2012年11月19日月曜日

3. あり得ないことが起こった(PartⅡ)

2012年5月の妻のリアクションで全てが変わりました。

何と、ボクスター購入の許可が数秒で下されました。

妻のコメントは次の通りでした。

「あなたは男50才手前まで来ている。ここらへんでちょっと息を抜き、楽しむことも覚えろ。仕事、仕事の毎日でもキツイだろう。買うならば徹底的に目立つものを買え。そして楽しめ」と。。。。

そしてある言葉が来ました。「ポルシェのMTは運転できるの!」と。。。。。

エっ! MT??? 

大学卒業後に最初に買った車がシビックのスポーツタイプのMTでした。確かにそこで数年は峠で我流で遊んでいたことがありましたが、その後はずっとATでした。もう、かれこれMTは20年以上は触ったこともありません。

妻曰く、「スポーツカー乗るんだから、MTが当たり前でしょ。ATで乗るならばスポーツカー乗るのやめなさいよ。あんたはそのへんのところがトンチンカンなんだよね。ださいな~。意味が無いことするのやめなよ」と。。。。

その瞬間から、ボクスターのMTが果たして乗れるのかと不安な気持ちになりました。自家用車はランクル100でこれはATです。会社で乗っている車もプリウスですので、当然ATです。

いきなりポルシェのMTが果たして運転できるのか! 許可をもらって嬉しい反面、MTでなければダメという妻の反応。そうです、妻は実は体育会系なのです。「ポルシェ→スポーツカー→スポーツ走行→MT運転が当たり前」という簡単な思考経路です。妻は難しいことを考えるタイプではありません。

この瞬間から、男48才にしてMT運転再開の歴史が始まったのです。

ここでまた信じられないこと、あり得ないことが起こりました。
妻のリアクションのパートⅡです。

「そう言えば、社用のプリウスの車検はいつだったかね?」
「プリウスは乗り心地は悪い。燃費だけの車だ。見切りも悪い。社用車を何か替えてもいいので検討しなさい」と。。。。

「わかりました。有難うございます」と返事をしました。

そうか、折角、チャンスをもらったので、ここで社用車をMTにして、ボクスターMT購入の前の練習にしようと決心しました。

そこで、会社横のスバルに飛び込みました。WRX STIというラリー車のMT車を購入しようと見積もりをもらい、セールス担当と話をしました。彼曰く、「お客様、営業車でMTはお薦めしません。ATをお薦めします」との返事です。

「ある事情があり、MTの営業車を乗りたいのです。MTの運転技術を身に着けて元気になりたいのです」と説明しました。しかし、営業担当者は「やはりお客様にはATをお薦めします。納期もATならば決算でもあるので早いし、お安くします。MTだと決算に間に合わないので安くもできません」との返事。

これでスバル車を購入する意欲が失せてしまいました。

悩んでいるところに、妻が「MINI Cooperって車面白いね」と言ってきました。「ボクシングの亀田が乗っているんだって。怖い顔をして可愛い車乗ってるから意外だね」と。

閃きました。「MINI CooperのMTだ!」

妻に言いました。「社用車をプリウスからMINIのMTに変更させてくれ」と訴えました。

妻の意外な返事PartⅡが来ました。「あら! 亀田が乗っているって言っただけよ。でもいいんじゃないの」

HPでMINIのことを調べました。スポーツタイプのMINI Cooper Sにしようと決めました。江東区のMINIのディーラーに早速行きました。実車も見ました。営業のS氏はとてもざっくばらんでした。何と亀田の担当でもありました。数日後に妻と一緒に行き、一挙に契約となりました。

以下の通りです。

モデル名: MINI Cooper S(右ハンドル、MT仕様)
エンジン馬力: 184馬力
納期:発注後3カ月

5月初旬に社用車としてMINI Cooper Sを注文しました。試乗をすることも無く、一発注文しました。試乗などもうどうでもいい気持ちでした。こころはボクスターのMTに乗れるかどうかだけでした。

ボクスター購入の前にこれでMTを練習することになりました。

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