夜中に何気にポルシェのHPを見ていると、いかんな~、次から次へと車が欲しくなってしまうのですね。しかし、911も値段が大分上がりました。。。 僕の2012年11月に納車となった素のボクスター981も約60万円近くも値上がりしています。
いや~、いい時に買ったな~って思っています。素のボクスターが500万円台半ばちょっとで買えたのですからね。勿論、PASMだPTVだ、スポーツクロノパッケージ、アルミホイールだとつけていたら数百万円プラスにはなってしまいますが、それでもベース価格でかなり安かったのは間違いないです。
911GT3RSやらケイマンGT4やら欲しいものだらけですが、それではボクスター981が魅力が無いかというと全くそんなことは無いのです。売却する理由は何も無いです。これで充分過ぎるほど楽しめますし、何より近所の子供達の受けが超いいのは相変わらず。。。。 911ではここまで受けないのですが、2シーターのオープンスポーツカーというのはやはり非現実的で、子供受けが良いです。近所の可愛い子供達が笑顔で近づいてくるとやはり嬉しいものです。
エンジン馬力が無いのは物足りないですが、3年以上経過しますと、愛着が沸いてくるものです。こいつを売り飛ばすなんてできないと心の底から思っています。購入して9年になるランクルもあるのですが、こいつは手放すことはボクスター以上にできない存在です。妻が許さないですよ。「ボクスターなんていつ手放しても構わないけど、ランクルだけは絶対に駄目ですよ」と厳しく言われております。
こいつは仕事でも相当な威力を発揮する武器となっております。荷物が多かったり、人間を多人数乗せたりすることはありますが、本当に武器となりますね。仕事でどれだけ活躍してくれたかです。まさに金を産むクルマであり、こいつが無かったらと思うと怖いぐらいです。これからも仕事、私生活共に大いに我が家に貢献してくれるクルマでしょう。9年前に購入したものですが、あと10年以上は楽々乗ると思います。とにかく頑強、壊れない、どこに行くにも絶対の信頼性があります。頼もしい相棒ですよ、ランクルは。大学生の時にランクルに乗るのが夢でしたが、実際に乗るのに20年以上かかってしまいました。金の問題に加え、駐車場の問題もありました。これだけ馬鹿でかいクルマを屋根付きで格納する場所がなかなか無かったのですね。今は、事務所のビルの中に入れておりますので、盗難の心配は無いです。ランクルは盗難NO.1の時代がありました。1年前にデパートで盗難されかかったですよ。リアトランクの鍵穴が見事にぶんどられておりました。時間切れであったのでしょう。途中で作業が止まっておりました。やはり怖いですね、盗難は。名古屋の知り合いは2人、見事に盗難にあっております。ランクル仲間が3人いるのですが、その内、2人が盗難されているなんて凄い確率です。残りの1人は購入したばかりなので、盗難にはまだあっていないです。
ランクルは僕のギター練習場にもなっているのですね。室内がとにかく大きいので、ギター練習にはもってこいです。昨日もランクル内でギターを掻き鳴らしていました。部屋で弾けない時は、ランクルに移動して、掻き鳴らしております。その意味でも、ランクルは僕には絶対になくてはならないものなんです。
昨日、ある若者が僕の会社に遊びに来ました。大学を出たばかりの新人さんでして、「1曲お願いできないですか」と言われたのですが、事務所内でもあり披露することができずでした。最近、ちょこちょこ、我が社に訪問に来る若者の中で、音楽に関心がある人達が「何か一曲お願いできませんか」と言ってくることが多いので、悩んでいます。事務所内で昼間からガンガンやると上の階の会社の人達に迷惑になるかと思っておりました。
しかし、これだけ要望が多くなりますと、方向性を変えようかと思っています。折角、事務所に来てくれたのであれば、要望があれば一発ガツンと行こうかと思っております。上からの苦情が来れば、ごめんなさいと謝ろうかと。。。 若者向けに一発インパクトがあることぶちかましてやれと。
やはりインパクトって大切ですよね。一発ガツンと行くと楽しいですよね。強烈なインパクトを与えて、若い人に事務所を出て欲しいなって思っています(笑)。
グリップ走行でもドリフト走行で、強烈なインパクトがあるスキルも同じですよね。やはりインパクトがある演奏なり、スポーツドライビングって本当に楽しいと思います。相手が驚く顔が本当にたまらんです。こんなことが出来ればなって思います。
