しかし、まあ~、次から次へとドイツ車がガンガン、新車攻勢に来ますね~。
どれもこれもがいい車に思えてしまいます。
一体、日本車は何をやっているんだよ!
って思っている人って僕だけじゃないと思います。
新型のゴルフRは面白そうじゃないですか! 300馬力となりました。100km加速は4.9秒とこれはボクスターSを上回ります。本国仕様では、6速MTとDCTの2種類用意されます。ドイツ本国では、しっかりと6速MTを用意しているのですから羨ましい限りですね。
気になるのは、M3の後継車ですね。これはMT仕様が本国でも廃止になるか。。。。 心配ですよ。僕はBMWは乗りませんが、M3だけは大変に気になっております。今後、どうなるのか。これでドイツ側のスタンスがかなりわかると思うからです。
車にしても、カメラにしても、どんどん「楽チン」志向となっていきます。カメラは顕著ですよね。僕はカメラ大好き少年でした。ニコンのF3でマニュアル撮影していた時期があります。当時は相当に気合が入っていました。休日のたびに風景撮影、人物撮影、動物撮影をして腕を磨いていましたからね。その内、CanonのEOS1に変更し、ライカのM6も使っていました。CanonのEOS1は本当に使い込みました。最後は壊れましたが。。。つまり、プロ用カメラを壊れるまで使い込むということはかなりの枚数撮影したのだなと思っています。
現在は、フィルム用カメラは一切使わず、デジカメです。カメラは使わず、iPad miniですよ(爆笑)。超軟派になってしまいました。カメラも持っているのですが、Canonのデジカメが大きいので、今は、一眼ではオリンパスのOM-Dというカメラを使っています。小型一眼で動画もキチンと取れるので重宝していますが、大半はiPad miniです。撮影してすぐに大きな画面で見れるので、皆に喜ばれるのですね。。
僕にとって、カメラ撮影はかなりeasygoingなものとなってしまいました。昔のような気合を入れた撮影はもはややる気が無いです。車は逆ですね。免許取得して最初に乗った車がシビックのVTECのMTでした。その後、結婚生活が破局し、引越し資金を捻出するために、車を売却した後、6年間車無しの生活でした。その時は車を持ちたいとも思っていませんでした。都会に住んでいましたので、バブルの影響で車庫代が1ヶ月65,000円ですよ。耐えきれないですよね。33歳で2回目の結婚をしてから、ゴルフVR6という車を新車で買いました。300万円を超える現金持って払いに行ったのですが、手が震えていたそうです。こんな大金持ったの初めてでしたよ。。。。 その時は、まさかポルシェ買うなんて想像もしていなかったです。。 VR6には10年乗りました。1度も故障無しというか、ATでして、Dドライブ以外は、バックにしか入れたことが無かったです(笑)。何速のATかは今でも知らないですよ。スポーツ走行のスの字も考えたことは無かったです。43歳でランクル100を新車で買いました。ランクルに乗るのは大学生からの夢だったのですが、夢の実現に20年かかってしまいました。。。勿論、これもATで、これは今でも乗っています。他、借りるなりなんなりでいろいろな車に乗っていました。実家の車、かみさんの実家の車、友達の車等。
仕事では相当に乗っています。ハイエース、タウンエース、プロボックス、プリウスと乗り継いできました。とりわけ、タウンエースは相当距離乗っています。汗だくになって荷物の出し入れ、配送も行いました。東京から遠方などは頻繁に往復する毎日でした。
最初のシビックVTEC以外は全てATです。1年前の48歳になって、世田谷区のS師匠に出会うまでは。。。。
本当に人生ってわからないものですね。出会いが大事です。しかも、その出会いって、多少強引な方に出会った方が僕の場合はいいようです。S師匠もかなり強引(爆笑)な方でした。取引先の代表なので仕事の面しか見ていなかった方です。マツダのロードスターのMTに乗っていたので、「随分と変わった人がいるな~」って思っていました。
しかし、世界的に見ると、ちっとも変っていないのですよね。イタリア、フランス、ドイツ、スペイン等では現在でもMT比率が90%前後なので、ちっとも変っていないのに、自分は日本に住んでいるので、「走りの楽しさを重視する」欧州の常識ではなかったのですね。自分が世界的に見るとマイノリティであることを知らず、「変わった人がいるな~」って思ってしまったことが偏狭だな~って思います。自分も「走りの楽しさ」など頭の片隅にも無かったと言うことを証明しています。
「MTに乗っているのですか~、珍しいですね~」と僕。
S師匠「そう?? ちょっと街乗ってみますか。運転して下さいよ」
僕「いやいや、MTはもう乗れないですよ。助手席でいいです」
S師匠「それではこの辺をちょっとぶらっと走ってみますか。真冬だけで折角だからフルオープンで行きますね」
僕「有難うございます」
そして、出発。
「ギャー~、ギョエ~、何、この人??? 超面白い人!!!!」
一般公道だったのに、ここまで過激に暴力的にアグレッシブに走り込んでいいの!!!
