227. ボクスター981、3年車検間近

2012年11月にボクスター981の素のMTを購入して約3年近く経過しました。本当に早いものですね～。あと少しで3年車検となります。マフラーを交換しているので、車検通過が厳しいので、ちょっと対策しないといけないですね。。。


ボクスター981を購入するまでスポーツ走行のスの字も意識していなかった僕が、購入を契機に、ユイレーシングスクールから始まり、南千葉サーキットにお世話になるようになりました。そして人生が劇的に変わってしまったのです。子供の頃に好きだったスポーツカーを大人になって本気で好きになったのです。スポーツ走行が何なのか、ドリフト走行が何なのかと言うことも学び始めました。首都高速で嬉しがって大きな激突事故も経験しました。これには泣きました。しかし、ある意味、本当にいい経験したなって思います。事故りましたが、悔いは無いです。事故る人の気持ちも大変によくわかるようになりました。。。。そして、二度とこのような悲惨なことを起こさないように自分をマネジメントすることも意識するようになりました。仕事と同じですよね！　失敗から学ぶという。。。


ボクスター981を購入した時は、48歳でしたが、もう51歳になりました。髪の毛にも白いものが目立つようになりました。寂しいものですね。可愛い女の子を助手席に乗せてクルマを運転したいという気持ちも殆ど無くなりました（笑）。換言すれば、力が抜けて来ました（笑）。


但し、南千葉サーキットで走りたいという気持ちは無くなりません。強まることはあっても弱まることは無いです。スケジュールが合わないこと、妻の許可が下りないことで行けてないだけです。この条件が合えば、朝6時には出発するだけの気持ちは充分過ぎるぐらいにあります。


仕事の方は、大手企業からの下請け仕事はゼロになりました。39歳で独立直後は、大手企業の下請け仕事でほぼ100％、日々、大手企業の接待の連続でした。酒、ゴルフ、カラオケ、女の毎日でした。今では、大手企業からの下請け仕事はゼロです。従って、接待はゼロです。今、接待しているのは妻ですよ（苦笑）。何しろ、今の僕があるのは妻のお蔭ですからね。妻も言いますよ。「お前、誰の支援でここまで来たと思っているの？　私の支援が無ければとっくに会社潰れているよ」と。


一般のサラリーマンにはなかなかわかりずらいかもしれませんが、会社経営の場合は、多くは奥さんが苦労し過ぎて体壊す人が多いです。僕の場合も、妻にはかなりのハードワークをしてもらっています。資金繰りも厳しい時は、妻の預金通帳からガンガンお金が飛んで行きました。今でも、妻への借金は積もり積もって数千万円規模ですよ。まだ全然返済出来ていません。大学卒業してから妻がシコシコ貯めてきたお金を事業で、大分、使い込んでしまいました。その他、僕が詐欺師に騙された時、妻が穴埋めしてくれました。事業経営の場合、お金が湯水のように飛んで行くリスクがありますので、それをどう食い止めるかが重要です。サラリーマンで独立して最初に失敗するのが資金繰りですし、僕の前職の先輩も資金繰りで失敗して、残念なことに命まで無くなってしまいました。