仕事でも同じですよね~。インパクトがある仕事でないとやる気がわかないです。僕の事務所に来て、スゲ~って思われたいです。見てくれじゃないですよ。やっている仕事の中身や貢献度ですよ。正直僕の事務所はカッコ悪いです。でも驚く人が多いです。事務所にパソコン、サーバーが何10台もありますし、ピアノやギターやベッドまでありますから。若い人が事務所に来たがる理由は、勉強しようと思えば、いくらでも実機があり勉強することが出来るからです。コンピューターや通信の勉強をするには、実機が無いと出来ないですよね。そういう実機が弊社にはたくさんあるのですね。それを遊びながら学習し、スキルレベルを高めましょうというのが弊社の考えです。
今年も何とか乗り越えることが出来ました。年末には弊社慣例のお伊勢参りに行って参ります。不思議ですが、必死で頑張っていると何とか自転車操業でも生きていけるものですよね。大手企業からの下請け仕事をゼロにして、死ぬかと思っておりましたが、ゼロにしても生きているから不思議です。今は下請け仕事はゼロ、完全独立企業となりました。大手企業からの下請け仕事はそれはそれで金銭的には魅力的でしたが、「独立している感」に乏しく、いつも大手企業に頭を下げ続けないといけないのが情けなかったです。
そんな時、妻のいつもの厳しい一発があったことで抜けきることができたのですね。妻には感謝します。
「あんた、いつまでも大手の下請けしてんじゃないよ。ゼロからやり直しなさいよ。あんた、男でしょ。大手にいつもペコペコして。。 カッコ悪くて見てられないわよ。男ならもっと堂々としてなさいよ。大手に頼らず、独力で這い上がってきなさいよ。給料減らして頑張ってみなさいよ。あんたと私で給料10万円もあれば生活できるから」
この言葉で開き直ったのですね。妻の覚悟、潔さに惚れました。よ~し、勇気を持って、大手と決別しようって決めました。毎日がビクビクでした。オレは本当に生き残ることが出来るのかって。。。
しかし、不思議なことにこうしてブログ書いている自分が今ここにいます。何とかなっちゃうものですね(笑)。勿論、来年、どうなっているかわからないです。地面に叩きつけられているかもしれません。
いよいよ、我が社も中国進出です。中国出身の若手社員が気合を入れています。毎日、研究、研究の連続です。僕も彼に必死に追随して勉強していますが、さすがに若い人のパワーには負けますね。しかし、彼も僕のパワーに負けそうって言ってくれています。彼が3時間研究するならば、僕は倍の6時間研究をしています。記憶力、柔軟性、パワーで劣ることは明確です。やる気、努力で負けてはならないのです。若い人に絶対に負けてはならないのが、やる気と努力、継続性、忍耐力だと思っています。それ以外の面では、絶対に負けてしまいます。力の無い社長がこんなに頑張っているんだって若い人に思ってもらえると僕としてはこれが出来る一杯一杯のことです。
しかし、習得能力、柔軟性、記憶力はどうやってもかないません。一緒にやっていると本当にそう思います。オレも衰えたな~って思います。皆と力を合わせ、新プロジェクトの成功を目指し、気合を入れて行きます。社会貢献度が高いこと、他社が取り組んでいないこと、他社が追随することが恐ろしく難しいこと、大手企業が出来ないことがキーワードです。我が社の仕事の基本理念ですね、まさに。ただし、相手が中国となりますと、相当に手強いです。技術力が高いので、技術的なことであれば数日で真似されるでしょうし、追随されると想定しています。従って、技術以外の面で彼らが追随できないことに取り組む必要があります。技術があっても真似することが相当に難しいことですね。それが弊社の軸となるものです。事業の腕の見せ所となるものです。この軸がしっかりしたものであれば、技術で真似されても、同じ事業は出来ないです。
大手企業の製品や仕組みはどうしても納得できないものがあります。何故なんだろうなって思うのですが、最近、理由が分かって来ました。大手企業で製品・システム開発をしている人って自分自身はユーザーでないですものね。弊社との違いはそこにあると思っております。弊社の場合、自分自身が日本一のハードユーザーなんですね。そういう仕組みです。朝から晩、夜中も自分達が構築したものを使っており、使わないと我が社自身が数日で倒産してしまいます。従って、自分達が構築したものに対する要求度、改善要望が他の誰よりも自分達自身が一番強いということになります。ここを直したい、ああしたい、こうしたいと他に言われるよりも、自分達自身が一番思うのです。ユーザーの気持ちを一番理解しているのが弊社なんだって自負があります。ユーザー代表が我が社自身であるからです。
