265. ボクスター981を愛し続けますね

明日4月7日で男52歳になります。頑張りますね。


718ボクスターのエンジンサウンドは生音では聴いていないものの、YouTubeで聞いた限りではかなりのショックでした。生音で聴かなくてもYouTubeで分かりますよね、大体は。ポルシェの画像で、ここまで「評価しない」数が多いのは初めてです。大半は、「いいね」が圧倒的に多いですが、718ボクスターのビデオでは、半分くらいの人が「ダメです」の評価で、これには凄く驚いています。皆、エンジンサウンドに対してガッカリしているコメントばかりですね。。。


そんな時、妻が言ってきました。


「アレっ、これ新しいボクスターなの？　リアのデザイン、考えすぎで、うざいわね」と。。


言われてしまいました。実は僕も同じことを考えていました。「Porsche」と表示されたバッジの所が盛り上がっていて、余計な線かなってずっと思っていましたが、同じことを妻が言ってきたのですね。


僕は珍しく、妻に同感しました。。


「僕もそう思うんだよな～。リアはしつこいよね」と。。


勿論、デザインは嗜好性が高いものです。人によって評価は違います。


しかし、デザインの評価に関しては、僕は妻を信頼しているんですよ。逆に僕のデザインを見抜く能力は酷いもんです。僕は学生時代から、美術は「2」ぐらいでしたからね～。妻は、逆に高校までず～っと「5」でした。ピアノも15年はやっていたぐらいですから、芸術性に関しては妻に完全に負けます。ピアノ、彫刻、油絵等、かなりの腕ですし、筆も師範級です。。。　参ります。。。　大学時代の専攻も源氏物語、江戸文学ですから、呑気なものです。美しさにこだわるんでしょうね、こういうタイプは。外出する時、妻がす～っと駆け寄ってきますよ。


「今日はこの色のチーフをしなさい。スカーフはポロシャツの中に入れて、チラ見せにしなさい。鞄は.....にしなさい。ジャケットは.....にしなさい。ズボンは.....にしなさい。時計は.....にしなさい。靴は......にしなさい。コートは......にしなさい。これで飲み屋のママに驚かれるから」と！


デザインって、形と色なんですかね～。妻は相当に配色にこだわりますよ。着るものでも、何でも色が大事だと。色の組み合わせに本当に拘る奴だな～って感心します。毎日、僕の着るものにもいちゃもんつけてきますよ。


「セーターの色違うよ、あんた。ズボンの色が....で、シャツの色が....だから、上着着るなら.....色がバランスいいのよ。あんたの選んだ色だとちぐはくなのよね～。センス無いな～。わかんないのかな～」って、毎日言われています。


もし、次にポルシェ買うとしたら、911になるでしょう。社用車のBMW528を売り飛ばし、911にする気合が入ってきました。気合だけです。先立つものはこれから稼ぐと。社用車が911でいいんですかってことですが、僕も明日で52歳になります。結論として、「いいんです、僕ももう後が無いのです。好きなクルマを社用車にします」というのを結論にしました。バカになろう。バカになり切ろう。ガンガン働いてバカになって人生を楽しもうって。若者に何を言われようと、オレはお前らの10倍働いて、10倍楽しんでやるぜって思っています。もう孤立しても構わん。オレはガンガン行くぜって気持ちです。確かに孤独になる可能性大です（苦笑）。。　しかし、一度の人生、やるしかないと思うようになったのです。


先立つものをこれから稼ぐという大が10個つくぐらい大前提で、仕様だけ考えてみました（爆）。。
おっと、その前に981ボクスターMTは絶対に売らないです。これを売却することは絶対に考えられないです。6気筒自然吸気のMTの981ボクスターの気持良さ、エンジンの気持ち良さは、718ボクスターには無いと感じています。手放せない気持ちは、空冷エンジンオーナーと同じでしょう。


911の仕様は何と、MTではなく、PDKになるでしょう。MTが嫌なわけでは絶対に無いのです。仕方無く、泣く泣くPDKにせざるを得ないのです。社用車とした場合、僕以外の人間も乗ることになります。PDKにしないと話にならんのです。これは僕が意図したものではないです。そして、ボディーカラーなんですが、ここに妻が登場してきましたよ。


結論は「ブルー」だと！！！！　　来た～～っと思いました。


僕は「恥ずかしいっ」叫びました。


しかし、妻は言いました。「ブルーの911ならばいいですよ。100メートル先からでも、色が映えてすぐに自分のクルマだとわかるわよね。シートは本当は赤がいいんだけど、ちょっとやり過ぎかな～。無難な所で黒の革シートにすれば、まあカッコいいかもね」と。。。


さらに、「ホイールはこれにしてくれ」と。。。　おいおい、オプションでエライ高いものについちゃうぜ。一体、いくら稼がないといけないんだよ、おいっ！　って感じです。


何で、車にこんな金をかけないといけないんだって思いました。


南千葉で試乗をさせてもらったスイフトスポーツ、STI、ロードスター等、買いやすいものは日本にもあります。これらのクルマは本当に楽しかった。南千葉で試乗した時、日本にもこんなに楽しいクルマあるんだって思いました。僕の体が「超楽しいっ、このクルマっ！！！」って叫んでいました。


