232. クルマ選びはようわからんです。新型コミュニケーションかな？

BMW320Dツーリングから528iへの買い替え契約寸前で、「やっぱり無しよ」となった後、何か拍子抜けする毎日です。そんな時、やっぱり、M3と911の情報収集に走る自分がいます（爆）。


新型M3にするか、911にするかという悩みですね。勿論、先立つものは無いですよ。でも、悩んでしまうんですよ。社用車として使うならば、絶対にM3です。これは間違いないです。4ドアセダンのスーパーぶっ飛びスポーツカーという世界に無いコンセプト。まさにオンリーワンで、これ以外に無いです。WRX STIは普通のスポーツカーでして、ぶっ飛びではないです。また試乗しても、「まあこんなもんかな」と不満は無かったですが、感動は無かったです。


新型M3の試乗では、「にゃ～るほど。おぼろいな、確かに。」と思いました。しかし、正直言えば、やはり911の方が「最高！！！！！」でした。これは出発点が、乗用車かスポーツカーかの違いだと思います。新型M3のエンジン音はどうしても好きになれなかったです。何かガソリンエンジンというよりも、電気モーターがぶ～ん、ぶ～んと回っているような音です。同行試乗した妻が、「アレっ、これ電気自動車なの？」って言ったぐらいですからね。妻曰く、「エンジン音がちょっと酷いわね～。ポルシェのエンジン音の方が全然カッコいいじゃない」と。


う～ん、女性にそう言われてしまうとキツイです。。。　女性にカッコいい音しているじゃないって言われないとやる気が出てこないですからね。僕はそういう男です。ボクスター981を乗っている時、ある知り合いの超美人の女性医師から、「あらっ、まあ～、何とカッコいい音なこと。」と褒められ、しばらくからまれた時の快感は男ならば想像できると思います。他にもキレイ系の女性からエンジン音、デザイン等をホメられた時の快感は癖になるほどです。結果的に、女性に褒められなければやる気にならないと思うのは、やはりクルマ世代なんでしょうね、僕は。


その意味では、M3はエンジン音にしても、デザインにしても、女性受けはしないです。911であれば、間違いなく女性受けします。勿論、受けるのは一瞬でいいのですね。乗っている人が僕であれば、受けは一瞬で終わるのは想定内です。一瞬でいいのですよ、ぼろが見えない内に立ち去ればよいのです。まあ、綺麗系の一般女性受けという点からしますと、911よりもボクスター981の方が100倍いいので、だからこそ、僕はこのクルマを手放せないのですね。正直、911では、ボクスター981よりも女性受けしないです。女性受けという点からしますと、経験者の僕が点数をつけますと、ボクスター981を100としますと、911が10ぐらいだと思います。その位、ボクスター981はインパクトがあります。但し、色にもよりますね。女性受けする色でないとダメです。白では受けません。ホイール等も大事ですね。


M3がもし女性受けするのであれば、間違いなくM3なんですが。。。　ここが悩みの種ですね。


もっと大きな悩みは先立つものですが、ここはまあ仕事頑張るしかないと。。。。　頑張りますね。。。


しかし、結果的にBMWの5シリーズはやめておきます。528を買う寸前まで来ていましたが、危ない所でした。頑張って、M3か911を社用車にしようと心に決めたのですね。勿論、女性受けするボクスター981は売り飛ばすことはしたくありません。社用車がM3か911であれば、「楽しいだろうな～」って夢は本当に広がります。


そんなことを言っていると、またまたあの鬼妻から横やりが入りました。


「あんたも随分とチンケな夢を持った男ね～、ダメな男ね～。」


そうです。僕はM3とか、911、ボクスター981で幸せになれる程度の男なのかもしれません。子供の頃からクルマが好きでした。これは間違いありません。大学を卒業したら、最初の年に911を購入しようと思っていたほどです。実際には、911ではありませんが、ボクスター981を購入するのに48歳までかかってしまいました。51歳になった今、ボクスター981に惚れ込んでいる自分がいますが、やはりどこかで911は持ちたいという気持ちは強いです。しかし、ボクスター981は手放すことは有り得ません。


