2012年12月1日土曜日

16. 師匠のS氏、981型ボクスターで一般公道を激走

昨日、スポーツ走行の師匠であるS氏に981型ボクスターを約2時間激走して頂きました。師匠は私のスポーツ走行、ドリフト走行のインストラクターでもあり、我が社のスポーツ走行部の顧問になってもらっている方です。

玉川を出発し、第3京浜をぶっ飛ばし、横浜まで行って、帰ってきました。丸々2時間です。完全にフルオープンにしての走行です。

激走でした。一般公道ですよ。。。。師匠、参りましたよ!!!

一般公道でこれだけ激走したのは、久しぶりです。40をとうに超えた男2人がこれだけ一般公道で激走するとは何と........??? 第3京浜はスピードメーター上で時速178kmまで出しました。

以下、師匠のコメントです。


「時速178kmでも、う~ん、直進安定性は実にいいね~。まだまだ全然出るね~。イケるね~」

「高速コーナーを時速130kmで飛ばしても全く怖くない。ユーノスロードスターならばこのコーナーをこの速度で曲がると相当怖いんだけど、ボクスター981型は全く怖くないね」

「PASMは実にいいね~。つけて良かったと思うよ。乗り心地が以前のボクスターよりも全然良くなっている」

「コーナリングの際の回頭性が実に高い。ミッドシップが効いていると思う。グイグイ思った方向に曲がるから怖くないね~。時速40kmで直角コーナー曲がってもミシリとも言わないな~。ロードスターならばこの段階でリアが滑っているよ。この車でドリフトさせようと思ったら、相当に高い限界領域での話になるな~。攻め甲斐があるな~」

「慣らしの4000回転まででこれだけ面白いのだから、パワーバンドの領域でガンガン攻めたら、ものすごく面白いだろうね」

「右ハンドルのMTでもヒール&トウは全く問題無いな~。ブレーキにも、アクセルにも何の改造をすることなく、実に簡単にヒール&トウが出来てしまう。レイアウトとして全く問題無いな~」

「ヒール&トウの際の、エンジン回転の上り方が完璧だな~。実に回転が速く上がる。だからヒール&トウが簡単に出来てしまう。MINI Cooper Sの場合は、回転の上がり方がかったるいからヒール&トウがやりずらかったよ。ロードスターよりも回転の上がり方が全然速いね~。やはりスポーツカーだね。これはいい。大変にいい。」

「クラッチは多少重めだね。ロードスターよりも明らかに重い。でも、いい感じだね。スパスパ繋がるいい感じだ。ギアシフトのストロークもめちゃくちゃ短くはないが、実にいい感じでカチカチ入る。全く感触としては問題無いね~」

「エンジン音は最高だ。やる気にさせるいい音だ。皆、振り返るね~(笑)」

「実に運転しやすい。初めて攻めるのに、もう10年ぐらい前から運転しているような感覚だ。全く違和感が無いな~。これは凄いよ」


以上が師匠のコメントです。

同じボクスターであるとはとても思えないほど速かったです。腕の違いを見せつけられて、ただただ脱帽でした。慣らしの4000回転でこれだけ面白いのだから、慣らしが終わり、6000回転前後で攻めたら相当にエキサイティングだと思いました。

師匠曰く、「素のボクスターのMTで大正解。エンジンをフルで回すトレーニングになる。パワーの無いエンジンをフルで回し、エンジンの持っている能力を最大限に引き出すスキルは絶対に必要。これで練習しなさい」と。

師匠は最後に、「やっぱりポルシェのMTは最高だ。PDKだとどうしても瞬時の判断を自分でできないストレスがある。速さの問題ではなく、感覚の問題。自分の感覚を100%信じて、限界走行する際にやはりMTがストレスが無い。ここ一発の判断は自分の両手両足を信じて自分で実施したい。いつまでも元気でMT運転ができるようになりたいね」と。。。。

師匠はドクターであるので、アンチエイジングを目的とする私の気持ちもよ~くわかってくれます。

師匠、リスクをかえりみない一般公道での激走、本当に有難うございました!! 師匠の熱いハート、伝わりました!!! 心の底から感謝致します。

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