2016年2月2日火曜日

261. スカイラインER34で思ったこと

日曜日にスカイラインGTターボER34でベストタイムを更新し、夢のまた夢であった32秒台突入を目前にしたことで、どうも気持ちがソワソワした状態が続いています。A師匠曰く、「....のクランクが終わった後の右コーナー手前でシフトアップし、その次の右コーナーでのコーナリングと加速がキチンと出来れば、絶対に32秒台は間違い無し」とのコメントを頂いたいるのですが、課題になっている箇所は、1年以上前にコーナーを飛び出し、茂みに乗り上げて、フロントをグジャグジャにしている箇所であるために、その時の記憶がトラウマになって、攻めきることができない微妙な箇所なんです。攻めると言っても、安全に安定的に攻めないといけないじゃないですか。ただ単に攻めればいいもんじゃないですからね~。


クルマの運転はだから面白いんだな~って思います。人間の微妙な気持ちをキレイに反映するんですよね~。気持ちがクルマに伝わり、おっかなびっくりの運転ですと、クルマは逆に挙動が不安定化し、悪い状態になるんだな~って。技術があればしっかりとキチンと攻めることができます。そのことが逆にクルマの挙動を安定化させ、タイムも伸びるのですね。要は技量なんだな~と。


Coolさを保つ心の安定性、クルマの挙動を体で感じてクルマをコントロールする技量をどうかみ合わせるかと。


先日、僕は、右足でブレーキを踏む感覚がいつもと違いました。ロックする寸前で微妙にブレーキを踏む感覚が右足裏で感じたのですね。これは大きな進歩だと思いました。何とも気持ちいいような気持ち悪いような右足裏の感覚です。


「これだ~」って思いました。右足裏の微妙な感覚が研ぎ澄まされた瞬間でした。今まで感じたことが無かった瞬間でした。と言うよりも、正確に言いますと、感じる余裕が無かったのかもしれません。必死さの余り、右足裏の感触を確かめることも出来なかったのだと思います。しかし、先日は違いました。右足裏の感覚が微妙にワークしたんです。


気持ち良い瞬間でした。また、コーナーを曲がる時の挙動も体で感じることが出来ました。つまり、クルマを一杯一杯の所(あるいはそこに近い状態)でマネジメントしている感を感じました。その結果が、33.104秒という過去の自分には到達できなかったタイムとなりました。あとは、あのトラウマさえ無くなり、しっかりと走れれば、32.9秒台に突入できると思いました。


しかし、それより先になるとかなり厳しいな~って思います。1つ1つの走りを細かく分析していきますと、あと0.3秒短縮がマックスであり、それ以上のストーリーが全く見えないです。つまり、僕のこれから数年の努力があったとしても、32.8秒台が限界に思えてなりません。それよりも速く走ることが一体、自分に出来るかですが、どう考えても走れるストーリーが見えないです。


こんなこと考えていました。


いや~、本当にドラマチックであり、刺激的であり、魅惑的であり、危ない世界ですな~。もうやめられんって感じです。イキソウでイケない微妙な感覚って言うんでしょうか。。。 欲しいクルマも糞も無い状況となってきました。満身創痍のER34で充分です。このER34でどこまで限界に挑めるか。こんな面白い世界は無いと思えてきました。


世の中には素晴らしいスポーツカーがたくさんありますよね。金が無くても、欲しい気持ちがあるがために、HPでいろいろ検索してきました。しかし、今は全くその気持ちが無くなりました。あるのは、ER34で今の自分にとっての限界値と想定している32.8秒を実現することだけです。


もし、これが実現でき、安定的に32秒台後半で走れるようになれば、他のサーキットで走ってみたいと思います。但し、時間が無いので、やはり南千葉で走るでしょう。その際、もう一度、ドリフトにチャレンジしたいと思います。


仕事に戻ります。









0 件のコメント:

コメントを投稿