達とのダラダラ会議もある意味、実りが無い場合が多いです。世の中が本当に求めていることを知ろうとせずに、「自分達が提供できること」から入っていくのですよね、高学歴の人は。。。　一番大事なことは、世の中がどう向かっていくのか、世の中が求めていることの本質は何なのか、どうしてなのかではないかと思います。ここをしっかりと洞察し、それに応えていく。しかも、どうやったら長期的に低コストであり、簡単に実施できて、リーズナブルに提供できるのか。実施までの敷居を低くし、すぐにでも取り掛かれる体制をどう提供するのか。。。実施後、長期的に低コストでどう維持するのか。。。　競合他社が簡単には追随できない仕組みも大切ですよね。いろいろと考えることはたくさんあると思います。

またまた脱線ですね。

若い人に是非、気合を入れてもらいたいと真面目に思っているので記述しました。先日は現場で、20代半ばの若い人（他の会社の人）から質問責めされました。現場で困っているようでした。この時は49歳のおっちゃんはカッコいいところを見せないといけませんよね。カッコいいところ、魅せちゃいました。彼らの悩みをまず聞きました。そして、結論は口ではなく、あっさりと生で結論を見せちゃいます。ここがポイントですよ。最終形をまずは視覚的に理解してもらうということでしょうか。結論が見えれば、後はそこにどう辿り着くのか、最短距離でどう辿り着くのか、途中のプロセスでどういう障害が想定されるのか、それをどう乗り越えるのか、乗り越える方法論はどのくらいあるのか、どの方法論が一番望ましいと想定されるのか、それは何故なのか、行き詰った時、どうしたら短期間で低コストで解決のヒントを得ることができるのか等。。。　もろもろのノウハウですよ。美味しいノウハウですよ。20代半ばで知ったら、かなり上に行けそうなノウハウですよ。それを教えちゃうのですね～。僕は、彼らに「皆様が5時間かかってできる仕事、僕らなら10分で出来てします。そこに4時間50分の差がありますよね。今、それを体感して頂けましたよね。君らが必死で仕事をしている間、僕らは酒飲めるんですよ。だから、このノウハウをマスターしてよ。ダラダラしないで、カッコよく終えるようになろうよ。そして、一緒に飲もうよ」って感じです。これは馬鹿受けしました。超がつくぐらいに受けました。こういうやる気のある若い人っていいな～って心の底から思いました。この会社は伸びるな～って思いました。

こういうことをやっていけば、必ず我が社のファンになってくれると信じています。そして、一緒に仕事ができるのですね。次に仕事をする時は逆に僕らに僕らの知らなかったノウハウを教えてくれるのですよ。やる気のある若い人は本当に伸びるのも超早いです。あっという間に僕らを超えて行きますよ（汗）。。　これ本当です。そういう若い人から多くのノウハウを逆伝授してもらっています。

やっぱり、男49歳、まともに若い人と張り合ったら絶対に負けます。ノウハウの蓄積のスピードも歯が立たないです。ということは、彼らに支援してもらう仕組みを作った方が遥かに効率的と言えますよね。彼らを支援し、彼らに支援してもらう仕組みでしょうか。彼らを支援ということは、彼らが早く一人前になることを手助けするということだと思います。我々と付き合うことで、仕事の面白さを覚え、彼らがスキルアップを早め、他の誰よりも早く一人前になることだと。

その際、やっぱり酒が必要なんですね、僕の場合は。。。　どうしても酒になっちゃうんですよ。若い人が何を考えているのかを聞くのにどうしても僕の場合、酒が必要なんです。あるいは可愛い子ちゃんも時に必要なんですよね～。正直、金もかかりますが、これは必要な金なんですよね（苦笑）。。　酒はやっぱり魔法ですよ。酒と美味しい料理ですよ。ここは我が社のキーです。ひょっとすると一番大事な経営理念だったりして。。。。