そんな闘いを挑んでいますが、妻もよく頑張ってくれていますよ、本当に。52歳といいますと、普通の会社ならばお局さんよりも年を取っていますね。退職している人が多いと思います。52歳でよくまあ肉体労働してもらっているな~って感謝します。妻の梱包作業の能力はマジで素晴らしいものがあります。どんな砕けそうな精密機器でも、ものの見事に梱包し、全国どこに配送しても破損トラブルは無いです。他の人が梱包するとかなりの確率で配送途中で破損し、返品ですよ。妻の梱包作業風景を一度、ビデオで録画し、オヤジに見せたことがありますよ。オヤジも驚いていましたよ。「イヤ~、凄い。これは凄い。」と唸っていましたよ。
僕は梱包作業においては妻に絶対にかなわないなって思っています。それと人材発掘能力もたいしたものですね~。弊社に係っている若者は殆どすべて妻がヘッドハンティングしてきた人材です。僕が採用した人材は全員、結果的にうまくいかず状態ですが、妻がヘッドハンティングしてきた人材は皆、未だに何らかの形で弊社に貢献してくれています。今の中国からの若者も妻が10年前にヘッドハンティングしたきたのですね。今後の中国進出の切り札となる活躍を期待している若手です。カンフーの中国チャンピオンであり、日本でもカンフー教室をボランティアで開催してきた若者です。妻はこの若者が焼肉屋でアルバイトをしていた10年前にヘッドハンティングしてきたのですね。カンフーで中国一になるとはいい根性しているし、日本でのカンフー教室でのボランティア活動もとても素晴らしい、アルバイトの仕事ぶりも精力的であり、真面目で信頼できるというのが妻の採用理由でした。それ以来、10年のお付き合いとなりました。
他にも、新聞配達を真面目にやっている大学生の女の子や弁当屋のアルバイトを真面目にやっている女の子等、妻の採用基準は一貫しています。肉体労働を厭わない体育会系の人であるかどうかです。頭より先に体が動くかどうかが採用の基準なんですね。体が瞬時に反応し、労を惜しまないかどうか。そこが非常に大事だとのことですね、妻には。。。。 妻の周りには体育会系の男の子が多くなりますね、必然的に。。。 野球、ラグビー、柔道、カンフー、アイスホッケー等。。。 皆、共通しているのは、文句を言わずにまずは行動してみるという姿勢でしょうか。。。
それと、妻の採用基準で徹底しているのは、「金のために仕事する」人とは絶対に絡まないということですね。そこは徹底していました。僕は、多少は金のために仕事をするという姿勢があり、なかなかそれが直らないです。
妻からは「社会に役立つための仕事をする」という入口を絶対に間違えるなって毎日言われます。未だに言われます。「金のために仕事をするな」とね~。「社会に役立つ仕事だけをしろ。それ以外は一切考えるな。金ありきの人間とは一切付き合うな」と。。。
妻の毎日のアドバイスは耳にタコが出来るほどですが、年末を迎えて、改めて最短距離ではないかと思います。僕がこうして、何気に生活できているのも、社会に役立つモノを社会に提供することが出来て、それを評価してもらえて、対価をもらっているんだなって思うのです。社会に役立つモノを必死で考え、それを実行して何ぼだなって。。 改めて認識しました。
何でこんなことをまた考えているかというと、中国に進出するにあたり、真面目に考えざるを得ないからです。中国で事業を行う際、13億人の国ですから、技術力のある人は日本の10倍はいます。たいしたことが無いものであれば、1日でコピーされるほどです。アップルウォッチが発売前にコピーされて既に売られていましたから。技術力のある者はゴロゴロいます。我々が今、この時期に遅ればせながら参入となると、「中国市場に本当に役立つのか。中国人をハッピーに出来るものなのか。他社で出来ることなのか。他社が簡単に追随できることなのか。どうして我々でないといけないのか」を真剣に考える必要があったのですね。いくら利益が上がるのかを考える前に、入口の議論を相当にする必要があったのです。利益もくそも無いですよね。敵が余りにも強いですから。
入口の議論をしっかりやらないと金もくそも無いです。入口の議論で糸口が見えたので、それではやってみようとなったのです。その時、力になってくれているのが、妻が10年前にヘッドハンティングした若者達なんですね。妻の存在力を感じましたよ。
若者は僕に着いてくるんではなく、妻に着いて来るんですよね(苦笑)。。。 妻の一環した姿勢、変わらない堂々した態度に若者が着いてくるんだなって。
