157. ボクスター981購入後1年5ヶ月経過の状況

久しぶりの投稿です。


ブログ編集ソフトにバグがあるようで、キレイに表示がされないこと、仕事が忙しく余裕が無かったことで更新が途絶えてしまいました。しかし、ブログ編集ソフトのバグはまだ治っていないようです。表示すると行間が増えてしまい、間延びしてしまいます。。。。困った。。。。




皆様、お元気でいらっしゃいましたか。僕の方は今月4月でついに男50歳となりました。なかなか寂しいものですね。しかし、頑張りますね。






ボクスター981（右、MT）を購入後、約1年5ヶ月経過しました。現在の走行距離は17,000kmとなっております。仕事の失敗により、妻からボクスター禁止令が出て、走行距離は大きく伸び悩んでおります。その後、ユピテルのレーダーも取り付けました。タイヤはフロントタイヤのみ交換しました。その他、定期点検、オイル交換は定常で行っております。






結論です。






ボクスター981の右、MTはやはり大が100個つくぐらいに大成功でした。今の所、故障は1カ所もございません。不具合箇所は皆無で、極めて快調です。文京区のサンライズブルバードでマフラーを交換しておりますが、その部分も絶好調で問題ございません。エンジン音はノーマルと大分、変わりました。今はとても満足しております。つまり、この1年半近く経過しましたが、物理的には全く問題が無い状況です。






購入後、多くのポルシェユーザー、スポーツカーユーザーと知り合いになりました。ユイレーシングスクール参加をキッカケに、南千葉サーキットさんにもお世話になりました。現在も、自主練習でチョコチョコ行っております。又、車楽人さんのドリフトスクール、グリップスクールにも数回参加しました。来月の5月24日（土）のグリップスクールは参加決定しております。妻のお友達でとても可愛い女性（若くて可愛いい～です）がスポーツ走行に関心があるということで、南千葉サーキットに連れて行き、見学してもらうことになりました。


ボクスター購入前にMTの練習のために購入したMINI Cooper Sはやはりお役御免となりました。この車はMTの練習も兼ねて社用車として購入したのですが、やはり男50歳の人間が乗る車としては役不足でした。社用車として荷物が入らないこと、お客さんを快適に乗せることが厳しいこと、親の面倒を見る際に車椅子等が容易に入らないことでお役御免になった理由です。現在は、BMWの320Dツーリング（Luxury）という車に替えております。FRであること、納期が約2週間であったこと、荷物がそこそこ入ること、車椅子が簡単に入ること、ディーゼルエンジンで燃費がいいこと、デザインがシンプルで飽きがこないような気がしたこと、サイズが大きすぎないことが選定の理由でした。妻がBMWが大嫌いであったのですが、ワゴンならば良いということで納得してもらいました。


それにしても、BMWの320Dツーリング（Luxury）には何の感動も無いですよ。「駆け抜ける喜び」とパンフにありましたが、一体、どこにそんな喜びがあるのかと思います。走りはフニャフニャでソフトで乗り心地は女性受けするような感じになっておりますね。高速で100km出すと怖いですよ。トヨタカローラと何が違うのかわからないです。MINI Cooper Sの安定した剛性感のある走りとはまるで違いました。ディーゼルとしての能力も、比較試乗したマツダのCX-5の方が断然上だと思いました。静粛性、トルク共にCX-5には劣ります。BMWの320Dツーリングの評論家の評価は大変に良いのですが、一体何がいいのだろうと疑問に思います。購入して約2週間乗っていますが、まだその疑問は消えません。一番がっかりしたのは「ロードノイズ」の大きさです。CX-5よりもロードノイズを拾いますね。