先立つものがないっちゅうに、何故、こんなことで悩むのかですよね。。。。　
バカな僕です。


それにしても、安保問題にしろ、佐野氏問題にしろ、面白くない話題が多いですよね。佐野氏は本当に酷いな～って思います。僕は自分の仕事のポリシーとして、真似っこだけはしたくないといつも思っています。真似されることはあっても、真似はしたくないって常々思っています。実は、ここ数年、我が社の真似をする会社が相当数増えて来ています。勿論、面白い気持ちはしませんが、実は気持ちよくもあります。それだけ自分達がやっている事業が意味があるということだと思うからです。社会的に意味があり、事業として取り組む価値があるから皆が真似するのですよね。としますと、僕らは他社が追随できないほど頑張る必要があるのです。真似することが恐ろしく難しいか、追随がしんどくてバテテしまうか。。。　そこが差別化ポイントなんです。社会的に貢献している事業であることが大前提ではあります。


佐野氏の安直な仕事の仕方には本当にがっかりです。オリジナリティーを重視するデザインの仕事では絶対にあってはならないと思うのです。勉強するのが好きな優秀な人によくありがちなのですが、他社や他人の仕事をまずは徹底的に勉強する人がいます。「効率を上げる」ことが目的だと思います。その結果、必ずと言っていいほど、「似たもの」あるいは「そっくりなもの」が産まれていることが多いと思います。


僕はもともとが勉強が嫌いなので、他社や他人がやっていることを学習するというプロセスが好きではないです。プライドの問題もありますが、勉強することが嫌いなことが一番の理由です。その代わり、現場で求められていることは極めて真剣に調査します。そして、現場のニーズに応えるものを自分なりに考えて、設計し、産み出します。その際、他社のモノを勉強することは通常しないです。当然、出来上がったものは、他社のものとは全然違います。部分的には似ているところもあるでしょうが、基本骨格がそもそも全然違います。周辺部分の機能的な所は似ているものもありますが、基本骨格が違うのですから、オリジナリティが向上します。


佐野氏の場合、そもそも基本骨格をパクっていますよね。あれは最悪だと思います。基本骨格の部分が一番難しいと思うんですよ。そこをパくればあとの周辺部分はおまけみたいなものです。僕は佐野氏のような仕事をする人が一番嫌いですよ。結果的に、世の中の人、多くのクライアントに多大な迷惑をかけています。自分がパクりという楽な仕事をした結果がこれです。そして、言い訳、被害者づらのオンパレードとなるのですね。


最悪な仕事、絶対にしてはいけない仕事の典型例だと思います。


それと最近、思うことがあります。昔のブログで、若者がラインばかりやって、他人との直接のコミュニケーションをとらなくなってきていることを嘆きました。彼女の親に挨拶もせずに、ラインや携帯でこそこそとコミュニケーションを取り、親に会わずに彼女とやっちまうなんて、僕の時代には考えられなかったことだと。会社のコミュニケーションも目の前にいる人に口頭でコミュニケーションをとらずにメールで伝達をする等。真の意味でもコミュニケーションではないと怒ったことがありました。このままでは真のコミュニケーション能力が身につかないと危惧もしました。


最近、これがどうなんだろうって思うのですね。


顔を合わせずに、ラインだけで死ぬまでいいんじゃないかと思う時もあるほどです。実際、僕の会社の仕事では、殆どクライアントと顔を合わすことは無いです。新規取引時ですら、80％以上が顔合わせをせずに、メール、電話だけで行っております。実際に会ったことも無い人達とビジネスを展開し、売上の80％程度が一度も面談無しのクライアントです。僕自身がそんな感じであることが一体、何を意味するのかと。


