2012年11月10日(土)にボクスター981型(右ハンドル、MT)が納車して10日が経過しました。現在の走行距離は420kmです。
以下、まとめてみました。
1. 右ハンドルのMTのペダル配置に関して
自分には全く問題無いです。国産車のMTのスポーツ走行で慣れている人は「若干、ペダル配置が左寄りか。。。」と言います。しかし、英国、オーストラリア等、日本以外でも右ハンドルのMT仕様はあるので、無茶な仕様というのはあり得ないと思います。ちなみに、私の妻も981型ボクスターのMTは運転できました。MINI Cooper SのMTから乗り換えても、違和感は無いです。僕個人としては右ハンドルのMT仕様のペダル配置で困ったことは無いですし、違和感は皆無です。ちなみに、スポーツ走行の師匠である取引先の方はマツダのロードスターでガンガン、サーキットを攻めていますが、ボクスターのMTを見て、「うわ~、ちょっと左寄りかな」と言っていましたが、ヒール&トウでコーナーを攻めるのに「最高だ、全く問題無し」と言っておりました。
個人的にはボクスターの右ハンドルのMT仕様でもペダル配置は全く問題無しと考えております。現に、僕は違和感ゼロで、そのようなことは頭の片隅にもありません。意識することなくMT運転を楽しんでおります。
但し、運転時はヒールの薄い、幅狭のスパルコのドライビングシューズを履いています。これはMINI Cooper Sを運転する際も同じです。トレッキングシューズ等でもランクルを運転するのですが、同じシューズですと靴同士がぶつかってしまうこともあり、運転はしずらいです。
自分の場合は、安全の確保もかねて、ボクスターやMINI Cooper SをMT運転する際は、ドライビングシューズに履き替えております。シューズは常に車の中に用意するようにしています。
2. クラッチの重さに関して
マツダのロードスターと比較して、重たいです。MINI Cooper Sと比較してかなり重たいです。フェアレディーZのMT(280馬力仕様)と比較して全く同じ重さと感じます。911のMTとは比較したことが無いです。
最初は981型ボクスターのMTは重たいと思いました。しかし、今は気持ちいい感触に変わってきています。妻は「別に重たくないじゃん」と言って、マニュアルシフトしていました。この妻の発言で、「何だよ、重たいって言っているの、まさか俺だけ?」と思うようになりました。中年の痩せこけた女が「重たくない、普通だよ」って言ってシフト操作している以上、僕が「重たい」と言うわけにはいきませんよね(笑)。
結論、「重くない」です(苦笑)。。。
3. エンストの可能性に関して
皆無です。全く不安が無いです。むしろ、クラッチがスパッとつながるのでMINI Cooper Sよりもエンストの心配は少ないぐらいですし、納車後10日経過しましたが、エンストは1度も無いです。普通の運転をしています。教習所で習った通りの半クラッチを使いスタートし、普通に運転しています。昔の空冷ポルシェとは全然違うのですね、きっと。少なくても981型ボクスターのMTは普通の車を運転するのと全く変わらないです。変わるのは、クラッチの繋がりがスパスパと決まり、シフトもカチカチと決まる気持ち良さだと思います。繰り返しになりますが、エンストの可能性は皆無です。
なお、都合がよいことに、981型ボクスターの場合、エンストしてもクラッチを踏めば、自動的にエンジンがかかり実質敵にエンストが無い形になります。これは街中でも試してみましたが、便利です。妻はエンストしましたが、無意識にクラッチを踏み、エンジン再起動したことに驚いていました。「アレっ、エンストしないんだ」と。
「違う、違う。エンストしたよ。でも、クラッチ踏んだからエンジンが自動的にかかっただけ。あなたはまだ下手くそです」と妻に指導しました。つい先日まで、ポルシェのMTが運転できるか汗、汗であったのに、もうこんな感じで指導員にまで成長しました。納車後、わずか10日です(笑)。
4. MTかPDKかに関して
981型ボクスターのMTであれば、クラッチの繋がり具合、ギアのストロークが短いこと等でスポーツ走行時に瞬時の判断、瞬時の変速が可能だと思いました。MINI Cooper Sよりも断然、スポーツしやすいです。勿論、PDKの方がもはや速いとは思いますが。。。
僕の場合、妻の命令で、「スポーツカー乗るならば絶対にMTでないとダメ」という指示があったので、MTにしたのですが、PDKの方が加速は早いでしょう。
しかし、スポーツカー乗るのであれば、やはり両手両足を駆使する運動をしたいな~って思います。スポーツカーでスポーツ走行は本当に楽しいの一言でしょうね。ポルシェのMTはその期待に応えてくれるだけの力を持っていると思います。
スポーツ走行の師匠も、ボクスター981型で攻めてもらった所、「このMTは感覚にピタッとハマルな~。以前、試乗したPDKよりも全然、思ったタイミングで思ったことができる」と感心していました。
納車後10日経過した段階で、ボクスター981型のMT運転が体に染みついてきました。早くあのクラッチを踏みたい、ギアをカチカチと入れたいという欲求を覚えます。両手両足を使って自由自在にボクスター981をコントロールし、リアを滑らせる、あるいはドリフトさせるまで攻める感覚を味わいたくなる気持ちが抑えることができません(→ まだ出来ません、あくまで空想です)。
スポーツカーをスポーツするという感覚において、ポルシェのMT運転はやはりカッコいいです。おしゃれです。いけてます。どうせポルシェ運転するならばカッコよくMT運転で行けというのは女である妻の指示でした。
やはり妻は偉大でした。奥様!!、素敵なアドバイス有難うございました。
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