逆に驚いたのは、ボクスター981ですよ。ロードノイズを今まで意識したことが無かったですよ！！　ステアリングからロードインフォメーションはバンバン入ってきますが、ロードノイズはこの1年半全く意識したことが無いぐらいでした。つまり、余計なノイズは無いってことことですね。BMW320Dツーリングに乗って初めて感じました。ボクスター981にはロードノイズが極めて小さいという大変な長所があったのですね。私用で乗っているランクルはもう9年乗っていますが、ロードノイズは殆ど無いと言っていいです。普段の乗りでのランクルの乗り心地に勝る車に出会ったことが無いです。普段乗りでのランクルの乗り心地を100とした場合、BMW320Dツーリングの点数は20ぐらいでしょうか。ロードノイズの大きさで減点50、ふにゃふにゃした剛性感の無さで減点30で合計20点ぐらいでしょうか。高速道路を時速130kmで運転した時はどうでしょうか。ランクルはまるで怖くありません。というか実はランクルは相当に速いです。車重は約2500kgありますが、一度、スピードに乗ったら、かなり速いです。しかも、重量があるからでしょうか。走りに重厚感があり、安定感があります。時速130kmの走行は無音状態となり、ロードノイズは全くありません。エンジン音も聞こえません。まさに走る応接間で、見晴らしもよいのですね。ランクルを高速で飛ばしていて思うのですが、マカオで乗った高速のクルーザーを思い出します。まさに、ランドを走るクルーザーです。


このランクルが、日本ではBMW320Dツーリングよりも全然安いのですから、一体、どうなっているのかって思うのですね。ランクルは米国では日本円で700～800万円ですが、BMW320Dツーリングは300万円ぐらいで買えます。つまり、米国ではランクルはBMW320Dの約2.5倍の価格となります。これが本当の市場価値ではないでしょうか。日本で買うと、ランクルはBMW320Dよりも全然安いのですね。ありえね～という感じです。


両者を乗り比べると、比較するのが申し訳ないぐらいに、ランクルの方が高級感、走りの重厚感、がっちり感、安心感があります。比較の対象にしてしまってランクル様に申し訳ないと思うぐらいです。まさに、大人と幼稚園児の差があります。僕のランクルは9年前に購入したもの、BMW320Dツーリングは最新のものです。これで、比較するのが申し訳ないぐらいにランクルの勝ちまくりです。ランクル200であれば、さらにその差は大きくなるでしょう。


両者を乗り比べた妻も言っていました。「このBMWはランクルより何故高いの？　馬鹿げているとしかいえないわね」と。僕も全く同感です。このBMW320Dツーリングの車格は、米国での雑誌での比較で取り上げられていたように、ホンダのアコードワゴンとなるでしょう。アコードワゴンの価格が米国で300万円、BMWツーリングの価格が310万円ぐらいです。アコードワゴンが10万円安いのですが、それを消費者がどう判断するかっていう比較が出ていました。僕はこの比較に100％納得します。BMWツーリングに650万円の価値ははっきり言って無いです。日本でのBMWの価格は狂っているとしか言えないと思います。


しかし、しかしですよ。もし、BMW320Dツーリングの日本での価格が米国並みに310万円だとしたら、これは大変にいい車だと思うのですね。日本車は間違いなく駆逐されるでしょう。同価格帯の日本車と比較した場合、正味価格のBMWは大変に優れていると思うのですね。2倍になっているから怒っているのですよ、僕は。舶来品志向の日本のユーザーは完全に足元見られているのが悔しいです。正味の価値をしっかりと判断する米国市場であれば有りえない値付けですから。


購入したBMW320Dツーリングの悪い所ばかり書いてしまいました。価格が馬鹿高いことを別にすれば、僕の評価は「大きな満足は無いが、小さな不満もまるで無い」となります。比較したのが、ランクルとボクスター981であったので、文句ばかり言うことになってしまったのです。ロードノイズを含めた静粛性、走りの重厚感、高級感、信頼性でそもそもランクルにかなうわけはありません。ランクルはドバイで一番売れている車の1つです。320Dツーリングがかなうわけないのですね。


それと、ボクスター981はスポーツカーです。走りの楽しさで、320Dツーリングがかなうわけが元々が無いのですね～。BMWが「駆け抜ける喜び」と言ったとしても、それが320クラスの車にあるわけが無いのですよね。S師匠にもBMW320Dツーリングに乗ってもらいましたが、「ノーコメント」でした（爆笑）。。。。　それだけ魅力が無いってことかと。。。。（苦笑）。。。。「コメントする気にもならない」って感じでしょうかね～。。。。。


妻も最初は「ノーコメント」でしたよ。妻はかなり車の乗り心地にはウルサイですが、その妻が「ノーコメント」でした。妻曰く、「長所はまるで無いわね。しかし、短所も無いじゃない。せいぜい長く乗りなさいよ」と一言（爆）。。。。　それ以上のコメントが無かったです。