日々のコストをどう削減するか。。。　ここは非常に重要なテーマです。弊社の場合、電気・ガス・水道代の削減、通信費用の削減は勿論、会計業務コストの削減も徹底して来ました。通勤費用、終電後のタクシー費用がかさんでいたので、これも会社から徒歩数分の距離に自宅をかまえ、削減しました。通勤費用、ホテル代だけで、1カ月に15万円近く削減しました。接待・交際費用の削減、アルバイト社員・契約社員の体制見直し、その他もろもろを大幅に見直しです。事務所の電気は、殆ど半分以上消えています。初めて来た人は暗いので驚く人多いですよ。天井の蛍光灯も半分は取りはずされていますからね（苦笑）。生命保険、傷害保険等も全てを見直し、今は無保険としました。貯金していた方がお得であると判断したのです。建物の火災保険、地震保険、クルマの自動車保険だけでしょうか。それと、事務所には最近、SECOMを入れました。事務所内の金庫には投資をしました。投資といっても約30万円ぐらいの金庫です。ここに超重要なモノをまとめて保管するようにしました。SECOMの金庫は凄いです。重さにして250kgあり、1.5メートル四方の金属板の上に金庫を直付けし、その板をさらに床に直付けします。盗むのはまず難しいですし、金庫を破壊することは非常に厳しいです。建物崩壊用のドリルで約4時間以上かかるようです。建物が崩壊しても、金庫だけ生き残るような頑強なもので、火災の時も相当時間耐えることが出来ます。それだけの金庫ですが、費用は30万円とは僕は相当に安価だと思いました。


義理オヤジの実家が空き巣にメチャクチャにされた経験を活かしました。空き巣以外にも、火事、地震での建物崩壊等にもそこそこ耐えられる金庫ですね。


会社運営では、今のところ、余分な贅肉は何も無い状況です。あるとすると、クルマぐらいですよ（爆笑）。。。　しかし、これは僕のやる気の源ですので、ここを無くしてしまえば、会社も無くなるというストーリーです。普通のサラリーマンから見ますと、「おいおい、クルマなんて乗ってないで売っちまえよ」ってことになると思います。実際、オフクロからは、「ポルシェなんて必要無いんだから売りなさいよ。それより老後に蓄えておいた方がいいわよ。どうしてポルシェ乗るの？」っていつも言われますよ。


僕はこういうコメントが一番嫌いなんですよ。会社経営ってかなり神経的に厳しいです。資金繰りに追われ、倒産のリスクもあります。2日以上の休暇が取れることはほぼ無いです。僕の場合は、お盆休みも無いですし、土曜日にゆっくり休むことはできません。あるとしたら、年末31日～年始3日までの4日間だけです。そういう状況を乗り越えるためには、ストレス発散も必要です。僕の場合は、南千葉で走ったり、ギターを弾いたり、酒を飲んだりって感じです。ボクスターも非常に重要です。ボクスターを取り上げられた場合は、泣くでしょう。こんな気持ちですね。


勿論、本当に会社経営が厳しくなれば、クルマは全部売るでしょう。それは覚悟しています。しかし、大好きなクルマライフを維持できるように、必死で頑張ります。オフクロは、クルマを売って、必死で頑張れっていうけど、今の所、それは出来ないです。。。。　そこまで大人になり切れないです。。。


夏も終わりに近づいてきました。大好きな夏の高校野球も終わりました。今年の高校野球は面白かったです。優秀な選手がたくさんいました。清宮くんには期待したいですね。僕は個人的には彼らのスイングが好きです。コンパクトでスイング軌道が小さいので、カットボールやツーシームにも対応できる大リーグ向きでしょう。日本の野球ですと、スイング軌道が大きく、体重移動を思い切り使う、つまり、体全体を大きく使う堂々としたスイングを教え込まれます。中村のりが一番の見本です。しかし、そういった大きなスイングは飛距離は伸びますが、大リーグでのカットボールやツーシームのように手前で鋭く曲がる球には対応が厳しくなります。日本の打者が大リーグで打てないのはそこだと思います。ボンズも、ジーターも皆、スイング軌道は小さいですし、投手方向の足は殆ど上げていないです。つまり、体重移動を使っている余裕が無いのが、大リーグですね。清宮のスイングはもう大リーグを意識したものです。飛距離が出にくい、コンパクトスイングで、HRを打っていましたので、そこが凄いと思いました。


