2013年5月24日金曜日

65. 日本人としてのプライド、GT-R

どうしても気になっていることがあります。これまでのブログでポルシェ車の素晴らしさを訴えてきました。とりわけ、ポルシェをMTで乗ることの面白さを訴えてきました。それが僕自身のアンチエイジングに極めて効果的であると訴えてきました。

しかし、どうしても気になっていることがあり、拭いきれないのです。それは僕自身が日本人であるということであり、日本車で優れたものにどうしても乗ってみたいという気持ちです。つまり、日本製スポーツカーNO.1であるGT-Rに一度は乗らないといけないという気持ちです。GT-RはMT車仕様がありません。ポルシェのMTにハマッテいる僕としては、ここは不満足です。

しかし、そんなことはGT-Rにはどうでもよいのです。100km加速2.7秒、鬼のような地面へのへばり付き感を日本人としてやはり誇るべきではないかと。

今の時代、「Buy Japanese」とか「Buy American」とか言う時代では確かにないのかもしれません。優れたものであれば、どこの国のものであっても良いでしょう。別に日本人だからと言って、日本製に拘る必要も無いでしょう。

しかし、僕は個人的には「日本からもっと優れたものが生まれて欲しい」という気持ちがどうしても強くあります。そのために応援したい気持ちも強くあります。

ということで、GT-Rの購入をいつかは検討すべきではないかと思っております。幸いにも、GT-Rの価格は素の911よりも全然割安であり、550馬力あるにも係らず、日本では大変なリーズナブルな価格設定となっております。

GT-Rの購入はありだと結論を付けました。

頭の中にGT-R購入後の生活イメージを作ってみました。MT車ではなく、ツインクラッチですね。PDKと同じです。いつも攻めている練習場(一般公道、富士、南千葉サーキット)でどうなのかと。。。あるいは街中のチョイ乗りではどうなのかと。。。。

と、ここに来て、アレっ、やはり素のボクスター981のMTの面白さに勝てるのかと。。。。

GT-Rだとエンジンを回すことって、サーキットでの全開走行以外は無いだろうって思いました。街中や高速で、僕がボクスター981でやっているような全開走行はあり得ないです。まず事故りますよね。回しても3000~4000回転止まりでしょう。僕はボクスター981で普通にレッドぎりぎりまで常時回しています。その際に奏でられるエンジン音が最高であることも述べてきました。ポルシェエンジンを常に最大限に引き出しているという贅沢な運転であることも述べました。確かに、僕の楽しみ方は贅沢であると思います。ポルシェの能力をいつも最大近くまで引出しながら走っているのですからね。それはドラテクの向上にも当然繋がっているはずです。車のパフォーマンスを最大限に引き出すというスキルです。

もし、GT-Rであれば、車の能力を最大限に引き出すシーンというのはそもそも有りえないですよね。車の能力の10%程度でいつも走っていることになり、これって自分にとってどうなのかって思いました。車の能力が高すぎて、日々の町のチョイ乗りでは完全に持て余してしまうのですね。

首都高速のコーナーでも、楽勝のコーナリングとなります。ボクスター981でかなり気合を入れて攻めているコーナーははっきり言って、GT-Rでは楽勝です。車が完全に支配したかのような楽勝のコーナーであり、クリアーするのが当たり前となります。

このくらいGT-Rの力って凄いんですが、これで「人生痛快、アンチエイジング達成」となるのかとよ~く考えたら思います。サーキットで勝ちたい、誰よりも速く走りたいことが目的であれば、GT-Rは必須かもしれませんが、僕はプロのレーシングドライバーではないです。普通の民間人です。

人生を楽しむ、アンチエイジングを実現したいということと、GT-Rが本当に両立するのかです。この視点に立った時、自分にとってGT-Rの購入が意味があるのかと真面目に考えました。

人生を楽しむと考えた時、僕にとって、「キレイな女の子にもてたい」という視点は極めて重要な要素となります。ボクスター981はそのキレイ系な女の子に超受けが良いのですね。それと、年配の女性にも受けが良いのです。といいますか、誰からも受けがいいのですね。とりわけ、女性からの受けが超いいのです。これは僕にとって至上の喜びです。GT-Rではこの喜びを味わうことが難しくなります。女性との喜びの共有化が難しくなるのは僕にとって嬉しいことではありません。

それと車の能力が凄すぎて、街乗りや高速では殆ど自分は何もすることが無いぐらいにカッコよく運転できてしまいます。凄い加速は羨ましいですが、自分が果たさないといけない役割は極めて小さくなります。運転が上手くなった気になれる凄い能力を持っています。以前のブログに記述しましたが、GT-Rは車が偉いので、車主体です。主人がGT-R、家来が僕となります。ボクスター981では立場が逆転します。主人が僕で、家来・道具がボクスター981となります。僕が腕を上げれば上げるほど、ボクスター981は言うことを聞いてくれるようになります。腕が無ければ何もやってくれない存在でもあります。この点は腕が無くても、速く走れるGT-Rとは根本的に違います。ボクスター981の場合、腕が無いと速く走ることができないので、僕は朝4時過ぎに起きて、走り込んでいるのですよ。その結果、この半年間で相当にドラテクが上達したと思っています。しかし、GT-Rであれば、練習を全くしていない僕の妻でも、必死で闘っている僕のボクスター981よりも簡単に速く走ってしまうでしょう。GT-Rであるのならば、朝4時に起きて果たして練習する気になるか。

答はNOです。僕は基本的に怠け者です(苦笑)。。。

結論、僕は怠け者ですので、練習しないと速く走らせることができない今のマイカーが一番いいのかと。それと、キレイな女の子達、70歳を超えた年配の女性にも超受けが良いポルシェの方が自分の人生にとって大きくプラスになると。。とりわけ、女性からの受けの良さは絶対に譲ることができない点なのでやはりPちゃんになっちゃうかと。。。

結論、GT-Rに浮気などしません。

Pちゃん、今後も末永くよろしくお願いします。。。。



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