2013年5月21日火曜日

62. ボクスター981でのコーナリングの感覚

首都高速でのボクスター981でのコーナリングの練習をしていた思うことがあります。かなり感覚的なことですが、高速でガンガン攻めている時のボクスター981の感覚と911との違いですね。

ボクスター981の感覚を一言で表現しますと、「空飛ぶ絨毯」のような感覚です。これは大変に不思議な感覚です。空飛ぶ絨毯であれば、安定性や路面へのへばり付き感が乏しいように感じるでしょうが、事実は全く逆なのですよ。極めて安定して、路面へのへばり付き感がある「空飛ぶ絨毯」なのですね。これが不思議な感覚なんです。ふわふわと浮いている感とへばり付いている感が共存しているハイブリッド感覚です。評論家が「軽快感」と表現していることが僕は半年、走り込んできて、このことを言っているんじゃないかと思っています。「軽快感」と一言で言われても、わかりずらいですよね。。。

実際、かなり速い速度でコーナーを曲がっていると、フワフワした浮いた感じを受けます。しかし、路面から飛び出す感覚は無いです。まだまだいける、もっとフワフワしたまま行ける、攻めれると思えるから不思議です。フワフワしているのですが、コントロールできるという不思議な感覚がたまりません。車が暴れないのですね。これを安定と言うのだと思います。MRならではなのでしょうか。僕にはまだ経験が無いので、はっきりしたことは言えませんが。。。。こういう感覚って、普通の運転ではまず味わえない感覚です。かなりの高速走行で初めてニョキニョキと顔を出してくる感覚で、実はこの感覚に今、ハマり始めています。「空飛ぶ絨毯」を自分でしっかりとコントロールできるという感覚です。限界を超えると、本当に空を飛んでしまうのでしょうが、僕ぐらいの未熟な人間のスピード領域ですと、全然安全領域だと思います。

「空飛ぶ絨毯」感覚をもっともっと味わいたいと感じています。これは麻薬でしょうね。2速、3速全開モードの時のこの「空飛ぶ絨毯」感覚はまさに麻薬です。

911の感覚を一言で表現しますと、「後ろからグイグイ押されている」ような感覚です。やはりRRですね。へばり付き感は911の方があります。明らかにボクスター981とは違いますよ。すぐに暴れるのはむしろ911の方だと思いました。この暴れをコントロールするのがたまらないのでしょうね、きっと。

土曜日の朝の練習走行で、「空飛ぶ絨毯」感覚を数度味わうことが出来ました。数度と言ったのは、状況が許すことが少ないからです。前方に車がいないことがはっきりわかる状態でないとトライできないです。チャンスが来た時だけ、この感覚を味わうためのトライが可能となります。2時間ぐらいの走行で数度しかありませんでした。今でも、その時の感覚が残っています。

今週末もこの感覚を朝5時から味わいたく思っております。

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