最近の子供はキャッチボールをしないってよく言われます。お父さんが野球経験が乏しく、子供とキャッチボールをしないのは日本の野球の将来が不安ですよ。僕は暇があれば、オヤジとキャッチボールをしていました。オヤジは社会人野球もそこそこやっていたので、球速もあり、本当に鍛えられましたよ。小学校2～3年生で、急速で120～125kmぐらいあるオヤジの豪速球のキャッチャーをやり続けていたのですからね。当時は毎日が野球漬けでした。横浜高校のすぐに近くに住んでいたので、頻繁に横浜高校の練習を見に行っていましたよ。渡辺監督は凄い憧れでした。小学校の頃、横浜のリトルに入っていて、直球の他、カーブ、スライダー、ナックルを投げていました。打撃の方は全然ダメでした。練習もしていなかったです。ピッチャー上がりなので、ゴルフは飛距離が出ました。野球選手でもピッチャー上がりの人の方が、バッターよりも飛ばすようです。得意としていた飛距離も最近は衰えが目立ちます。本当に飛ばなくなりました。昔は高校野球出身者と同じ飛距離であったのですが、最近では、全く歯が立ちません。50歳を超えると、本当にいろいろな所で老いが出てきますね～。ゴルフはもともと小技が下手糞であったので、飛距離だけで勝負してきたので、その飛距離がダメになってしまったので、スコアが出ません。昔は、ドライバーの後は、PWか9番でした。今は、ドライバーの後は、7番アイアンか6番アイアンですよ。これではスコアが出るわけないです。90～95であったスコアが、今では、105前後です。先日は、OB出しまくりで115を出してしまいました。良くても100をギリギリ切る程度です。ドラコンコンテストで優勝なんて絶対に出来ない状態です。


日本のサッカーは今はヤバい状況ですね。W杯に出るのも厳しいか？？　中国も相当に強くなってきました。


それはそうと、最近、中国でのビジネスの展開を検討し、進め始めました。その関係で、1人の富裕層とたまたま知り合いました。年齢は35歳の男性です。富裕層と言っても、日本の富裕層とはレベルが違いました。ランボルギーニを5台、フェラーリを5台、ポルシェの911GT3RS等を数台保有していました。本当にこの人、大丈夫かなって思いました。日本ではこんな人いませんよね。オヤジが大金持ちの実業家ですが、僕は親の教育がおかしいんじゃないかと真面目に思いました。ここまで高級車を買い与えるのは本当におかしいですよ。中国の急成長と言いますが、これで本当に中国がまともになるのかって思いました。


しかし、中国人に言わせると全く回答が違うのですね。「何がいけないのですか。一生懸命に働けば、僕らもランボルギーニやフェラーリが持てるんです。頑張って大金持ちになって、僕らも高級車を何台も持ちたいです」と。


なるほど！　と思いました。非難しているのは僕のヒガミ根性なわけで、中国の若者は憧れて、必死で勉強して、必死で働いているのだと。中国の若者は言いました。「はっきり言って、日本人の々若者の数倍以上は勉強しています。勿論、創造性とか独創性を育てる勉強ではなく、詰め込み教育です。しかし、中国の多くの若者が必死で勉強しているのは事実です。彼らの内、さらにもっと頑張る人間が、成功して、高級車を何台も保有できるようになるのです。それの何がいけないんですか」


彼らは言います。「ノーベル賞を取るような長期的な研究は中国では向いていないです。しかし、短期のビジネスでは中国でも太刀打ちできます。ビジネスは長期で育てていかないといけないものもありますが、短期の積み重ねで勝負できるものもあります。中国では短期決戦のビジネスで大儲けする人が相当数いるのです。僕らも、大金持ちになれるように必死で頑張ります」と。


ガンバレ、中国の若者よ。僕はそう思いました。弊社で働く中国の若者もいます。本当に頑張る奴です。日本の若者よりも遥かに働きますよ。


ビジネスもサッカーも中国にかなわなくなる日が近いと思いました。次のW杯では、日本は中国に負けて本戦に参加出来ないと僕は思っています。中国のやる気は凄いです。


仕事に戻りますね。