でも、これらのクルマではなく、何故、ポルシェを買わないといけないのか。。。　オレは物欲の塊なのかと。


結論ですが、やはり鬼嫁なんですよね。鬼嫁がポルシェなら買ってもいいよと言うからなんですよね。逆に言うと、ポルシェは簡単には買えないから、仕事死ぬ気でしろって言われているんですよね。鬼嫁は僕に仕事をガンガンさせるために言っているのであって、彼女はポルシェに関心があるわけじゃないんです。僕の操縦方法を心得ているだけです。飴と鞭ですよ。旦那のモティベーとが実に上手い！　クルマで釣ってくるあたりは実に巧みです。クルマという飴を与えれば、僕が仕事するのを彼女はわかっているんです。


しかし、ポルシェは本当にユーザーの気持ちが分かっていますよね～。911RはMT仕様のみで来ましたね！　次のGT3はPDKとMTの両方が選べますよね！　ついに正式発表になりましたよね。GT4はMTのみ仕様で6気筒自然吸気のみ。


操る楽しみを希望するユーザー向けにMTを出して来ますね、見事！！　その割には、718ボクスターのエンジンサウンドは違うって思いましたが。。。　これも次の改良型では直してくるかもしれません。


僕の予想ですが、フェラーリ、ランボルギーニもMTを出してくると思います。MT復活です。GT3でMTが復活する予想は当たりました。僕は絶対にMTを復活させてくると思っていました。


最近、981ボクスターを運転していて思うのですが、やはりMTの981ボクスターは最高という以外に言葉は無いです。勿論、997GT3の方が面白いですよ。そんなことはわかっています。しかし、自分にとっては981ボクスターの6速MTは楽しいのですね。間違いなく991型911の７速MTよりもキレがあります。ポルシェもそれをわかっているので、911Rでは、6速MTで出してきたじゃないですか！　次のGT3のMTは間違いなく6速MTでしょう。7速MTであるはずはないと推測しています。6速MTと7速MTではまるで違う世界でして、僕には911の7速MTのキレの無さが好きになれないです。クラッチ、ギア共にカチカチっ、スパスパっ、キュッキュッていうキレの良さが欲しいのです。


フェラーリ、ランボ共に、操る楽しさを求める層に向けてのMT復活があり得ると思います。しかし、ポルシェとフェラーリ、ランボではターゲットとなる特性が若干違いますよね。ポルシェには走り屋がかなり多いですが、フェラーリ、ランボは走り屋が極端に少なくなります。従って、ビジネスとしてMTモデルを開発するのは厳しいかもしれません。しかし、ポルシェユーザーにはMTモデルを嗜好する層が欧州では60％以上いると思います。アメリカでは20％、日本では3％かと。。。　日本だけが違うセグメントと言ってもいいぐらいにPDKが多い国です。ドイツ、イタリア、フランス、英国の911に限って言えば、大半がMTを選択しているのが現状です。やっぱ、モータースポーツ先進国にはかなわんな～って思いますよね。。


ニュルにいつでも好きな時に行けるのはいいですよね、ドイツは。会社帰りに走っている人も結構いますしね。ヘルメットをかぶる必要も無いですし。全て自己責任ですからね。一般の人達がニュルで凄い事故かなりやっているじゃないですかっ。でも、規制が厳しくなるわけじゃないです。何といっても自己責任ですから。南千葉サーキットと同じです！


最近、ボクスター981で首都高速を走っていると、もう少し、サスを締めたいなって思います。スポーツシャシーのオプションが15万円ぐらいであったのですが、何故、つけなかったのだろうかって今考えると不思議です。マフラーも本当はスポエグをつけるべきでした。車検のたびに取り換えるのはやはり面倒です。


新年度も4月に入りました。去年は正念場の一年でしたが、今年もさらに正念場が続きます。正念場が一生続きそうですね（爆）。大企業の下請け仕事を全て断り、完全に独立仕事に専念する形となって3年目に突入しました。かなりヒヤヒヤの毎日ですが、何とか生き残っています。4月のメドは立ちましたが、5月のメドが全く立っていません（超汗）。ヤバいです。自転車操業です。。今年度、乗り越えられるか......　１人になった時、ふと寂しくなる時があります。


そんな時、妻の一言がまたきました。5秒のアドバイスでした。


「乗り越えるしかないでしょうが、バカ野郎」


そして、さらに二言目が来ました。


「乗り越えても、また次の大きな壁が来るのよ。そして、またそれを乗り越えるの」


「何度も壁を乗り越えているうちに、力がつくわけ。それをホンモノの力って言うの」


そして、最後に、


「あんたの場合、乗り越えても収入が増えないわよね～。う～ん、話にならないわね～」


「頑張っているんだったら、それなりの稼ぎをしてもらわないと困るのよね。とりあえず、来週の受注に専念しなさい」


「ハイ、頑張ります」と答えました。


そして、言われてしまいました。


「受注決まったら、貸した金返してくれる。頼むわよ」


「.................」


頑張りますね。仕事にもどります。