僕はブラック企業在籍時、なかなか自分のスキルを向上させることが出来ずに苦しみました。本当に苦しい毎日でした。その時の悔しい気持ちを若い人に味わってもらいたくないんですよ。在職時に僕を小馬鹿にした上司に恩返ししたいとは微塵も思いませんからね。前職の企業では、多くの優れた上司に恵まれ、ノウハウを伝授してもらいました。感謝、感謝です。だからこそ、いまだにその恩義を感じています。僕もそんな年配者になりたいとずっと思っていました。少しでも役に立つおっさんになりたいと！　ノウハウを伝授できるおっさんになりたいと！　でないと存在価値ないですよね、おっさんなんて。。。

そんな状態ですが、スポーツ走行に関して、今は南千葉サーキット、車楽人さんのお世話になっています。そこから多くのノウハウを伝授してもらっています。本当に、本当に、本当に、感謝、感謝、感謝、感激ですよ。素晴らしいノウハウです。僕はまだ超未熟ですので、彼らが言っていることを実践することは出来ないです。但し、少しづつわかってきました。この最初の第1歩を踏み出せたことは死ぬほど大きな前進でした。そこに来ている人の中で、正直、自分が一番下手くそです（苦笑）。。。　それでも皆、親切にアドバイスして頂けるのですね。その1つ1つが全てが意味があるアドバイスに感じています。全身全霊でアドバイスに耳を傾けています。体が反応しないのがキツイですが。。。。。　言っていることは理解できますが、体が反応しないのはキツイです。これは超ストレスが溜まります。チェックポイントが余りにも多すぎて、ここを気にすれば、ここが漏れるという状態です。

昨日も夜、１時間ほど、練習走行しました。何となく運転がスムーズになった気がしました。ハンドルの切り方、アクセル、ブレーキ等、全てをスムーズにと思って昨日は運転を心がけました。とりわけ、ハンドルは「急～」が多かったので、ラインにそって優しくゆっくりと噛みしめながら運転を心がけました。急ハンドルでのアンダーが多かったのでそれは改善したいです。

速くて、上手い人ほどスムーズですからね。目黒PCのH師匠はとりわけ超優しいドライビングですので、あれは凄いな～って思います。車楽人の皆様もカッコいいですよ。

次は定常円旋回を数周ぐらいはしたいですよ、マジで。前回は、まぐれで1回転半が限界でした。それも1回きりでしたから。。。　筋が悪いな～って思いつつも、やるしかないですよね。次はドリ専用車でトライできるので、気合入ります。

ボクスターのマフラー交換で、気持は高まっていますが、ヤバいことに次の改造がしたくなってきました。これはまさに麻薬ですね。

次は、ビルシュタインのサスをはめようかと。。。　その次はエンジンのパワーアップでしょうか。20馬力ぐらいアップになるようですが、かなり高回転時のレスが上がるようです。とすると、285馬力ぐらいになるのか～。現状、265馬力ですが、マフラー交換で明らかに以前よりもレスいいです。ブリッピング時の回転合わせは、以前よりも弱い「ポン」踏みでOKとなりました。これは楽チンです。ビルシュタインのサスが47万円、エンジンパワーアップが25万円程度のようです。ウワ～、2つ合わせて72万円じゃ～～。。。。　これはシンドイ。マフラー交換で30万円ちょっと使っているので、合計で100万円になってしまいます。　これはヤバいですよ。妻が発狂します。

しかし、しかし、マフラー交換でエライ派手になりました。まあ～、派手なこと、派手なこと。ちょっと恥ずかしいというか、迷惑というか。。。　街中で回転落ちしないように気を付けないと。。　ブリブリ、バチバチ。。。　僕はいいですが、周りの人、「一体、何やってんだ、コイツは？」ってことになっちゃいますよ。　ヒンシュクですよ、まじで。

いい年こいて、ちょっとやり過ぎちゃったかなと。。。　世間の皆様、申し訳ございません。お許し下さいって感じです。すぐに通り過ぎるのでちょっとだけ我慢してくださいって思っています。

10月27日（日）の車楽人さんの走行会に向けて、南千葉に予行練習に行きたいです。。。

仕事に戻りますね。