従って、この車は長く乗ります。


ちなにみ、町乗りだけでの渋滞時も含めた燃費は、13kmぐらいでしょうか。ディーゼルですので価格も安いですし、渋滞時が大半な割にこの数字は立派です！！　ありました、長所は燃費の良さです。高速も含めた燃費となりますと15kmは常時行きます。高速を時速100kmぐらいでトロトロ運転した場合は、リッター20kmはイキソウですね。これは立派です。


それと、一度スピードに乗ってしまえば、ディーゼルであるかはわからないです。信号待ち発進のトルク感は専門家は「相当にある」と言いますが、僕が乗った感じでは、「ランクルの方が全然ある」と思いました。BMW320Dツーリングで信号待ち発進でトルク感を出そうと思うと、アクセルを結構踏み込まないとトルク感が出てこないです。かなりうるさくなります。ランクルの場合は、す～と軽く出て来て、しかもエンジン音は全く無いです。静寂感とトルク感の融合がランクルであるのに対して、ノイズ感を相当に出してトルク感が出てくるBMW320Dはまだまだ車としての能力はランクルよりも全然下と言わざるを得ないです。この2車を比較した評論家はまずおりませんが。。。。　僕ぐらいでしょうね、この比較をするのは。


セールスマンが曰く、「BMWの良さは買った直後はわからない。数ヶ月後、半年後、1年後にジワジワとわかってきます」と。。。　よーし、その言葉を信じようではないかと思いました。


BMW320Dツーリングの事をぼろくそに言いました。比較の対象としてランクルの素晴らしさを記述しました。しかし、ランクルにも致命的な欠点があります。燃費です。10.15モード燃費は6.5kmです。これは最悪です。高速を時速100kmピッタリの走行をしますと、燃費は9.0kmは出ます。しかし、渋滞を中心とした街乗りの燃費は4.0kmは行かないでしょう。これは、渋滞中心の街乗り燃費の320Dツーリングの13kmの約3分の1以下ですよ。これだけ燃料代がかかるのであれば、乗り心地が良くて当たり前です。リッター3kmそこそこの燃費しかないのであれば、乗り心地は素晴らしくて当たり前だと思うのですね。ランクルもエラそうなことは言えません。


僕は思うのですね。車に乗ること自体が環境意識がゼロであってはまずいと思うのです。ポルシェでも燃費は大分上げて来ました。僕のボクスターでエンジンをガンガンに回した場合で、リッター8kmぐらいです。回さないで普通に高速を時速120kmぐらいで走るとリッター11～12kmぐらいとなります。これは立派な数字ではないでしょうか。しかも、信号待ちの時はエンジンがオートストップで止まります。これも立派な仕組みではないでしょうか。


ランクルの致命的な欠点は、燃費が悪すぎることです。街乗り燃費が3kmそこそこで走ることに僕が罪悪感を感じ、拭い去れなくなった時点で、ランクルとさよならになると思うのです。


今回、ディーゼルのBMW320Dツーリングを選択した理由は、まさに環境志向が基本にありました。燃費3kmのランクルを乗り、ボクスター981をガンガンに乗ることって、環境志向にはあまり相応しくないですよね。この埋め合わせをするために、MINI Cooper SをディーゼルのBMWに替えたと言っても良いです。渋滞時の街乗り燃費が13kmには驚きました。これは以前乗っていたプリウスの渋滞時街乗り燃費よりも上です。軽油ですので、燃料代は安くつくのも有難いです。いくら何でもプリウスよりもいい車でした。。。　これは間違いないです。と言うか、プリウスが酷過ぎたと言えます。


ボクスターとは関係無い記述が多くなってしまいました。すみませんです。


BMW320Dツーリングと比較しますと、ロードノイズの少なさの点では、圧倒的にボクスターが上でした。ボクスター凄し！！　これだけでも素晴らしいですよね。スポーツカーがロードノイズの点でBMWの乗用車を上回っているのですから。相手は3シリーズですが。。。。（苦笑）。。。　


僕自身は、ボクスター購入後、ユイレーシング、南千葉サーキット、車楽人さんのスクール等でちょこちょこ練習を重ねて参りました。今では、ボクスターは自分の手足のように動きます。エンジン回転を合わせることも自然になってきました。体が反応します。足の裏が勝手に反応します。MT運転の喜びを脳味噌が飛び出るほど味わっております。MTにして本当に良かったと心の底から思っております。500％後悔無いです。逆にPDKであったら、ここまで人生変わったかどうかわからないです。ユイにも南千葉にも車楽人さんのスクールにも行っていなかったでしょう。


