113. ポルシェの展示会に行ってきました

2013年9月5日（木）に恵比寿のウェスチンホテルで開催されたポルシェの展示会に行って来ました。いや～、相変わらず大盛況ですね～、ポルシェは。売れに売れているようです。

BMWミニ、BMW、VW、ベンツ、AUDI等、ドイツ軍団が飛ぶように売れています。東京都心はもはやドイツに支配されてしまったかのようです。都会人はドイツ車がお好きなようです。

日本車は一体、何やってんだよってまたまた思ってしまいました。

展示会見に行って、急に車に乗りたくなって、夜中1時に家をこっそり抜け出して、走ってきました（苦笑）。。。。

ボクスター981の265馬力にだんだんと物足りなくなってきたのは事実ですよ（笑）。それと911Sのように腹と腰に響くエンジン音が欲しいですね～。

正直、ボクスターSの315馬力でも全然物足りないです。ボクスターSならば、素のボクスター265馬力から変える必要が無いと思っております。素の911の350馬力でも物足りなくなるのは目に見えてます。素の911では10分程度の試乗の段階で、そのパワー感の無さに衝撃を受け、「これはボクスターから買い替える必要無いな」って思ったぐらいです。ひょっとすると911Sの400馬力でもダメじゃないかと。。。。　エンジン音で言うと、素の911の試乗でも全く物足りなかったです。。。。

パワーを使いこなせるドラテクがあるわけじゃありませんが、パワーは一度慣れてしまうと物足りなくなるのが人間なのでしょうか。。。。　麻薬のようなものかもしれません。

スポーツ走行に無縁の僕でしたので、265馬力のスピード感も初めは凄いなって思いました。しかし、いろいろな方の助手席に乗ったり、自分も練習を始めてくると、265馬力が本当に物足りなくなってくるのですね。315馬力のボクスターS、325馬力のケイマンS、350馬力の素の911でも、パワー感を感じなかったです。パワー感を感じたのは、400馬力の911Sと560馬力のGT-Rでした。

恐らく911Sに乗っても、400馬力が物足りなくなるでしょうね。取引先の会社に、つい最近まで、女の子にもてたいのが目的で（結果的に全然もてなかったようですが）魅せるドリフト走行をしていた20代の若者がいます。シルビアに乗っていたようですが、600馬力弱ぐらいまでパワーアップしていたそうです。どんどんパワーが欲しくなり、ついには600馬力でも普通になってしまい、最後はドリフトそのものを辞めてしまったと言っておりました。

僕の場合も、実は同じ病気にかかりそうですが、ここで踏ん張ろうかと思っています。結果的に、パワーは慣れるに違いないと思います。265馬力の素のボクスターだろうが、560馬力のGT-Rだろうが。。。。　女の子と同じかと。。。　一度、・・・・ってしまうと飽きますよね。。。。（苦笑）。。。。

とすると、・・・・・とは違う魅力（人間性）が重要になってくるのですね。。。。車も同じで、パワーではない魅力で長く付き合うしかないのかと。。。

どうせ物足りなくなるのがパワーだとしたら、シンプルな楽しみ方ができる素性の良さをたっぷり味わうのが男49歳の生き方じゃないかと。。。。

265馬力の素のボクスターを振り回し、ゼロカウンターでガンガン攻めることが出来るようになればいいのかと。それも出来ないで、パワー欲しいなんて言うの間違っていると。。。車楽人走行会でみたあのアトラクション的ドリフト走行、限界グリップ走行を素のボクスターでキチンと出来るか否かですよね！！！　

車好きになってしまったので、どうしても新しい車に興味が沸いてしまうのですね（苦笑）。現在でも、暇があれば雑誌やネットで新車情報に関心ありありの自分がいますよ。妻から言われますよ。「あなた、もういい加減にしなさい。Pちゃん買ったんだから、もう車なんて絶対に買わないのだから。ネット見てる暇あれば仕事してください。売上ないんだから」って。。。。　車買い替える余裕があるのならば、その分、タイヤ代等につぎ込み、ドラテク磨いた方が遥かにコストパフォーマンスが高いと思いました。

49歳の年齢を考えると、費用対効果の高い楽しみ方は、一度買った車をなぎ倒すまで使い込むのがよいかと。。。。

タイヤが相当にくたばるでしょうから、タイヤ代は覚悟すると。それでも新しい車を買って、タイヤ代が心配だから走り込まないよりも遥かに安上がりだと思います。

仮にタイヤ代を月間8万円だとしても、年間100万円となります。素の911を買うとしても、ボクスター売却しても1,000万円以上は現金が必要となりますので、10年間はガンガン攻めることができますよね。実際には、月間にタイヤ代を8万円必要となるような走り込み方が出来るわけないです。インドネシア製タイヤ1本5,000円、タイヤ交換費用が数千円だとした場合、相当に走り込むことできますよね。

