106. 生き方を変えます

最近、思うことがありました。妻が大学時代にお付き合いしていた男性（48歳）が亡くなりました。死因は脳梗塞でした。まだ48歳の働き盛りのF社のTVプロデューサーでした。激務であったことは想像できます。ずっと独身だったようです。飲んだ後、いつも通り帰宅しフェースブックをやった後、そのままあの世に行ってしまったようです。

それにしても、48歳での死は残念でなりません。まさに働き盛りです。日本としても貴重な戦力を失ったと言ってよいでしょう。僕はいつも思うのですが、僕のオヤジ、オフクロのように80歳オーバーな人間はいつ死んでもいいと思います。正直、僕のオヤジ、オフクロを養うために、国がどれだけ負担しているかです。全部、税金、厚生年金ですからね。僕のオヤジ、オフクロ世代は、自分が払い込んだ年金の3倍ぐらいのお金を国からもらっているのですね。僕は49歳ですが、年金支給年齢は恐らく70歳近くになるのですが、先日、厚生省のHPで年金計算をしたところ、払い込み金額よりも大分少ない支給金額となります。僕のオヤジが手取りでもらっている年金支給金額の約半分近くになります。僕よりもずっと若い20代の若者が一番苦しくなる計算ですよ。

日本の年金行政はピンチですね。医療行政も大ピンチです。このままでは破綻するというか、もう既に破綻しているのですが。。。。。　若者に全部のツケを回し、年寄りは美味しいとこ取りしてさようならと。。。年寄りは、「戦争世代で苦労してきたのだから」と主張するので、それを言われると、「......」と口ごもってしまうのですよね、皆。。。　

皆様も厚生省のHPで、自分の将来の年金支給金額を計算してみて下さい。年金手帖に自分の番号が記入されています。その番号が一番大事なのですが、その番号をネット上で記入し、確か、IDとかPWとかが発行されたと記憶していますが、ネットで支給金額が把握できます。

僕の場合、オヤジよりも払い込み金額が3倍ぐらいあるのですが、支給金額は半分以下でしたよ。厚生行政が破綻してきているのがわかります。

話がそれてしまいましたが、そんな時代だからこそ、働き盛りの人が亡くなるのは、国の会計的に痛手が大きいのですね。それとは逆に支給を受けている人が亡くなるのは国の会計的にはプラスとなります。

いずれにしましても、最近、尊敬している仕事絡みの大先輩（82歳）が脳梗塞で急に寝たきりになったり、妻の元カレ（48歳）が脳梗塞であの世行きになったり。。。。　取引先の若手（40歳）も脳梗塞でリハビリ中ですが、元通りにはなりません。酒、タバコのやり過ぎに加え、睡眠不足が原因であったようです。

アンチエイジングですよ、まさに。これです。

実はこのテーマで、僕が住む千代田区議会で討論会を行うことになりました。土曜日7時間で2日間、日曜日7時間で1日の計3日間、合計21時間の大討論会です。一般区民が区の政治に参加できるのですが、そこに乗り込むことになりました。これからの区行政がどうあるべきか、とりわけ、「どのように生涯にわたって快適に生活をするべきか、そのためには区がどうあるべきか」というテーマですね。その大討論会に僕が3日全て参加します。参加すると1日の日当5000円と昼食が出るのですが、それも僕には魅力ですよ（笑）。ガソリン代ですよ。何しろ、僕は自分の金をわずかしか持っていないのですよ。銀行カードも妻が管理しています。毎月5万円のお小遣いをもらっているだけでやりくりしています。この5万円ですべてやらないといけないのですね。キツイの一言ですよ。妻が全ての金を握っているので、何を買うのも決めるのは全て妻ですよ。僕のオヤジはサラリーマンでしたが、毎月のお小遣いは2万円でした。それで40年以上もやりくりしていたのを見てきました。この2万円でゴルフ、マージャンやっていたのは立派だなって思いますよ。人によってお小遣いの金額は違うでしょうが、僕の場合は5万円です。ここから仕事出先の昼食を負担とかしているとキツイですよ。オヤジよりも大分多いので、この点ではまだ楽です。しかし、時代は違います。

但し、車購入費用はお小遣いからの負担が無かったです。ここだけは別にしてもらいました。日々のやりくりはキツイですね、まじで。。。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、周りに「死」が多くなり、そこで決意しました。

好きなことやろうと。ポルシェも乗りたい時に乗ろうと。。。

今までは週末まで待とうと思っていました。車に1人で乗ることは家庭放棄に近いものがありますからね。罪悪感もありました。当然と言えば当然ですよね。1人で生きているわけではないですものね。だからこそ、妻に迷惑がかからない朝の4時とか5時とかに走っていたわけです。休日を丸丸全部使ったサーキット走行とか、レーシングスクールへの参加が難しかったわけです。

これからも休日を丸丸使った走り込みは厳しいと思います。

僕が決意したのは、毎日、毎日をいかに納得して過ごすかということです。やりたいと思ったことを少しでも積み重ねて行こうと。仕事、家庭、音楽、車等。。。。

ということで、昨晩は、ボクスター981を夜7時30～8時30分の約1時間、約50km弱走らせました。このぐらいの短い時間でも結構納得できるものがあります。要は毎日、少しづつでも自分がやりたいと思ったことを我慢せずに、ちょこちょこ積み重ねていこうと。我慢して、まとめてやるのではなく、毎日、毎日、イチローじゃないですが、内野安打を1本1本積み重ねて行こうと。

正直、自分もいつ死ぬかわからないです。だからこそ、毎日を自分が納得できるように過ごそうと。今日夜寝る時、「今日もいい日だったな～」と思えるようにです。1年経った時、それが365回分あればいいのですよね。。

昨日の夜の1時間のドライブでは、相変わらずボクスター981の乗り心地の素晴らしさを改めて体感しました。ノーマルモードでも、スポーツプラスモードでも本当に乗り心地がいいですよね～。絶妙なサスで、これはGT-Rの乗り心地よりも全然いいですよ、マジで。スポーツカーのくせして、何でこんな乗り心地がいいんだって思うのですが、ここは凄いノウハウなんでしょうね～。

但し、ショックなこともありました。「クラッチのキレが悪い、乗り心地が悪い、これでスポーツカーなのか」と酷評していた86軍団に後ろからつつかれ（笑）、高速コーナーで軽くぶっちぎられて。。。。（苦笑）。。。　なんか後ろからつつかれてうざいな～って思っておりました。一体何の車だよって思っていましたが、高速コーナーで矢のようにぶっちぎって行く後ろ姿を見ると、皆、86軍団でしたよ（爆笑）。。。。

「ヤバい」って思いましたよ（苦笑）。。。

「これは練習しないと絶対にヤバいことになる」って。。。

いくらなんでも86に負けることだけは許されないです。

本気モードになりました。男49歳、アドレナリンが沸き出て来ましたよ。

8月25日での車楽人さんでの練習走行で「打倒86」のための打ち手が何なのかを学んで参ります。これは相当にまずいことになってきました。

車楽人様、何卒ご指導の程、よろしくお願い致します。25日には渾身の力を込めて学びに参ります。