ドリフトも定常円旋回は何とかできるようになりました。大・中・小の渦巻きをしながらの定常円旋回もなんちゃって出来るようになりました。自分で円をコントロールしながら定常円旋回をする練習をしています。勿論、定常円旋回の次のステップである8の字ドリフトでは苦しんでおりますが。
流石に若い人の運動神経の良さ、反射神経の良さ、物覚えの早さには脱帽します（笑）。同じレベルで同じ早さで体得するのは厳しいものがあります。それをやる気と練習量でカバーしないといけないというお決まりのパターンですね！　できない言い訳をしても仕方無いので、気合、根性、やる気、練習でカバーしかないですよ。しかし、気合、やる気があっても、練習時間が確保できないのは厳しいです。これは大人ですから仕方が無いかと。。。。　ようやく、妻からもちょこちょこお許しが出始めたので、南千葉の朝練習だけやろうかと思っております。朝9時から12時までの3時間の練習をして、午後13時30分までに帰宅すると！　


練習はスカイラインGTターボ（ER34）で行っておりますが、最終的にはやはりボクスター981でガンガンやりたいです。腕を上げて、南千葉で事故らないようになれば、ボクスター981で練習をやろうと思っております（何年かかるかわかりませんが）。。。


いずれにしても、ボクスター購入前であれば、「絶対に有りえない、絶対にできない」ことを今は出来ているのですね。人間、その気になれば、「絶対に有りえない、絶対にできない」と思うことでもちょっとづつ出来るようになるのですね。勿論、レベルは相当に低いです。しかし、その低いレベルであっても、2年前は想像すらしていない高いレベルであったのです。2年前の自分では絶対に出来ないことを今は出来ているのです。


今後もスポーツドライビングは学んで行くつもりです。老化防止にこんなにいいことは無いと改めて思っています。男50歳、70歳を超えてもスポーツドライビングをガンガンに出来るように邁進して参ります。今後とも何卒よろしくお願い致します。


ボクスター981との生活で、仕事面はますますやる気が出て参りました。所有するにとどまらず、この車が持っている能力を100％使いこなせるための練習を、南千葉サーキット、車楽人さんのスクールで今後も継続して実施して参ります。


この生活を維持するために、仕事面ではますます気合を入れないといけませんよね。独立して11年が経過しました。その間、いろいろありました。大手企業からの下請け仕事で食いつないでいたのですが、先月から大手企業からの下請け仕事から一切手を引きました。これは妻からの命令に近いものがありました。


「あんた、いつまで大手の下請けやってんのよ。男ならば、大手に頼らず自力でやってみなさいよ。本当の企業家ならば下請けから手を完全に引きなさいよ」と。


僕はボクスター981を含めたスポーツ走行を楽しむ生活を維持するために、「安定路線」を強化しようと考えておりました。これまで以上に大手の下請け仕事を強化しようかと。


そう思っていた矢先でした。妻からの「大手企業の下請け仕事をゼロにしろ」と！！！！


「馬鹿野郎。それでも男なの！！！　情けない奴だ。自力で這い上がってみなさいよ。どんなに苦しくても自分の力で這い上がってみなさいよ。大手の傘下に入ろうなんて甘いこと考えるのやめなさいよ。大手の傘下に入ってもいらなくなればポイって捨てられるだけ。あんたは本当の苦しみをわかっていない。時間がかかっても、コツコツ自力で自分のテリトリーを育てていくことが大事。それこそ本当の企業家のやること。いいわね」


シ～ン。。。。　静寂感が漂いました。


そして、結論を出しました。


「分かった。大手企業の下請け仕事を辞めよう」と。。


言ってはみたものの、キツイですな～、これって。しかし、快感ではあります。


金も入ってこないけど、気持ちいい～。超気持ちいいですね～。


こんな感じで、闘いを開始しました。この先、どうなるかわかりません。大手からの安定受注がまるで無い闘いとなったのです。一歩先は闇。


危ないですね～、怖いですね～。しかし、男の闘いですね～。


今夜も酒が必要です。