さらに、会ったからと言って、決してよくもならないんですよ、これが。会ってますます良くなることも勿論ありますが、会ってしまったために逆にビジネスが始まらないということもあります。会わなければうまく行ったにもかかわらず、会ってしまったためにうまくいかなくなったと。


表面的なことしか知らなければ、うまく行ったのに、相手のいろいろなことがわかってしまうと、イヤな所も見えてきてしまい、うまく行かなくなったという事例ですね。


つまり、本当の信頼関係というのは勿論、直接の面談があり、直接に語り合い、作られるのでしょうが、世の中、本当の信頼関係まで構築しなくても、そこそこの信頼関係でも前に進められることもあると思います。100：0でなくとも、60：0でもいいんじゃないかと。そういう時は、ラインだけでのコミュニケーションでもいいんじゃないかと。直接会って、話合うと傷が深くなることもあります。それが致命的になって、決裂が深くなるということもあるでしょう。


人間、もともと全ての人間とうまく行くわけじゃないと思えてきました。相性が悪そうな人間とは、無理に100：0の勝負を打って出るのではなく、60：0ぐらいの信頼関係を構築すべく、ラインのみというやり方でもいいのではないかと。


人間生活のコミュニケーションの方法が根本から変わってくると。つまり、ラインにより、悪くなるのではなく、より良くなるのではないかと。従来のように、人間関係が根本から壊れてしまうというような状況がそもそも少なくなるのではないかと。。。。


周りを見ても、明らかに人間関係が何をしてもダメだという関係を見ますが、下手に信頼関係を構築しようと試みても、かえってさらに人間関係を壊してしまっている例があります。親子でもあります。友人、会社関連でもありますね。そういう時、直接会わずに、ラインのみ、メールのみで60：0の関係が維持出来ていれば、まだその方が価値があるんじゃないかと思うのですね。


ラインは世の中を壊すものではなく、新しいコミュニケーションとして、実は人間の健全な精神世界の構築に寄与するのではないかと思えてきました。僕も息詰まるような解雇をする際、ラインしかやらない人には直接に会うことなく、ラインだけで解雇を伝えました。直接会ったら、神経が壊れていたと思います。お互いがです。ラインにより、コミュニケーションで苦しいことは避けるというと、弱い人間を産み出してしまうと言われますが、そうではなく、コミュニケーションで苦しいことを避け続けることが出来ると考えれば、ストレスの重大な要因となっている人的コミュニケーションの程度を大分、弱めることが出来るという見方もあるのではないかと。


まだわかりませんが、少なくとも、僕の会社では、ITを駆使したコミュニケーションを今後も活用して参ります。ITに偏重したコミュニケーションを実は誰よりも実践し、売上の80％を会ったことも無い顧客から上げている自分こそが、僕が非難している人間そのものじゃないかと思った次第です。


ただし、女性の肌の感触、臭いは別モノですので、ここは譲れないのは従来通りです。ここはITは有り得ません。徹底的な生志向を今後も貫きます。


きっと、ボクスター981に同じことを感じてます。女性の肌のぬくもり、すべすべ感、臭いは脳ミソをフル回転して感じていますよね。だから、男にとって女は永遠の夢なんですね。ボクスター981もそれを感じさせるのですね。人間の感性に強烈に訴えてくるのです。WRX STIには感じなかったです。正直、新型M3にすら感じなかったです。エンジン音が生きているものに感じなかったからです。ボクスター981に生きているもの、生身のもの、躍動しているもの、エッチなもの、艶めかしいものを感じるのです。「一発やりたいキレイな女」みたいなものです。だからこそ、手放すことが出来ないのですね。


仕事に戻ります。どうも仕事を深夜にやる癖があり、今はどちらかと言えば自由時間なんですよ～。仕事の前に飯にしますね。その後、仕事に戻ります。しかもゆっくりと。。。