これからの49歳以降の人生を考えると、どれだけ「本気で走り込めるか」が鍵だと思っております。モノを所有するのではなく、「本気は心の走り込み」がどれだけできるかです。

僕の性格なのかもしれませんが、会社経営も車も似ている所があります。スリルとリスクですよ。ヒヤヒヤ、ドキドキ、汗汗の連続ですよね～。怖くて怖くてたまらないって感じの所がもうたまらないのです。スリルがあり、リスクがありますよね。僕の会社経営も来月どうなるか正直わからないです。潰れているかもしれません。

近所の大手会社が潰れました。社員は夕方、会社に戻ると社長から、「今日で悪いけど、全て終わりです。お疲れ様でした。明日からシャッター締めるので、今日中に必要なものは全部、持って帰社下さい」って言われ、茫然。。。。　今日で会社が終わるということを知らない社員が大半で、明日以降の納品・設置のアポをとっていた社員も多数いたようです。酷い社長だと思いますが、中小企業経営の実態とはそんな感じなのでしょうか。

自分はそういう経営はしたくないとは思っていますが、油断は禁物です。常に最悪の状態を想定していかないと厳しいです。スポーツ走行にも同じものを感じます。

今後の人生、男、本気の走り込みを行う気持ちですが、金がかかります。その金を効率的に使っていくことが必要ですよね。最低限のコストで、最大の効果を上げるための金の使い方が求められています。初期投資はボクスター（素、右、MT）で充分だと、再認識しています。これ以上の投資をすると、僕の財力では、本気の走り込みが金銭的に出来ないですし、精神的にも出来ないです。「壊したらどうしよう」って心配しながら走るのは厳しいです。それより、ポルシェ最安の素のボクスターであれば、「最悪、全損しても、911Sを買って全損するリスクの半分以下」と考えています。リスクが大きければそれだけ攻めることができないです。経営と同じですよね。攻めるために、どのレベルの初期投資で行くかです。勿論、この水準は人によっても会社によっても異なるとは思います。

初期投資を抑えれば、後はレーシングスクール費用やタイヤ代、整備代に金をかけることが出来ます。知り合いのプロドライバーが皆、言います。「とにかく走って、走って、走りまくらないと絶対にダメ。理論を知って、キチンと学び、後はひたすら走り込み」。これはモータースポーツに限らず、他の全てのスポーツにも仕事にも当てはまることですから、特別な指摘でもなんでもないですが。。。

攻めるのが僕の人生哲学なので、であるとしたら、やはりパワー265馬力の素のボクスターで攻めまくるのが僕らしいのかと。。。。。　超下手なので、余計攻めないと上手になれないですよね。攻め方に関しては、いろいろな方からアドバイスを頂いておりますが、攻め方が決まれば、後は走り込みとなります。

よ～く考えてみると、これだけマジで走り込みしたとして何になるのかって（笑）。面白いものですよね。何か価値ありますかね？？？　

あるのですよ、それが。モティベーションですよ。仕事にも効いてくるのですよね。家庭生活も円満になると思います。本気で攻め、走り込むことでき、ドラテクが向上すれば、自分自身がハッピーになるわけですよ。何故、ハッピーになるかって？？　そういう価値観だから仕方無いですよ。スポーツ走行に関心が無い人にとってはどうでもよい価値観ですよね（笑）。でも自分は遅ればせながらスポーツ走行に関心を持ってしまい、この世界に入ってしまったのですから、もう遅いですよ。ドラテク向上でハッピーになる価値観を持ってしまったのですね。

だからハッピーになるために走るということになります。走りで楽しい経験が出来れば、それが仕事、家庭生活にもポジティブに効いてくることは間違いないと思っています。

という間接的な効果があるのですね。僕の師匠のSさんの母上様が言っておりました。「息子がサーキットで楽しんで、ストレスを発散し、その結果、いい仕事をしてくれるのであれば、私は息子のサーキット走行は賛成です」と。何と素晴らしい母上様だと！！！　まさにその通り！！！  今月23日は、S師匠の2回目の結婚式です（苦笑）。母上様ともお会いできることは嬉しいです。僕はこの母上様が相当に好きなんですよ。S師匠の了承を得て、ボクスターでデートに誘ったことがあったのですよ。急な誘いだったので、お化粧していないからまたの機会にしましょうってことになりましたよ。断り方も素晴らしい！！　S師匠の母上様、S師匠、23日の結婚式は本当に楽しみにしておりますよ！　僕も妻もこの日のために服を新調しました。カッコよく決めて参りますね。

今日はS師匠の母上様の素晴らしい言葉、人柄を気持ち良く思い出した所で、仕事に戻ります。

今日も一日頑張りますね。