276. 南千葉サーキットに久しぶりに行くことが許可

南千葉サーキットが大幅にコース改修になったようですが、改修後に一度も行っていない状況です。仕事で結果が出ない状況が長く続いていること、5月に上野の呑み屋で中国人女に17万円騙されたことが影響し、妻から「馬鹿野郎」扱いされ、サーキット禁止令が出ていたこと等で、暫く行けない状況でした。とりわけ、上野の中国人パブでは睡眠薬を飲まされ、意識不明状態、何もかも全部盗まれ、気が付いたら裸状態という最悪な大失態をやらかしてしまったことは致命的でした。僕の52年の人生の中で最悪な一日となってしまったのです。これはさすがにヤバ過ぎました。


しかし、中国の可愛い系女は要注意です。分かっているつもりでした。経験は充分にあるつもりでした。しかし、睡眠薬は経験がありませんでした。一気に気を失いました。そして、多くを失いました。どこのお店かもわからないようにやられました。こんな経験は初めてでした。


そんなみっともない話はどうでもよいですよね。。。。　僕がいかにバカな男であるか。17万円も抜き取られてしまい、これがどんだけのショックか。。。　1万円ポッキリの会計であったはずが、17万円に化けて、気が付いたら、全然遠くに放り出されているのですからね。。。　パンツ履いていただけマシですよ。


こんな状態でしたが、南千葉サーキットの大先生から「走りに来てください」とお誘い頂き、走りに行くことになりました。朝から晩まで走って来て良し、さらにその後の呑み会に参加しても良しと、妻から珍しく許可をもらったのです。クルマ乗っているから酒は飲めませんが。。。　これはかなりキツイですが。。。


妻もたまには優しいところあるじゃね～かよと思いました。


妻からまた怒鳴り声が聞こえてきましたよ。


「あんた、またクルマのHP見ているの！！！　そんな時間があったら新規開発案件を煮詰めなさいよ。何、ボケーとしているの！！　Hさんが開発に励んでいる最中にあんたがそんなHP見ているなんて、そんなんでうまくいくわけないでしょうが！！！！」


僕、「まあ、そういうなよ。僕も息が詰まってしまうんだよ。もしさ～、このプロジェクトで成功したら、どんなクルマがいいかな～ってさ～、ちょっと考えていたんだけどさ～。大成功したら、あれでいいかな～。ポルシェの911ターボSっていう凄いクルマがあるんだけど。。。。」


妻、「たらればに私は関心がありません。稼いでから言ってください」


僕、「夢があっていいじゃないかよ。オレはこの911ターボSのブルーに乗りたいな～。そしてさあ～、....の服を着て、....の時計が合うかな～って思うんだよ」


妻が切れました。「馬鹿野郎。あんたはやっぱりチンケな男だわね。そんなつまらないこと考えているなんて、本当にチンケだわ」


僕、「まあ、そういうなよ。」


妻、「あんたね～、イケテル男はね～、最初にクルマじゃないのよ。最初に時計なのよ。今日はこれをはめているから、こういう服を着て、それに合うクルマはこれかな～っていう順番なの。ということはたくさんクルマ持っていないとダメだってこと。あんたのは順序がチンケだって言っているの。」


僕、「おいおい、そう来ましたか！　そんなにクルマ持っていたらすげ～金持ちじゃね～かよ。今日の時計にどんなクルマが合うかなんて随分とイケテルじゃんかよ。カッケ～な。」


妻、「その位のことが出来なくてどうする！　甲斐性が無いな～、あんたは。だけど、その911ターボSのブルーってちょっと見せてみさないよ」


僕が911ターボSのコンフィギュレーションを見せていると、


妻が、「う～ん、911ターボSはダメだわね～」と意外な返事が。。。。


僕が「何がダメなんですか？」と聞くと、


妻が、「ブレーキの色が黄色でしょ。あんたこれはマズイわよ。ボディーカラーの色がブルーなのはカッコがいいけど、ランプが赤で、タイヤ周りが黒でしょ。それにブレーキが黄色になるのは色の配色が多すぎてダサくなるわね。クルマの場合はファッションと同じで3色組み合わせがバランスがいいのよね。色が多すぎてダサく見えるので、もし、911ターボSにするのであれば、ブレーキは黄色から赤にしてください」


僕、「おいおい、それだと格下の911ターボって奴の標準のブレーキだぜ。格上の911ターボSのホンモノのブレーキからわざわざ能力の低いブレーキに変更かいな？？」


妻、「つまらないこと考えていないで、仕事してください。全くあんたはクルマの話になると急に真剣になるのね～。あんたね～、私はクルマには全く関心が無いんです。私が関心があるのはお洒落かどうかだけなんです。その視点で見れば、そのターボSっていう車の黄色のブレーキとブルーのボディ―のマッチングはダサいって言っただけです。ブルーのボディならば、赤のブレーキにしてください」


僕、「............」


妻、「早く仕事してください。でもあんたね～。ボクスターで充分じゃないの。このクルマを何10年も乗り続けた方がいいわよ。クルマ買う金あるならば他のことしなさいよ」


僕、「..........」


う～ん、仮に先立つものがあればあったでクルマ選びは結構難しいな～なんてつまらないことを考えてしまいました。そうこうしているうちに、「たられば」がだんだんと大きくなってきているのですね。開発のHさんは、成功したら「アウディのスポーツカーが欲しい」と言っています。よ～し、成功したいと思いますよね。成功して、一緒に取り組んでいる人がアウディのスポーツカーを買ってくれたらそんなに嬉しいことはありません。「頑張って、スポーツカー買いましょう」とお互いに言い合っています。但し、Hさんは子供さんが4人もいます。稼いでも子供さんの教育費用で無くなってしまうでしょう。でも、子供は財産です。お金で買えるものじゃないですよ。僕はHさんがとても羨ましいです。


夢が一気に膨らみ、フェラーリのHPに飛んで行ってしまいました（爆）。


一生に一度ぐらいは跳馬もいいかもしらんな。。。　ふむふむと。。。。　ポルシェから浮気があったとするとこれはこれで凄い人生だな～なんてつまらないこと考えてしまいました。。。