妻が何度も言ったのですね。「中国でビジネスをやるのはいい。但し、金儲けは一切考えるな。中国の人に役に立てるかだけを考えろ。他社がやっていることと同じことはするな。全く違うことをしろ。真似されないことをしろ。あとはお前達が考えろ。」と言い残し、退出して行きました。その言葉に中国の若者達が震え立ったのです。その時、僕は利益計算をしていましたから、思わずひいてしまいましたが。。。。
そこで、テストマーケティングをしたのです。結果は「何ちゃって合格」でした。「何ちゃって」をホンモノの合格に出来るかが腕の見せ所となるでしょう。そのための研究開発で気合を入れる必要があるのですね。
こういう書き方をすると、この中国市場で成功すれば、どれだけの金持ちになるかって感じになりますよね(爆)。。。
現実的には、この中国ビジネスで成功した場合、911が1台やっと買える程度ですよ。大金持ちではないです。普通に働いて911を普通に購入している人からみますと、たいしたことないですよね。しかし、僕にとっては、やっとの水準です。要は911を1台買える程度の成功ということですが、これがどういう頻度の話なのかということです。3年に1度買える程度の成功なのか、1年に1度の成功なのか、それとも毎月1台買える程度の成功なのか。。。 はっきり言えることは、僕がすることですので、毎月1台買える程度の成功になるわけがないということです(笑)。目標としては、毎年1台買える程度の成功を目指してはいます。。。。 こんなことを考えてしまうのが、僕の悪い癖でして、妻からまた怒りの鉄拳が来ましたよ。
「お前、その前に私に借金返しなさいよ。911でいうと、何台分、私から金持っていったと思っているのよ。3台じゃ足りないの分かっているわよね? クルマなんて買ってないで、豪邸買って下さい。」
「それはキツイな~。何ヘーベぐらいあったらいいんですか?」
「はあっ??? 何ヘーベ?? ちんけなこと言っているんじゃないよ。都心ならば最低でも300平方メートルのマンションです。それ以下ならば不要です。ベッドルームは3つじゃ足りないわね。トイレも最低2つは必要ね。あんたと被ると朝が大変だわ」
さらに、「それと、あんた911欲しいって言っていたじゃない。もし買うならば、あれならいいよ。ほら、展示会で見た赤いようなオレンジのようなものあったじゃない。あれよ、あれ」
「えっ、911GT3RSって奴?? 2500万円するんだよ。買えるわけないじゃん。」
「あんな程度も買えないんだ? それでよく会社経営やってるって言うわね?」
「そんなこと言うなよ。社会に役立つ仕事をまずは考えろっていつも言っているからさ~、お前が」
「馬鹿野郎。お前がまだ社会に役立つ仕事が出来ていないから、2500万円程度のクルマが買えないってこと。本当に社会から評価される仕事していたら、2500万円のクルマは毎月1台は買えます」
「まあ、それだけ社会に役立つ仕事していれば、クルマ乗っている暇は間違いなく無いわね。忙しい男はゴルフ場だってヘリコプターで行って、ハーフプレーで返ってくるんだから。ゴルフも打ち合わせを兼ねているしね。遊びでプレーする奴いないわよ、本当の男は」と妻は続けました。
そして、TVをつけて、「しかし、安部首相にても、オバマさんにしても、どうして今、LIVEでTVに写っているんだろうね~。今日、日曜日だよ。やっぱりあんたとは働き方が違うわね~。あんたもネットでクルマの情報ばかり見ていないで仕事しなさいよ」といつもの御指摘です。。。。
そんな妻ですが、カミの艶もなくなって来ました。皺もシミも増えました。老化ですね。なんか、妻を見ていると申し訳ない気持ちです。オレのために、こんな夜まで働かせてと。。。。 「文句も言わずに.....」と言いたいところですが、文句は毎日100回は言われておりますよ。
「あんた、いつまで一体、私にこんな重労働させるつもり? 私だって、もう53歳になろうとしているのよ。こんなに重い荷物持たせないでよ。梱包をちょっとは手伝いなさいよ。」と。。。。。
「ごめん、ごめん、今行く、今行く。悪い、悪い」っと感じです。。。 妻に見つからないように、911のHPを閉じて、妻の作業現場に向かいますね。
初めまして!
返信削除私もポルシェのブログを書いています。
奥様とのやりとり、なんだかジーンと来てしまいました。うちは主人がサーキットにハマってて週に何回も富士に通っています。
事故の記事も拝見しましたが、うちも同じことになりかねないなとゾクッとしつつも、、、サーキットってやっぱり楽しいですよね(*^^*)
コメント有難うございました。事故は絶対に気をつけてくださいね! 僕は惨めでしたから。。。。 お互いに楽しみ、そして頑張りましょう!!
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