ちょっとぶらっと走るだけって言ったじゃん。。。 しかし、超面白い、超が100個つくぐらい面白い。一体どうやったらこんな走りができるのか????? 180馬力しかないロードスターをこれだけ速く走らせるなんてすごいドラテクじゃ~~~。。。。。。
この瞬間から、僕はSさんのことをS師匠と呼ぶようになりました。6~7歳、僕よりも年齢は下ですが、このS師匠を見ると、僕よりも20歳ぐらい上のような感じです。S師匠のドラテクに惚れ込みました。ドラテクばかりでなく、S師匠の人間性にまで惚れ込んでしまいました。このようなドラテクは日々の努力の賜物だと。ここまで頑張れる人ならば、それ以外の仕事の面でもいい加減なところがあるわけは無いと。実際、仕事ぶりも大変に素晴らしい方でした。納得するまで徹底的に頑張るタイプの方でした。ドラテクと仕事ぶりは関係がありますね、絶対。
僕は思いました。
「このドラテクならば絶対に飲み屋のネエちゃんに受ける。これは習得すべき技術だ」と。
それ以降、スポーツ走行技術習得のためにいろいろな努力をするようになりました。社用車のプリウスを速攻で、MINI Cooper SのMTに変更し、さらにボクスターの右MTまで購入するとは!!
人生ってこんな感じで変わる時、変わるんですよね。
僕の人生を振り返ってみると、計画通りに行ったこと無いですよ。予想したこと無いことが本当に起こるんですね~。キチンと計画を立てて、その計画を緻密に実行していくタイプの人もいます。ある意味、憧れますよ。ワタミの社長とか、ユニクロの柳井さんとか。。。 楽天の三木谷もそうでしょう。。。 僕の場合、どうもキチンと計画を立てるということができないダメなタイプです。
それでも男49歳まで生きてこれてしまったのですね。これだけで感謝が100個つくぐらいです。
今、殆ど全てが想定外のことばかりです。ボクスター買ったことも1年ちょっと前までは頭の片隅にも無かったです。MINI Cooper SのMTに社用車で乗り、顧客回りをすることも想定していなかったです。システム、ネットワークの会社にいたのに、10年前に販売・配送業で独立するとは思っていなかったです。10年前に販売・配送業で独立した際、現在、本来やりたかったネットワーク、システムの仕事をしていることも想定していなかったです。だって、販売・配送業とネットワーク・システム構築って全然関係無いですからね~。僕は過去5年近く、電車に数回しか乗ったことが無いです。つまり、職住一致に近い生活をしていますが、それも5年以上前は想定していなかったです。パスモって見たことも無いのですよ。電車乗る時は切符買ってますよ。恥ずかしいです。
39歳で独立する際、何人かのコンサル、同僚からは、「お前は絶対に数年でこける」って言われました。理由は「緻密な計画が無かった」からです。独立するのに緻密な戦略性、計画性が無い奴は失敗するって言われました。
その時、僕は絶対にこいつらには負けたくないって思ったのですよ。僕は思いました。サラリーマンをまずやめようって。会社の戦略性、計画性は当初は考えていたのですが、サラリーマンを辞める前にそれらが全然話にならないことがわかったのですね。だからと言って、やっぱりサラリーマン辞めることを止めようとは思わなかったです。
まずは「サラリーマンを辞めてスッキリしてみよう」って思いました。一度、スッキリして、その後、小難しいこと考えようって。
サラリーマンを辞めた瞬間からリスクの塊のような人生への突入です。病気もできない、海外旅行にも行けない、休みもあるかどうかわからないと。。。 生活できるのか。。。。
結論、39歳で独立して、今、49歳ですよ。会社こそしょぼいですが、意外に何とかなるもんですね~(苦笑)。39歳の時、まさか今、ボクスターでサーキット行くなんて想定していなかったですよ(爆笑)。有りえないことですよ。スポーツ走行のスの字も関心無かったですから。。。
本当に俺の人生どうなっちゃうのかな~っていつも思っていましたから。。。。人間、頑張れば何とかなるもんだな~って自分を少しばかりホメてみましたよ。この先どうなるかわからないですが、取りあえず49歳まで何とか生きてこれたと。
よ~し、明日は車楽人での走行会じゃ~、気合入れて行きます。
超下手糞ですが、言い訳ばかりしたって仕方無いですよね。下手ならば練習するしかないじゃんって思っています。
そうです、やるしか無い!!のですね。 39歳で独立してずっとこの精神で来たのです。
「経験が無い、能力が無い」のであれば、「人の10倍、訓練するしかない」のです。下手でも好きならば何とかなると!
頑張って参りますね。。。。
こんばんは。いつもすご~く楽しく読んでいます。こんなに字がたくさんのページって無いのであなたの考えていることがよくわかって面白いです。
返信削除ところでボクスター右MTに乗っているそうですが、PCで聞くと右のMTはペダルの間隔がすごく狭く、とっても乗りにくいのでおすすめしませんと言われています。実際はどうなんでしょうか?できればMTがいいと思っているので。
お聞かせください。
レス遅れてすみません。右MTは僕には全く問題無いです。イギリスでもオーストラリアでも普通に売られているものですよ。僕は乗りにくいと思ったことは一度も無いです。むしろ、左のMTのペダル配置が僕には厳しいですよ(笑)。つまり、慣れだけの問題だと思います。知り合いも右のMTを最近、買いました。問題無しとのことです。昔の911の964の左MTに乗りましたが、体がよじれましたよ(笑)。オーナーは勿論、涼しい顔です。僕はペダル配置に慣れないので、「これは気が狂ったペダル配置だ」と思いました。とにかく、右寄りでしたから。体の真ん中にクラッチペダルがあるのですね~、964のMTは。これには参りました。ペダル配置は慣れの問題だと個人的には考えています。PCの言うこと、全く当てにならないですね~。営業マンの個人的な考え方ではないでしょうか。あるいは右のMTは納期に時間がかかるので、制約に時間がかかるので嫌がっているのでは。。。。
返信削除繰り返しになりますが、次にポルシェを買うとしても、僕は右のMTで行きます。これは100%間違いないです。